こんにちは、なりなりです(^ ^)
BROMPTON M6R BLACK EDITION 2020 ブラックラッカーを購入しました! - なりなり日記
せっかくBROMPTONを購入したのに中々サイクリングに出掛けられなかったのですが
BROMPTONの純正輪行バッグ「かるが〜る」を購入しました! - なりなり日記
輪行バッグも「かるが〜る」を買い直して、ようやく出掛けてきました(^ ^)
箱根に行くには少し寒いですが、富士山も綺麗に見えるはずなので、思い切って行ってきました。
【birdyで行こう!】JR東海道線と箱根登山鉄道で箱根湯本まで輪行〜国道1号で芦ノ湖へ - なりなり日記
箱根は去年birdyを買ったとき以来ですが、今回は小涌園前を右折して、大涌谷経由で元箱根に向かい、熱海に降りる予定で出掛けました。
43.9 km Road Cycling Route on Strava
ルートはこちら。
芦ノ湖から箱根峠に向かって熱海に下りようとしたのですが、台風19号の影響で通行止めが続いていたため、芦ノ湖に戻って小田原駅に向かいました。
芦ノ湖と箱根峠の往復部分はルートから省略しています。
川崎駅をスタート
エスカレーターの少し手前でサクッと折りたたんで、そのまま乗り込みます。エスカレーターでは自分の前に置けば誰の邪魔にもなりません。
birdyは折りたたむと手を差し込む場所がフレームとタイヤの間の小さな隙間だけとピンポイントなのに対して、BROMPTONはサドルの先端を持てるため、心理的に楽です。
重さが12kg有るため、ヒョイっと持てるかは腕力次第で、女性には中々辛いだろうなと改めて思いましたが、そんな時のために「ころが〜る」がが有るので、僕も購入予定です。
エスカレーターに乗る前に輪行バッグに仕舞わなかったのは、単にコインロッカーに入れてみたかったから。
Mサイズにはいろいろやっても収まりませんでした。高さ方向が足りません。
シートポストを外せば収まりそうですが、引っかかって抜けません。BROMPTONってそういうもの??
今日はアップルストア川崎のオープン日なのですが、10時オープンに対して7時から行列が出来てます。凄いな…
かるが〜るに仕舞うのはやはり簡単です。基本的にBROMPTONは右肩、フロントバッグを左肩に担ぎますが、幅の狭い改札では工夫して通らないとぶつけてしまいますから、birdyと比べてのメリットは特に感じません。
やはり、birdyの方が体にフィットするためでしょう。
東海道線のグリーン席では、最後列の後ろには当然楽々収まりますが、シート間に置くと、まともに座れませんね。
この時期になると寒かったらどうしようかと上着などをいろいろ持って行きたくなるのですが、BROMPTONの場合、僕の様にSバッグなどを使えば、たくさん持ち運べます(^ ^)
birdyだとバックパックを背負うしかなくなりますから、この点はBROMPTONの大きなアドバンテージですね。
寒い時期はバックパックでも問題無いかもしれませんけど。
小田原で箱根登山鉄道に乗り換え
小田原駅で箱根登山鉄道を待ちますが、こんな感じにBROMPTONの上にSバッグを置いて安定します。
この、ちょっとした安定感が嬉しい。
一つ言わせて貰えれば、かるが〜るは大きさに少し余裕がありすぎます。縦も横も数cmの余裕があるため、少しダブ付いているんです。去年は売られていた「かるが〜るふぃっと」の方が良かったかも。
birdyとの大きさの違いは劇的ではないのですが、BROMPTONはギリ許されるか許されないかの境目のサイズ感なのと、グラグラしないのが良い。
大涌谷へ
今日は、というか、今年になって喘息が悪化してしまい、東海道線に乗った時点で薬を吸引したのですが、まだ本調子にならず息が上がります。そのせいもあって、既にほぼほぼ1速で走っています。
小涌園前を天悠に向かって右折します。小涌園を抜けるまでがやたらとキツイですが、その後も大差無いペースで延々と上ります。
そのため、ほぼほぼ1速固定。
薬が効いて、息は上がらなくなりましたけど。
ようやく、大涌谷への分岐が現れます。喘息の人はやめておけと、僕のことですね(^^;;
ここまで来てスルーは出来ないので、残り1kmほど頑張ります。
残り500mほどになると渋滞が始まって、その脇をキコキコと登っていくと、小さな自転車で登って行く僕を見る好奇の視線がチラホラ(^^;;
時折窓を開けて「頑張れー!」の声も頂きながら登り切りました。
もう、ほぼ脚は使い切りましたけど…
箱根は奥多摩などと違って自転車が少ないし、ましてや折りたたみ自転車で走っている人は会ったこと無いレベルですから。
同時に大涌谷にいた自転車乗りは、もう1人ローディがいただけでした。
この状態でグラグラ揺れるレベルの風が吹いてます。一度倒れたのですが、ギリ受け止めました。
駐車場に入って景色のいいところを探していたら「おらおら!自転車に乗ってうろうろするなー」と駐車場管理人の一人から乱暴な言い方をされました。まあ、確かに仰る通りかもしれないけど、そんな言い方は無いだろう。疲れ切ってたから素直に従いましたけど。
ああいう人は、確かに僕は駐車場の客じゃ無いけど、箱根全体の客だということが分かってないんですよね。馬鹿が一人居たからといって、箱根に行かなくなることは無いですけど。
自転車は大涌谷くろたまご館の前が地球ロックに丁度良かったので停めさせて貰いましたが、ここはパン系でお腹が満たせそうに無いので退散、ロープウェイ乗り場の2階の食堂は激混み、かつ、お高かったのでパス。
