こんにちは、なりなりです(^ ^)
「ちょっと良い自転車を買おうと思うんだけど、お勧めは?」と聞かれたら、僕なら迷うことなく「そりゃ間違いなく、BROMPTON(ブロンプトン)だよ!」と答えますというお話です。
結論から言うと、その中でもM6Rというモデルがおすすめです。
僕はこれまで25年ほど
- マウンテンバイク(TREKの車名忘れた)
- 折りたたみ自転車(BD-1)
- グラベルロード(GIANT REVOLT 1)
- クロスバイク(GIANT ESCAPE R3)
- 折りたたみ自転車(birdy)
- 折りたたみ自転車(BROMPTON、現所有)
- 折りたたみe-BIKE(Tern Vektron S10、最近購入)
- 折りたたみe-BIKE(BESV PSF1、奥様所有)
と様々な自転車に乗ってきました。
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折りたたみe-BIKEなら、我が家でも所有しているVektron S10かBESV PSF1だろうというのは有るのですが、もう手放すことは無いだろうし、10年過ぎて耐久的に厳しくなったら、また買うかもなと思う、お勧めの自転車がBROMPTONです。
基本的に僕が折りたたみ自転車を好きなのは
- 室内保管スペースを取らず、玄関にでも置ける
- 輪行も車載も楽
という理由からです。
ロードバイクでも輪行はできますが、分解と展開は結構大変ですし、電車では先頭か最後尾の車両に乗って、基本的に自転車の脇に立っていなくてはいけませんから面倒で、一度しかしませんでした。
こちらが僕のBROMPTON
- 購入時はブラックエディションのブラックラッカー、M6R
- ハンドルはMini Pに変更
- MULTI-Sのキックスタンド、純正ライトのVolt400XC セットとRAPID mini セット取り付け
という構成です。
現在、ブラックラッカーはレギュレーモデルのみに設定されており、当時はレギュラーモデル用だったフレイムラッカーがブラックエディション用になっています。
現行のブラックエディションはフレームラッカーも含めてフォークがブラックなのに対して、このモデルだけがフォークもブラックラッカーとなっています。
それでは、BROMPTONのラインナップや魅力、欠点などをご紹介していきます。
BROMPTONってどんな自転車?
ABOUT BROMPTON | BROMPTON(ブロンプトン)
BROMPTONの公式サイトには
ブロンプトンは、1975年にブロンプトン教会の見える創業者アンドリュー・リッチー氏の自宅で設計が始まりました。今でも全てのブロンプトンがイギリス・ロンドンの工場で熟練した職人達の手作業によって作られています。初めてデザインが世に出てから、基本的な設計は変わっていません。しかし、構成するパーツは更なる安全性、使いやすさを求めて常に進化を続けています。
とされており、品質には自信がある様です。過去には台湾生産品もありましたが、現在は全てイギリス工場で生産されています。
但し、ショップによると組み上がり品質は必ずしも良くないので、一度バラして再整備してから納品しているそうですから、出来れば通販や量販ショップではなく、専門店での購入がお勧めです。
では早速、2021年5月時点のBROMPTONラインナップからご紹介します。
BROMPTONは毎年10月〜11月に翌年モデルが発表されるのですが、基本的には色展開のみの変更となります。
何年かに一度、S6Rが無くなったり、Pハンドルが無くなったり復活したり、ブレーキやシフターが変更になったりというマイナーチェンジが行われますが、フレーム変更に至るのは10年以上の周期となります。
昔はブレーキレバーがチャチでしなってしまうため、ブレーキの効きが悪いとの声も多かったのですが、現在のモデルは問題無し。キャリパーブレーキですが制動能力として十分です。
僕はチェーンリングを40Tに変更することを推奨していますが、標準は50T、純正オプションで44Tと54Tが用意されています。
モデル別
レギュラー
https://bromptonbicycle.jp/bikes/regular-model/https://bromptonbicycle.jp/bikes/regular-model/
多くの人が購入するのがこちらで、毎年10月か11月に翌年モデルが発表されます。通年で生産されていますが、コロナ禍の今、納期は延びがちです。
現在9色展開となっていて



ブラック、レーシンググリーン/ブラック、ハウスレッド/ブラック



レーシンググリーン、ハウスレッド、テンペストブルー



オレンジ、クラウドブルー、ブラックラッカーが有ります。
ブラック、レーシンググリーン/ブラック、レーシンググリーン、テンペストブルーはこのところの定番カラーとなっており、レーシンググリーン/ブラックはBROMPTONのイメージカラーと言えます。
ハウスレッドは今年の新色で黒味がかった赤、オレンジはブラックエディションと同じ、クラウドブルーはグレイがかった水色の新色、ブラックラッカーは去年まではブラックエディションの人気色でした。
折りたたむとH58 × W58.5 × D27cmの超小型になり、タイヤを小さくしない限り、これ以上の小型化は無理でしょう。でも、それなりの距離を走るには16インチが下限で、14インチになると乗り心地やスピードの出しやすさに限界があるため街乗りにしか使えません。
