なりなり日記

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モバイル変身自転車「iruka」をbirdy / BROMPTONと徹底比較!


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こんにちは、なりなりです(^ ^)

東京の神宮前の株式会社イルカが開発した、irukaという新しい折りたためみ自転車を見つけました。

モバイル変身自転車「iruka」

iruka

モバイル変身自転車という変わった謳い文句ですが、

  • 折りたたみ可能
  • 完全に折りたたまない形態で押して歩ける

ということを指しているようです。



走行形態はとてもスタイリッシュで、流線型のフレームがイルカを連想させます。

中々かっこいいですね!



比較として、こちらbirdy monocoque air



こちらがBROMPTON S6L

スタイルはBROMPTONを更に洗練した感じです。



  1. ランモード(走行形態)
  2. ウェイトモード(駐輪形態、お座り)
  3. ウォークモード(押し歩き形態)
  4. スリープモード(収納形態)

の4モードに変形しますが、これはBROMPTONと同じ。

変型形態としては、後輪をクルッと180度回すのはbirdyやBROMPTONでお馴染み、フレームを折らずに前輪も回すのはbirdyと同じです。

irukaは片持ちフロントフォークなので、birdyと全く同じではありませんけど。

お座り比較


こちらiruka


僕のbirdy monocoque airです。
あまり知られていませんが、birdy monocoqueもリアキャリアを付けていればお座りします。



ミズタニ自転車の「with BROMPTON」より

BROMPTONのお座りは定番です。

収納形態比較


こちらiruka

高さが低い秘訣の一つは、シートポストが2段になっていることの様です。折りたたみや展開が面倒とも言いますが。

あと、よく見るとフレームに刻まれた溝の中にタイヤが収まっています。これが最大の特徴かも。



キャリア無しのbirdy monocoque air



BROMPTONのコンパクトさが分かりますね。


折りたたみ時のサイズ、容量(直方体として計算)と重さをbirdy monocoque air、BROMPTON S6Lと比較すると

車種 サイズ 容量 重さ
birdy W72 x H60 x D34cm 146L 9.87kg
BROMPTON W59 x H58 x D27 92.4L 11.5kg
iruka W78 x H48 x D35cm 131.0L 11.9kg


となっています。

サイズ的にはbirdyとBROMPTONの中間であり、BROMPTONの小ささが際立ちます。

重さはbirdyが2kg軽く、irukaとBROMPTONはほぼ同じ。


irukaのいくつかの特徴を個別に見てみると

片持ちフロントフォーク




片持ちは折りたたみ時のコンパクト化が目的なのでしょうが、D35cmはBROMPTONのD27cmには遠く及ばず、birdyのD34cmにも届きません。

リアキャリア

birdy monocoqueやBROMPTONの標準キャリアと比較すると、この方式は不格好ですね。もう少し考えた方が良かったのでは。

トレーラー

純正のリアトレーラーは珍しいですが、日本の道路事情を考えると利用シーンが多いとは思えません。

内装8段変更


変速機はシマノAlfine 8Sとのことです。


https://www.sagamicycle.com/%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%97/%E3%82%B7%E3%83%9E%E3%83%8E%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%82%92%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%89%E5%88%A5%E3%81%A7%E6%8E%A2%E3%81%99/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%8D%E7%89%B9%E9%9B%86/https://www.sagamicycle.com/%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%97/%E3%82%B7%E3%83%9E%E3%83%8E%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%82%92%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%89%E5%88%A5%E3%81%A7%E6%8E%A2%E3%81%99/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%8D%E7%89%B9%E9%9B%86/

ギア比はこちらに掲載されていました。

1速 0.527
2速 0.644
3速 0.748
4速 0.851
5速 1
6速 1.223
7速 1.419
8速 1.615


となっており、

  • タイヤはmonocoque airと同じSCHWALBE Kojak 18 x 1.25(周長1.325m)
  • フロント 56T
  • リア 18T

と合わせて、birdy、BROMPTON(標準の50Tと44TをBRO50、BRO44と略記)と一漕ぎ距離を比較すると

birdy BRO50 BRO44 iruka
- 7.98 - -
- - 6.86 6.66
6.26 6.49 - -
5.74 - 5.58 5.85
4.92 5.09 - 5.04
4.31 4.14 4.40 4.12
3.83 - - -
3.28 3.25 3.58 3.51
2.87 - 3.05 3.08
2.46 2.64 - 2.65
2.15 - 2.29 2.14

BROMPTON 44T相当のワイドレンジで、birdyを上回る登坂力と高速走行が可能なことが分かります。

但し、漕ぎながら変速できない内装変速機なので峠を走るのは厳しいです。長い上りの途中でキツくなったら一旦停止、シフトチェンジしてから再スタートという繰り返しになります。

BROMPTONでも内装3段 x 外装2段であるため、上りの最中でも2段は切り替えられますから、irukaより上です。

BROMPTON同様にフロントチェーリング以外はカスタマイズは難しそうです。

まとめ

  • ワイドレンジとはいえ内装変速機のため走行性能重視とは言えない
  • 折りたたみ時はbirdy並みとまずまずコンパクトだがBROMPTONには劣る
  • 特別軽くも無い

ということで、パッと見のインパクトはあるものの、残念ながら中途半端な印象です。


折りたたみ自転車の評価尺度は

  • 折りたたみ時の大きさ
  • 重さ
  • 走行性能
  • カッコよさ
  • 価格

などがあり、これらのバランスの良さや、いずれかが突出していることで自転車の個性が決まります。

  • 走りとカスタマイズ性のbirdy
  • 圧倒的な積載性と収納性のBROMPTON
  • コスパの良さのDAHON

の御三家に加えて

  • DAHONジュニアのtern
  • 走りを追求したKHS
  • 個性派Tartaruga
  • 走りの国産Tyrell

と個性派揃いの折りたたみ自転車業界の中で、価格も20万円を越えるirukaを敢えて選ぶ理由が僕には見つかりませんでした。

国産では走りに振ったTylellが有るので、折りたたみ時のコンパクトさでBROMPTON越えを期待したいところです。

大変でしょうけど。


あと、オプションで差を付けるとしたら、輪行バッグだと思います。

BROMPTONのキャスター付き純正輪行バッグ「軽がーる」は圧倒的な運びやすさがありますが、あれに匹敵するものを考えたい。

折りたたみ時の高さ48cmは突出していますから、これを活かして縦にした状態でバックパックタイプの輪行バッグを作るとか。

これが走行時にはサドルに引っ掛けておけるなど出来れば魅力アップ出来るのでは?

せっかくの特徴なので、一工夫して際立たせたいところでしょう。

一部訂正

SG-S7001-8
コメントでご指摘頂いたので、シマノのサイトで確認したところ、確かに

アシスト駆動による高負荷時でもスムーズな変速性能を発揮

この様に書かれているので、登坂中でも変速出来るようです。

これは良いですね。

BROMPTONにも採用して欲しいです。

追記

折りたたみの弱点を克服した近未来型ミニベロ【iruka】をがっつりレビュー! - YouTube

開発者さんも登場する詳細な紹介動画が有りました。