結局、極楽茶屋でカツカレー900円を頂きました。
ロックはABUS Bordo Lite 6050 Liteを使っています。長さが85cm有るので使いやすい。芦ノ湖へ
一通り景色を楽しんでお腹も満たしたのでウィンドブレイカーを着込んで湖尻へ向かって下ります。
下りきったところで75号で元箱根に向かいましたが、ここは結構アップダウンが厳しいので、次回は湖尻港から芦ノ湖沿いの神社通りを走ってみます。
芦ノ湖に到着。
相変わらず富士山が綺麗に見えていますが、強風も変わらず。
Bakery&Table 箱根でアップルパイとコーヒーを足湯に浸かりながら頂きました。
アップルパイもコーヒーも飛ばされない様に必死でしたけど(^◇^;)
コーヒーは2Fのカフェで買うように書いてあったから600円払って買いましたが、足湯横に400円で売ってるスタンド(こちらもBakery&Table 箱根)が有りました…
ここも、というか、自転車が少ない箱根には駐輪場が無いので、店の近くのガードレールに地球ロックさせて貰いました。BROMPTONは足湯の後ろに置けますが、店内が混み合っているのため、パンを購入する時に持っているのは難しい。
熱海へ向かったけど通行止めだったので小田原へ
沼津方面に向かって箱根峠交差点から20号を熱海に向けて下ろうと思いましたが、なんと、通行止めでした。
下調べ不足ですが、芦ノ湖近辺に看板を置いてくれてもいい気はする…
仕方ないので、芦ノ湖へ戻り、1号を少し戻ってから畑宿方面へ、旧道の732号を下って小田原駅から帰りました。
BROMPTONとbirdyの比較
東海道線のグリーン車を使うという、かなり輪行がしやすい環境での比較なので、BROMPTONの優位性は出にくいのですが、まとめておきます。
輪行のしやすさ
【birdy air / BROMPTON / Tyrell IVE SPORTS / iruka】コンパクトさと走行性能を兼ね備えた折りたたみ自転車4車種を徹底比較 - なりなり日記
BROMPTONとbirdyの比較はこちらでしていますが
折り畳み時の重量とサイズは
- BROMPTON 12.3kg(ペダルを含む)、H58 × W59 × D27cm
- birdy 9.87kg(ペダルを除く)、H60 x W72 x D34cm
となっており、BROMPTONの方がそこそこ小さくて少し重いです。
折りたたんだ状態での安定性はBROMPTONが断然上ですが、birdyはシートを右肘で押すようにして右肩で担ぐとBROMPTONより体と密着します。
そのため、自転車を担いで荷物も抱えて幅の狭い改札機を通過する場合、birdyの方が余裕が有るくらいかもしれません。
BROMPTONのかるが〜るは多少嵩張るけど自転車の収納が楽々。
こういった違いが有ります。
走行性能
箱根は距離も勾配もそこそこで、折りたたみ自転車でも十分楽しめるエリアで、都市部から距離のあるために電車や自動車で移動する必要のある人が多いので、むしろ輪行が楽なbirdyやBROMPTONの方が向いています。
前回のbirdyでのサイクリングより今回のBROMPTONの方がキツイルートだったので比較が難しいですが、BROMPTONの特殊な変速機は、そこまで扱いにくくは有りませんでした。
但し、Mハンドルのアップライトなポジションは上りに向きません。大涌谷まで上りきれましたが、やはり峠を走るならbirdyの方が良いかな。
birdyはまだフロントダブル化という手が残っていますしね。
BROMPTONが優れているのは静粛性です。フロントシングルの外装変速機では、どうしても1速や2速選択時にガリガリいうんですよ。フロントダブルのロードバイクなどでは、リアの重い方下半分はフロントアウター、軽い半分はフロントインナーにしてスムーズに回せるのですけど。
その点、内装3x外装2速というBROMPTONでは、どのギアを選んでも静かなんです。
下りに関しては、Mハンドルは今ひとつなのではないかと予想していましたが、birdy同様にハンドリングが良く、少々飛ばしても安定していました。
BROMPTONはブレーキが貧弱だと昔はよく聞いたものですが、今のモデルはそうでもありません。通常のキャリパーであり、Vブレーキやディスクブレーキほど効かないのは確かですが、しっかり握ればタイヤがロックするくらいです。実際、下りのカーブでスピードオーバーと感じたため強めに引いたところ、後輪がロックして少しバランスを崩すことが有りました。
Mハンドルは持ち手が逆ハの字になっているのが握りにくそうで気になっていましたが、特に問題無かったです。
一つ気づいたのは、サドル高を自在に変えられる折りたたみ自転車では、下りの時は低めにセッティングしてやると良いということ。そうすることで、前輪や腕への過度な負荷から解放されて、安定して楽に下れます。
birdyでもそうしようと思いました。
結局
- 輪行のしやすさはBROMPTONが上
- 走り自体はbirdyが上
という、予想通りの結果で、峠はそこそこで良ければ、BROMPTONに軍配かなと思います。
但し、BROMPTONの場合でも、チェーンリングは標準の50Tはやめた方が良く、少なくとも純正オプションの44Tにするべきで、40Tが最適だと思います。
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BROMPTONやbirdyの登坂力に関しては、こちらを御参考に!