輪行だけを考えて14インチ以下にするのは有りですが、輪行にはBROMPTONの折りたたみサイズでも十分に小さいです。


ハンドルはゆったりポジションのMハンドル、スポーティなSハンドルの2種類


泥除けのみのLタイプとリアキャリア付きのRタイプ
ギアは外装2段変速、内装3段変速、外装2段+内装3段の6段変速の3タイプがあります。
ハンドルとリアキャリア有無、変速機の組み合わせで




タイプ | 価格 | 重量 |
---|---|---|
M3L | 20万9,000円 | 11.70kg |
M6L | 22万円 | 11.88kg |
M6R | 23万6,500円 | 12.27kg |
S2L | 21万4,500円 | 10.95kg |
S6L | 22万5,500円 | 11.68 kg |
5タイプが用意されており、ブラックラッカーのみプレミアムカラーとなっていて3万3,000円高となります。
悩ましいのは数年前までは有ったS6Rが無くなってしまったことですが、ブラックラッカー以外のノーマルカラーであれば、後述するバイクビルダーでオーダーメイド生産可能です。
スーパーライトモデル
https://bromptonbicycle.jp/bikes/superlight-model/https://bromptonbicycle.jp/bikes/superlight-model/
スーパーライトという名前ですが
- フロントフォーク、リアフレーム、前後泥除けステー:チタン
- ヘッドパーツ:アルミ
とすることで800g軽くしているに過ぎません。
タイプ | 価格 | 重量 |
---|---|---|
M3L-X | 31万9,000円 | 10.59kg |
M6L-X | 33万円 | 10.77kg |
S2L-X | 32万4,500円 | 9.84kg |
S6L-X | 33万5,500円 | 10.57kg |
プレミアムカラーは3万3,000円高。
800gの軽量化に11万円支払えるか…
お金が有り余っている方向けだと思います。
こちらは受注生産では有りませんが在庫は潤沢ではありません。高額品につき、あまり売れていないためだと思われます。
ブラックエディション
毎年10月〜11月にかけて発売されます。限定生産品のため早期に売り切れとなることが多いですが、初回出荷分で販売終了という訳ではなく、2ndロットも入荷しますので、欲しい場合はショップに相談、予約するといいです。
全体的にブラックパーツがあしらわれているため引き締まった印象となりますが、それだけと言えばそれだけ。レビュラーとの違いは色合いだけです。
色は4色で


定番の真っ黒けブラック、去年からある鮮やかなロケットレッド


売れ残りを見かける割には定番となっているビアンキカラーのターキッシュグリーン、去年までレギュラーモデルで使われていたメタリックオレンジのフレームラッカーが有ります。
- M2L 22万5,500円
- M6L 23万6,500円
- M6R 24万7,500円
- S2L 23万1,000円
- S6L 24万2,000円
となっており、レギュラーより1万6,500円高く、プレミアムカラーのフレームラッカーは更に3万3,000円高いので、ブラックエディションのプレミアムカラーは、レギュラーのノーマルカラーより4万6,500円高くなります。
レギュラーかブラックかは完全にお好み。
1万6,500円払って好きな色のモデルを手に入れるのは全然有りだと思います。実際、毎年、ブラックエディションは早期に売り切れになることが多いです。
バイクビルダー
BIKE BUILDER | BROMPTON(ブロンプトン)
つい最近まで「B-SPOKE」と呼ばれていたオーダーメイドが、今は「バイクビルダー」という名前に変わっている様です。
- 今は恐らくコロナ禍のため受注停止(通常時も常時受け付けてはいない)
- 納期は2〜3ヶ月
- ブラックエディションは非対応
- メインフレーム、リアフレーム、フォークの色を個別に指定できるがプレミアムカラーは同一色のみ
- キャリア・フェンダー無し(Eタイプ)、フェンダーのみ(Lタイプ)、キャリア付き(Rタイプ)指定可能
- Mハンドル、Sハンドル指定可能
- 変速機無し、2速、3速、6速指定可能
となっており、標準では用意されていないS6Rや、フェンダー無しで最もスポーティなS6Eなども指定可能です。LからRへの変更でも、リアキャリアオプションの費用が追加となり、Lは専用のフェンダーが付属しているため、L用のフェンダーが無駄になりますが、バイクビルダーなら無駄な費用もパーツも生じません。
発注時期が限られることと、限定生産のブラックエディションが選択できないのが欠点です。
結局、ブラックエディションのS6Rを購入することは出来ないので、S6Lを購入してリアキャリアを別途取り付けるしかありませんが、今時はメルカリなどで不要パーツをそれなりの価格で売却することは簡単なので、ある程度のお金は回収できます。
限定モデル
不定期に発売されて、全世界で1,000台程度、国内に100台程度、各ショップに数台しか回ってこないレアモデルです。今のところ2021年モデルの発表がありませんが、昨年からのコロナ禍の影響でレギュラーの入荷も滞っていますから、限定モデルどころでは無い気がします。
http://www.mizutanibike.co.jp/?news=chpt3_v3http://www.mizutanibike.co.jp/?news=chpt3_v3
2020年のCHPT3 V3です。
CHPT3(チャプター3)は毎回大人気で、発表直後に予約で売り切れてしまいます。V3は3世代目のCHPT3ということで、このモデルは最もスポーティなS6Eです。
Eタイプの注意点として、折り畳んでお座りした状態で斜めに傾いてしまうために安定感が今ひとつなことが有ります。これは、サードパーティのオプションを使ったり、どう足掻いても本質的には改善しませんから、折りたたんだ状態での安定感というBROMPTONの良さが一つ消えてしまいます。
BROMPTON 限定モデル Explore Edition販売決定! - ローロ 関東3店舗Blog
2019年はExplore Edition、これは旅がテーマ。モスグリーンが渋く、アドベンチャー感を醸し出します。
シートがトカゲの革の様で、全体的にカメレオンっぽいです。
M6EとM6Rが用意されていましたが、アドベンチャーにはRの方が合います。Eの方がスポーティですが、水溜りで気を使いますから。チェーンリングは純正の44Tに変更されていました。
僕は丁度購入時期にリリースされたので悩みましたが、シートが非標準品で純正のテールランプ、RAPID mini が取り付けられないこと、僕には不要なオプション品が多かったため購入しませんでした。
現在の純正28Lバッグの原型になったグリーンのバッグはカッコいいし、今の純正品よりポケットの開け閉めが簡単なのは惹かれました。
http://www.mizutanibike.co.jp/?news=%E3%80%90bromton%E3%80%91%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%80%8C20-years-in-asia%E3%80%8D2%E6%9C%88http://www.mizutanibike.co.jp/?news=%E3%80%90bromton%E3%80%91%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%80%8C20-years-in-asia%E3%80%8D2%E6%9C%88
こちらは2019年の20 YEARS IN ASIA、すれ違った人が振り返ること間違い無しのゴールドラッカー色です。
金ピカの自転車ってどうなの?と思う方も多いでしょうが、実物を見ましたが、下地が透けるラッカー色なので、黒味がかった渋めの金色でカッコ良かったです。
ガンダム好きなら、百式だと思えば尚更です。
限定モデルといっても基本的に異なるのは塗装色のみですが、こう見ると、ブラックエディション含めて限定生産モデルは全てブラックパーツですね。BROMPTONに限らず、大抵の自転車はブラックパーツの方が高級感が出ますから。
BROMPTONは高額な折りたたみ自転車の中では恐らく最も人気があり、Y's Roadなどの量販店でも取り扱われていますし、多摩サイを長距離走ると一日に一度や二度はすれ違いますが、限定モデルは勿論、ブラックエディションと出会ったことも無いです。
限定モデルは、恐らくBROMPTON乗りが集まるイベントに行かなければ一生出会わないくらいのレアモデルですし、付属品を考慮すれば、そこまで高額でも無いので、気に入ったら即買いです。
少なくとも実質的に特段の効果が無く見た目も違いが分からないスーパーライトより、インパクトのある限定モデルの方が価値が有ると思います。
おすすめのモデル
まず、変速機に関しては、2速と3速と6速は1万円程度しか変わらず、重量もほぼ同じなので、2速や3速を選ぶ理由は無く、間違いなく6速を選ぶべきです。
その上でチェーンリングは40Tに変更するのがおすすめ。
SハンドルはMハンドルよりステムが長いことも要注意で、Mハンドルが後から様々なハンドルに変更して、何ならSハンドルよりスポーティに変更できますが、Sハンドルはこれ以上高さを下げられないし、上げるにも折りたたみ時に地面に接触する恐れがあるため制約が有ります。
BROMPTON M6RをMini Pハンドル化しました! - なりなり日記
僕のお勧めはMハンドルで購入してからMini Pハンドル化することです。これによって、普段はゆったりポジション、先の見通せる安全な場所や上り坂、向かい風時には下ハンドル(ブレーキは上ハンドルのみ)を握って加速することが出来ます。
常にスポーティに走りたければSハンドルとなります。
数年前まではSハンドルに取り付け可能なフロントバッグに制約がありましたが、今は全ての純正バッグがS、Mに関係なく取り付け可能です。
泥除けのみのLタイプより、リアキャリア付きのRタイプの方が、お座りで停める時の安定性が高いですし、ピクニックや買い物で荷物を積めるのでBROMPTONの汎用性が高まります。
サードパーティからキックスタンドが出ていますが、これは微妙。
荷物を積んでいれば間違いなく倒れてしまいますし、そうでなくても風やちょっとした振動で倒れてしまいますから、お座りしない状態で一瞬離れて記念撮影する程度にしか使えません。でも、そういう時は立てかける場所を探したほうが安心かもしれません。
僕は購入直後に箱根に出かけた際、記念写真の撮影中に強風に煽られて倒れるBROMPTONをダッシュしてギリ受け止めたことがあります。それ以来、スタンドを一切信用していないので倒れたこはありません。
キックスタンドなんて飾りです。
以前は10万円程度しましたが、今は4万円程度で手に入るハブダイナモも一考の価値ありです。バッテリーではなくホイールに仕込まれたダイナモで発電するため、必要な時に限ってバッテリー切れという心配が有りません。
バッテリー式のフロントライトとリアライトを購入しても 2万円弱行きますから、2万円の追加でバッテリー切れの心配も充電の手間も無くなると考えれば高くは有りませんし、通勤などで夜走る頻度が高い人には必須アイテムです。
ハブダイナモは、今時のちゃんとしたママチャリには大抵装備されているので、ご存知の方も多いでしょう。
ハブダイナモを取り付けた直後はライトオフでも減速が気になったのですが、慣れれば問題無しです。テニス部の練習帰りは日が暮れていますし、夕方の買い物でも安心ですから。夕暮れ時に乗るのに不安が無くなりました。
色はお好みで。
女性受けしそうなオレンジ、多くの人に好まれそうなクラウドブルー、定番のブラック、レーシンググリーン、テンペストブルー、渋くてかっこいいブラックラッカーやフレイムラッカーなど、多過ぎて悩むくらいです。
赤ならハウスレッドよりロケットレッドの方がカッコいいのではないでしょうか。
僕的にはレーシンググリーン/ブラックは、ブラックエディションにした方がカッコいいと思うのですが、出ませんね。ターキッシュグリーンは廃盤にして、代わりに出したら良いのに。
ハウスレッド/ブラックもそう思っていたらロケットレッドが出ました。
限定モデルを考えるともうキリがなくなりますから、それは、運命ですね。
買おうと思った時や悩んでいる時にお気に入りの限定モデルがリリースされたなら、速攻買いしてください。迷ったら負けで、二度と買えないでしょう。
僕が今買うなら、レギュラーのブラックラッカーかブラックエディションのフレイムラッカーかで悩みます。
夫婦でブラックラッカーとロケットレッドに乗って走る姿も想像しちゃいます(^^)
購入当時はレギュラーがフレイムラッカー、ブラックエディションがブラックラッカーでしたが、これが入れ替わることによって、フレイムラッカーは渋みが入り、ブラックラッカーは少し明るさが入って丁度良くなったと思います。
僕のブラックラッカーも慣れましたが、受け取り直後は「何か暗いし写真写り悪いな」と感じました。
但し、BROMPTONも値上げされて結構高額になっており、
- レギュラーのブラックラッカー M6Rが26万9,500円
- ブラックエディションのフレイムラッカー M6Rは28万500円
となりますから、ブラックラッカーで良いかな。
明るい色が良ければクラウドブルーやオレンジがお勧めでM6Rは24万7,500円、これにハブダイナモを付ける方が賢い選択かもしれません。
写真写りは重要です。
出先の綺麗な景色をバックにお気に入りの自転車の写真を撮るのは、サイクリングの楽しみの一つですから。
BROMPTONの魅力
折りたたみが超簡単
BROMPTON(ブロンプトン) 折り畳みと展開の仕方 - YouTube
こちらを見ていただくと分かると思いますが、折りたたみ自転車の中でも最も簡単で気を使わないのがBROMPTONです。
唯一気を使うのが左ペダルの折りたたみ、展開タイミングです。
リアフレームを折り畳む前にペダルを畳んではいけない、リアフレーム展開前にペダルを展開しなくてはいかない、これだけです。これを守らないとペダルがフレームにぶつかって傷つけてしまいます。
ほぼ全ての折りたたみ自転車はクランクの角度とギアの位置(何速に入れておけとか)を指定通りにする必要があり、これが間違っていると折り畳めませんが、BROMPTONは気にする必要が有りません。チェーンが脱落することもペダルの脱着の必要も無いので全く手が汚れません。
他の折りたたみ自転車では、結局、折りたたんだことが無いということも結構ある様ですが、BROMPTONは折りたたみも展開も楽々なので、折り畳まない人は居ないでしょう。
勢いよく折り畳めば10秒でも可能で、そういった動画も見られますが、20秒あれば普通に折りたたみも展開も出来ますし、慣れないうちでも30秒で出来ます。
BROMPTONに乗って家に帰ったら玄関前で折りたたんで室内に持ち込む。保管場所から手で持って玄関を出て展開して出かけるという繰り返しが全く苦にならないです。
僕のBROMPTONは玄関ではなく室内保管、通常時はその上にテニスのラケットバッグを置いてありますが、そんな状態でも、今日はお昼を買いに駅前のマックでテイクアウトしてくるのに使いました。
折りたたみ時サイズが超コンパクト
BROMPTON M6Rの折りたたみ時サイズは、H58 × W58.5 × D27cmと超コンパクトです。
そのため、N-WGNの様な小さな自動車の最小化時の荷室にも積めますし、玄関、室内のちょっとしたスペースにも保管可能です。
リアキャリア有りのRタイプは、特に折りたたみ時の安定性が高くキャスターもついているため、マンションのエレベーターに自転車を乗せることを許可されていなかったり、周りの目が気になる場合でも持ち込みが楽になります。
折りたたみが簡単なことも合わせて、盗難が心配なら、折りたたんでカフェなどに持ち込んでも嫌な顔をされることはまず無いそうですし、輪行バッグに入れれば間違い無しです。
折りたたみが簡単でコンパクトになるため、例え購入後しばらくして使用頻度が下がったとしても邪魔にならないのがBROMPTONの良いところです。
輪行がすごく簡単
男性なら輪行バッグに入れて肩に担げば輪行も楽です。12kgが軽いとは言いませんけど。
肩に担いだ際の楽さ加減で言うと、実はbirdyに劣ります。birdy airは9kg台ですし、右肩に担ぐと丁度体の側面にフィットするため運びやすいんです。でも、置いた時の安定性と横幅の小ささは断然BROMPTONが上です。
折りたたんだ状態での安定性が高いため倒れる心配が少なくて安心ですし、ホームでの電車待ち中は上にバッグを置いても倒れたりしません。
座席に座って自分の前に置いてもギリ許されるサイズです。東海道線のグリーン車や新幹線などの最後列の後ろにも座っている人に気兼ねなくサラッと置けます。
これがbirdyとなると
- 折りたたみ時の安定感が微妙で電車の急加速や減速で倒れかねない
- 座席に座って自分の前に置くには隣の人に少し迷惑になりそうなサイズ
となり、使い勝手が大きく落ちてしまいます。
重いと感じたり、女性など、体力に自信がない場合は、キャスター付きの純正輪行バッグ「ころが〜る」を使えば、まさに楽々、輪行バッグにしまうために短時間BROMPTONを持ち上げることさえ出来れば輪行可能です。
改札もスーッと通過できますし、エスカレーターに乗せても邪魔になりません。もちろん、エレベーターでも。
輪行時には専用バッグに完全に収めなくてはならず、車体に付属のローラーなどで転がすのはJRなどの規定違反となりますから、楽に転がすには輪行バッグにキャスターが付いている必要があるのですが、そういった輪行バッグは非常に少なく、「ころが〜る」の様にコンパクトに収納してサドル下にぶら下げられるとなると、唯一無二のものとなります。
日常的に輪行バッグを携行していれば、何の気兼ねも面倒もなく疲れたら電車で輪行して帰ってこれます。バスでも車内がごった返していなければ、輪行バッグに入れれば普通の荷物と同じように持ち込めます。小さくても硬い荷物なので、人にぶつからない様に細心の注意は必要ですが。
というより、パンクなどのことも考えて、BROMPTONで遠出する際は、輪行バッグを携行するのが基本です。
バッグに入れるだけでベルトを巻きつけるなどの作業が不要な輪行バッグ「かるが〜る」をサドル下に吊るして携行するのも良いですし
とにかく小さい輪行バッグをバッグの片隅に入れて携行するなら、プチ輪バッグがお勧め。
こちらはbirdyなどを入れられる、ちび輪バッグより一回り小さいです。
荷物がたくさん積める
BROMPTONはヘッドチューブに取り付けたキャリアブロックにバッグを取り付けるため、ハンドルバーバッグとは違って重量物を積んでもハンドルが振られることがありません。
一つ注文があるとするとロック付きで無いこと。
ほとんどのバッグは休憩などの駐輪時に取り外すでしょうが、Basket Bagの場合は付けっぱなしにして、荷物を詰めたエコバッグを入れる使い方の方が合っていますが、ロックが無いため持ち歩かなくてはいけません。
BROMPTONのキャリアブロック ストラップでバッグの取り外しが楽々に! - なりなり日記
バッグを取り外すにはキャリアブロックのレバーを引くのですが、レバーが視界に入らない位置にあるため少々面倒なので、通称、手綱と呼ばれるストラップをレバーに取り付けると便利です。BROMPTON取扱のショップで手に入ることのある様ですが、僕はメルカリで自作品を出品している人から購入しました。
ちょっとした革細工を作る趣味のある人なら簡単に作れる物なのだと思いますし、見た目に拘らなければ普通の紐を付けてもOKです。
サードパーティ製はあまり無いため純正オプションバッグが基本になりますが、たくさんの種類が有ります。
僕の場合、もう新規では手に入りにくですが、大抵の場合はS Bagを使っています。日帰りサイクリングなら、冬場に上着などで荷物が増えても、途中で少々のお土産を買っても、これ一つで事足ります。
今なら、28Lバッグと2個持ちなら、Messenger Bag 13L Blackか
Backpack 14L Blackなんかも面白いと思います。
20Lクラスはちょっとした買い物などに持っていくと、嵩張るため店内で人にぶつけやすいので。
ピクニックなど荷物が多い時は最大容量のRoll Top Bag 28Lを使います。
Roll Top Bag 28Lでも買い物に使えますが、Basket Bag 23Lなら蓋の開け閉めが無いので、買ったものを放り込めますし、バックパックなども入れやすいです。
欲を言うともう少し高さが欲しいです。長い物を買ったり、テニスバッグを入れる際に安定しますから。
また、2つのバッグはサイズ表記的はW40× H30 × D20cmと全く同一なのですが、D20cmが弁当などを買いに行くと少し物足りないので、少なくともBasket BagはD30cm有って欲しいです。
僕はまだ使っていませんが、リアキャリア付きならパニアバッグも取り付け可能ですし
我が家ではこちらのサンシェードをリアキャリアに括り付けてピクニックに出かけています。
BROMPTONはキャンプにも耐えられる積載性の高さがありますが、純正キックスタンドが用意されておらず、サードパーティのキックスタンドが貧弱なため、何一つ荷物を積んでいない状態であっても側を離れるのは不安で、あくまで写真撮影用です。
安定して停車するにはリアフレームを畳んでリアキャリアで立たせる、いわゆる「お座り」させる必要があるために、リアキャリアに荷物を積んだ状態では壁に立てかけるしかないのが欠点となります。
そうは言っても積載製の高さのお陰で、買い物、長距離サイクリング、ピクニック、キャンプなど幅広い用途で使えるため、長距離サイクリングやキャンプといったハードな使い方をしなくなったとしても、買い物やピクニック、日常の足として使うだけでも買って損は無いです。
ロードバイクはツーリング以外何の役にも立ちませんし、クロスバイクは走れる距離はBROMPTONと大差無いし買い物に便利とも言えない中途半端な自転車です。
マイペースで走れる
見た目からして全くスポーティではないので飛ばす必要が全くなく、アップライトなポジションであるため首も疲れませんし、周りを見渡しやすいです。その代わり、全体重がかかるため長時間乗り続けるとお尻が痛くなるのは仕方の無いところです。
ロードバイクやスポーティな折りたたみ自転車だとママチャリに負けたくない、クロスバイクにも負けたくないと、サイクリング終盤に疲れ果てていても頑張って走らなくてはいけないと感じてしまうのですが、BROMPTONにはそんなプレッシャーは無縁です。
飛ばそうと思えば、クロスバイク並みに走れますし、ゆっくり走りたい時はママチャリに抜かれても気になりません。
ゆっくり走るのはどんな自転車でも出来るのですが、なかなか心理的にそうはならないのがロードバイクなどのスポーツバイクの欠点なのです。
峠道ではロードなら押して歩くと負けた感がありますが、BROMPTONならまあそんなもの、走り切れば凄いとなります。
ロードはもちろん、クロスでも歩道(自転車が走っても良い区間)を走るのは気が引けて、少々怖くても車道を走らなくてはいけない気がしてしまいますが、BROMPTONはどう見てもスポーツバイクに見えないので、そんなことを気にする必要はないです。
歩道をゆっくり走るだけだと大した走行距離になりませんが、川沿いやサイクリングロード、交通量の少ない車道などを含めて平均速度を上げれば、本格的な自転車乗りではない僕でも100kmまでなら1日で走れます。
BROMPTONの欠点
上り坂がきつい
BROMPTONを購入して後悔する人の多くは、標準状態のまま乗り続けて坂道を登るのがきつくて嫌になるパターンですが、フロントのチェーンリングを40Tに変更するだけで解決です。
BROMPTONを標準の50T、純正オプションの44T、僕の推奨する40Tにした場合をそれぞれ、BRO(50T)、BRO(44T)、BRO(40)として、birdyや標準的なロードバイクALR4(中間ギアは省略)とをペダル一漕ぎ距離(m)で比較すると
birdy | BRO(50T) | BRO(44T) | BRO(40T) | ALR4 |
---|---|---|---|---|
- | - | - | - | 9.57 |
- | 7.98 | - | - | 8.10 |
- | - | 7.02 | - | 7.02 |
6.26 | 6.49 | - | 6.38 | 6.19 |
5.74 | - | 5.71 | - | - |
4.92 | 5.09 | - | 5.19 | 5.01 |
4.31 | - | 4.50 | - | 4.25 |
3.83 | 4.14 | 3.66 | 4.09 | 3.77 |
3.28 | 3.25 | - | 3.33 | - |
2.87 | - | 3.12 | - | 2.93 |
2.46 | 2.64 | - | 2.84 | 2.72 |
2.15 | - | 2.34 | 2.13 | - |
となるのですが、見て分かる様に標準チェーンリング50Tだと
- トップギアはロードバイクのトップより1つしたほど
- ローギアもロードのローギア並み
であるため、アップライトポジションのBROMPTONには全般的に重すぎです。
birdyはバランスの取れたセッティングであるため目安となるのですが、44Tへの変更は中途半端であり、40Tへの変更は
- ほぼbirdyと同じセッティングになる
- 50Tから不要なトップを取って軽いギアを1つ追加するだけの変更
となることが分かります。
これによって、大抵のスポーツサイクル並み、又はそれを上回る軽いギアが手に入ります。
多くのロードバイクより軽いギアになるので、ダンシングしながら必死にではなく、シートに座ったままクルクルとペダルを回して上っていけます。
僕の様な並以下の自転車乗りだと和田峠は途中休憩が必要、風張林道は無理なのですが、都民の森は距離が長いため休憩は必要ですが普通に行けますし、箱根の湯本から芦ノ湖や大涌谷なども行けます。
50Tのままでは、余程の健脚でなければ全て無理だと思いますし、間違っても純正オプションの54Tに変更してはいけません。
40Tだとゆっくりなら大抵の坂を登れるのですが、側から見ると凄いことをしている様に見えるので、大涌谷への上りでは、駐車場待ち渋滞のカップルから声援を浴びました(^◇^;)
勘違いしがちなのですが、グラベルロードなどを除くほとんどのロードバイクのローギアは40TのBROMPTONより一漕ぎ距離が長いです。意外とクロスバイクでトントン。勿論、マウンテンバイクは山を走るものなので、もっと軽いギアがあります。
確かにロードの多くはBROMPTONより3kg程度軽いですが、3kgの差は坂道を上れるか上れないかには大した影響は無いです。自分が3kg減量したら上れるのかという話です。
マウンテンバイクなんて14kgくらい有りますし。
激坂になるとハンドルは多少影響が有るので、MハンドルよりSハンドルやPハンドルがお勧めですが、ドロップハンドル化するとかビンディングペダルにするとかは意味無いからやめた方がいいです。
ドロップ化したBROMPTONなんて無意味ですし、ビンディングはペダルを高速回転させたり、引き足でも加速するのに有効ですが、急勾配を上るには意味が有りません。
40T+PハンドルやSハンドルで上れない場合は、自転車ではなく乗り手の限界ですから、大人しくe-BIKEを購入しましょう。
BROMPTONのスピードドライブによるフロントダブル化を詳しく検証してみる - なりなり日記
どうしてもというなら、スピードドライブかマウンテンドライブを導入するのが最終手段ですが、10万円かかります。
スピードを出しにくい
標準のチェーンリング50Tでは、トップギアが一漕ぎ7.98mにもなり、ロードバイクのトップから1つ下のギアに相当するのですが、BROMPTONはあまり前傾姿勢の取れる自転車では無いためペダルに体重がかけにくく、重すぎて踏めません。
よって、標準のトップギアは必要無い。トップギアなんて飾りです。BROMPTONのお偉いさんには分からんのです。
このことも合わせて、40Tのチェーンリングに変更すべきなのです。というか、何故、標準が40Tでは無いのかとすら思います。
Tyrell IVEやirukaは明らかにbirdyのセッティングを見習っているので、日本人は素直だけど、イギリス人は頑固なのかなとか。birdyとBROMPTONはガチなライバルだから、認めたく無いのかも。
シフトチェンジが面倒
峠を走ったり50kmを超えるロングライドは絶対しないと断言できるなら、2速や3速のモデルを購入しても良いいのですが、基本的には6速モデルを購入すべきです。価格も重量も大差無いので。
但し、この6速が曲者で、外装2速+内装3速という変則的な構成になっているのです。
ハンドル右には内装3速用シフター、左には外装2速用シフターが付いていて、内装は停車中やペダルを漕いでいない時のみ変速可能、外装は停車時にも動かせますが実際に変速されるのはペダルを漕いでいる時のみなのがややこしです。
シフトチェンジが面倒なので峠道を走ったりすると何年経ってもまどろっこしく感じるのですが、BROMPTONはゆっくり走るものだと割り切れば大した問題ではなくなります。
それに、BROMPTONで峠を走っていると、逆にロードから凄いなという目で見られたり、沿道から声援を浴びたり、違った優越感を得られたりもします。
パンク修理が面倒
僕も一度はこの理由からBROMPTONの購入を躊躇しました。
本格的な自転車乗りなら、サイクリングにはチューブを持参して、パンクしたら自力で交換するのが常識でしょうが、それは、前後のホイールがクイックリリース式だからです。
BROMPTONは前後輪ともにクイックではないので、レンチで外さなくてはいけません。
それでも、前輪はレンチで外せば交換できますが、後輪は複雑な作りの内装変速機であるため、ある程度の慣れが必要です。動画なども公開されていますが難しいことはショップも認識しており、講習会も開かれているほどです。
僕の場合は、講習会に参加しておらず、自力でチューブ交換する気も無いです。
というのも、僕はこれまで、マウンテンバイクで一度、ロードバイクで一度、合計2回しかパンク経験が無いのです。ロードは細身のタイヤのためパンクリスクが高い様ですが、ロードに3年乗って1回のパンクですから、年に一度も経験しないということです。
そんな頻度の経験しかしないのに複雑な作業ができるとは思えませんので
これを常時携帯しているのですが、まだ一度も使っていません(^◇^;)
という訳で、万が一パンクしたらパンク修理剤を使い、それでも回復しなければ、その日のサイクリングは断念。車載で出かけているなら車まで戻って回収、輪行ならバスや電車、最悪、最寄り駅までタクシーなどを使って帰宅、後日ショップに持ち込んでチューブ交換を依頼する。これで良いと思っています。
ちなみに、マルニのクイックショットは仏式バルブ専用で、仏式のパンク修理剤はこれくらいしか見当たりません。
BROMPTONは元々米式バルブなのですが、米式から仏式は米式の方がバルブ径が大きいためスペーサーをかますことで仏式に変更可能なので、僕は購入時に変更して貰いました。何故かというと、少なくとも大抵のスポーツバイクは仏式なのでチューブの使い回しがきくのと、仏式の方が空気入れが楽だからです。
BROMPTONのチューブは、ネットなどで入手製の良いシュワルベならAV7(米式)かSV7(仏式)なのですが、SV7はbirdyやTyrell IVEなどのメジャーな折りたたみ自転車で使えるチューブであるためパンク時の入手性も良いはずです。
仏式から米式はホイールを変更するなどしないと変更は出来ませんし、米式の小径車はBROMPTONくらいなので、入手性が悪いのではないかと。
その代わり米式は自動車やバイクと同じバルブであるため、ガソリンスタンドでエア注入可能なのと、パンク修理材も種類が豊富です。
仏式か米式かは一長一短なのでお好みで。
この様にダメなところもまあまあ有るのですが、魅力が大きく上回るのがBROMPTONなのです。
要改善だと思う点
何といっても変速機です。
6速がお勧めですが、ペダルを漕いでないと変速できない外装2段+ペダルを漕いでいると変速できない内装3段という構成は良いとは言えません。
シマノのアルフィーノの様な、漕ぎながらでも変装できる8段クラスの内装変速機がBROMPTONに合います。
購入後、これに対応するにはリアフレーム幅を変えなくてはいけないため、和田サイクルなどで力技で広げる改造して貰うしかありません。
多分BROMPTONは頑固なので、BROMPTONのフレームに合った内装変速機をシマノが出すか、今採用されているスターメーアーチャーからの提供が止まるなどしない限り、問題は解決されないと思います。
ホイールもクイックリリースの方が好ましい。滅多にしないとはいえ自転車にパンクはつきものなので。
長距離を走るにはPハンドルが良いです。
ラインナップから消えたのは生産数の問題だと思いますが、それを言うならSハンドルとMハンドルのステムも統一した方が良いでしょう。ステムは共通化してハンドルはM、S、Pの3種類とすることは可能なはずです。
そして、リアブレーキだけでも良いから、Pの下ハンドルに補助ブレーキを装着してほしいです。LOROでは過去にオリジナル改造を行ったことがありましたが、ブレーキの効きが悪くなったため現在はお勧めしていないそうです。
僕の現在の使い方
元々は輪行を目的として購入したBROMPTONですが、コロナ禍の今、輪行はやめていますので
- 買い物
- テニスコートの行き帰り
- ピクニック
- 100km未満のサイクリング
- 車載してのサイクリング
で使っています。
購入したVektron S10の本体を受け取って盗難保険にも加入 - なりなり日記
Vektron S10を購入たため、今後は、100km超のサイクリングはもちろん、奥さんのPSF1と一緒のサイクリングもVektronになります。
本体が20kgと重くてスタンドもガッシリしており荷物を積んでも安定しているため、リアキャリアが届いたら大荷物時のピクニックもVektronになると思います。
それでも、買い物や近距離で荷物少なめな時は準備が楽なBROMPTONを使い続けますし、電車で輪行できる日が来たら、当然、BROMPTONで出かけますから、出番が無くなる日は想像がつきません。
Vektronに乗ってみて、BROMPTONは軽快で操作性も良く、乗って楽しい自転車だと改めて思いました。
BROMPTONは軽快車、Vektronはクルーザーです。
盗難保険について
BROMPTONはレギュラーの最廉価品でも20万円越え、高額モデルでは30万円を超える高級自転車ですし、折りたたむと超コンパクトになりますから、是非、盗難保険に入ることをお勧めします。
プロの泥棒なら、地球ロックしていても大きな工具で切り離して自動車に積んで盗み去ることが容易です。
僕のお勧めは「ずっと自転車盗難車両保険」で、手持ちのBROMPTON、Vektron S10、PSF1全てを
- 本体のみ
- 盗難保険のみ
- 1年更新の月払い
という条件で加入しています。
「ずっと」は
- 盗難保険、全損、半損を自由に組み合わせられる
- 9ヶ月以内に購入した本体とオプションパーツの合計額に保険をかけられる
- 1年、または、2年毎の更新で、年払いと月払いが選べる
- 2年目以降は補償と掛け金が90%、80%と下がっていく
と使い勝手の良い保険です。
以上、BROMPTON購入のお勧めでした。
興味を持たれた方は、最寄りの正規取扱店に足を運んでみてください(^^)
僕の知る範囲では
- BROMPTON JUNCTION TOKYO:定価販売、通常点検代永年無料、純正オプション以外は非対応
- GCS横浜:定価販売、現金か振り込み払いで5%分のパーツ代サービス、メンテ代割引、改造には積極的でない
- LORO各店:定価販売、通常点検代永年無料、改造に割と積極的
- 和田サイクル:割引販売品あり、通常点検代永年無料、改造に割と積極的
- Y's Road:新型が発表される直前になると割引セールが行われる、純正以外のオプションには非対応
などです。
ほぼ全てのショップでBROMPTONを試乗できます。
Y's Roadも店舗によってはプレミアムディーラーなのですが、話をしてみたところ知識が少し劣ります。あそこは量販店に限りなく近いので。
僕がJUNCTION TOKYOで購入した時はLOROが経営していたのですが、翌月からBROMPTONジャパンかミズタニサイクルの経営に変わっています。僕はどちらでも永年サポート無料なのですが、今はLOROで買えばLORO、JUNCTIONで買えばJUNCTIONでサポートを受けることになります。
JUNCTIONの何が良いかと言うと、パーツの入りや在庫です。輸入の大元が経営していますから。
僕の場合は、Y's Roadが近い以外は、GCS、JUNCTION、LORO(横浜、世田谷、スロースポット)あたりがどこも同じ様な距離なため購入店舗を悩みましたが、そんなに選択の余地のある方は少ないですよね。
可能なら自走で行ける場所で購入することをお勧めします。
BROMPTON 2022年モデル情報
2022年モデル発表! | BROMPTON(ブロンプトン)
また値上げ。コロナ禍の影響もあるのでしょうが、価格的には、だんだん手が届きにくい自転車になっています。