こんにちは、なりなり @narinarissu です(^ ^)
今回は、僕の様な初中級トレイルランナーにお勧めな、15L程度の2015年最新型お勧めトレランザックについてのまとめ記事です。
2016年モデルのお勧めはこちら
15Lモデルをお勧めするわけ
去年はトレランに目覚めて、かなり楽しみました。
トレランザック(バックパック)は、グレゴリーのTEMPO 8を1シーズン使いましたが、使い所が無いわけではありませんが、
- iPhone 6を入れるにはフロントのポケットが小さい
- 楽しく走るには、山の茶屋の無いルートではクッカーを持ちたい
- 帰りには温泉に寄るために着替えを持ちたい。
という理由から、役不足になってしまいました。これらの荷物は、TEMPO 8には収まりません。
クッカーは必要無いと思うかもしれませんが、レースならストイックに走るのもいいけど、普段はなるべく楽しく走りたいんです。
トレラン途中での、山の茶屋の何でもない、暖かいそばやうどんが死ぬほど美味いことは、皆さんお分かりですよね。
登山した時に山頂で食べるカップ麺しかり。
山の茶屋が期待できないルートでは、ジェルでの補給だけでなく、カップ麺などを食べてのほっこりタイムが欲しいと、去年、奥多摩〜陣馬山ルートを走って思ったんです。
これらの要求を満たすには、15Lくらいが必要で、12Lクラスでは中途半端になってしまいそう。でも、20Lは少し大き過ぎる。
実際に気になるザックを店頭で確認した結果は、別エントリーを書く予定です。
RaidLight(レードライト)
RaidLight(レードライト)の2015年モデル トレランザックTrail XP14とUltra Olmo 12Lが良さそう! - なりなり日記
2015年モデルで一番注目しているのが、レードライトのTrail XP14です。
Trail XP14 (トレイルXP14)
このモデルは流行りのフロントボトルでは無いようですが、ベストタイプになっていて、ショルダーベルトに多数のポケットが付いています。
あまりフロントボトルに拘りのない僕には、とても魅力的に見えます。
あるいは、
Ultra Olmo 12L WOB(ウルトラオルモ 12リットルボトル無)
ウルトラオルモ 12Lも魅力的に見えます。20Lに違和感が無ければ、こちらの方が余裕が有って良いかもしれません。
デザイン的にも、今年の色使いは爽やかでいいです。
気になるのは、フロントボトルの辺りです。ウルトラオルモはベスト部を胸に密着させるというより、ボトルを密着させることで固定するみたいなんですよね。
ここが、他のフロントボトルタイプとも違うところです。そのため、ボトルは取り出しにくいと想像されますから、レードライトの長いストローの付いたボトルでなければフィットしなそう。
ソフトフラスクは中身が減るとともにへたって来ますから、それによって胸部のフィット感も変わってしまいます。
フロントボトルならソフトフラスクにしたい僕には合いません。それに、このストローが走っていて気になって仕方がない気がプンプンするんです。
この部分以外は良さそうなんだけど、残念ながら僕には合わなそう。
Salomon(サロモン)
Salomon(サロモン)がトレランザック(バックパック)の2015年モデルを発表! - なりなり日記
S-LAB ADV SKIN3 12SET ...
サロモンは、S-LAB ADV SKINがマイナーチェンジした以外は、カラー変更だけでした。
この中で、対象となるのは、
SKIN PRO 14+3 SET - Salomon
SKIN PRO 14+3 SETです。あるいは、10+3 SETもギリギリ対象となります。特に、14+3 SETは容量に余裕が有っていいです。
問題は、どちらにしてもポケットが貧弱なことです。
せっかくのフロントのボトルポケットですが、ここにフラスクを入れてしまうと、走りながら取り出せるポケットは無いです。
S-LAB ADV SKIN3 12SETのようにポケットを充実させてくれれば文句無いのですが…
結構悩みましたが、ポケットが不足していると使いにくいのは、TEMPO 8で痛感したので、やはり、これは選べない。
Uitimate Direction(アルティメイト ディレクション)
Uitimate Direction(アルティメイト ディレクション)からFastpack 30とWasp & Winkの新型が登場! - なりなり日記
ここは、15Lクラスのニューモデルは出なかったというより、15Lクラスのザックが有りません。
トレランザックはPB Adventure Vestの11Lが最大で、この上は、ファストパッキング用の20Lモデル FastPack 20になってしまいます。
Ultimate Direction - Fastpack 20
今回の対象は、このFastPack 20のみなので、一応背負って確認してみたい。
出来れば、PB Adventure Vestと同じ系統で15Lモデルが欲しいです。
Gregory(グレゴリー)
去年、TEMPO 8を愛用したグレゴリーですが
Gregory(グレゴリー)のトレランザック TEMPOとPACEのニューモデルが2015年2月に発売! - なりなり日記
今年のニューモデルは、最大8LのTEMPOとPACEのみでした。
15L程度となると
ミウォック 18 - グレゴリー
ミウォック 12か18あたりです。
このモデルは、トレラン用というより、ファストパッキング用のザックですが、容量的には長距離トレランにも合います。
ただし、本体上部にコンプレッションベルトが無いので、荷物が少な目の時に揺れそう。
それに、デザイン的に普通のザックなので、走りながら小物を素早く取り出したいトレランで使うには、少し物足りないです。
このモデルは実際背負ってみたことも有って、悪くは無いと思いましたが、特筆すべきところも無く、特に、これにする理由が見つけられませんでした。
THE NORTH FACE(ノースフェイス)
THE NORTH FACE(ノースフェイス)のトレランザック マーティンウィング 2015年モデルが出たよ! - なりなり日記
ザ・ノース・フェイス [THE NORTH FACE] 公式通販サイト | スポーツウェア/アウトドアウェア通販のGOLDWIN WEB STORE
ノースフェイスならマーティンウィング16ですが、TRコンポーネントに非対応となり、特に面白みのないモデルとなってしまいました。
ということで、ノースフェイスも対象外。
NATHAN(ネイサン)
CPISTORE/商品詳細 Elevation
ネイサンのエレベーションも、今ひとつパットしませんね。これなら、サロモンのSKIN PRO 14+3 SETの方が良い。
ベスト部はVapor Cloudと同じ作りで、このポケットにボトルを入れてしまうと、その他のベスト部のポケットは小さ過ぎて、収納性は高くないです。Vapor Cloudと違って、脇の下にはポケットが無いのが残念。
Vapor Cloudをサイズアップして、15L程度が余裕で収納出来るものを出して欲しい。
Vapor Cloudの本体を少し太くすれば、簡単に15Lモデルが出来上がります。Vapor Cloudは細身過ぎで、荷物の出し入れもしにくいです。
ネイサンは2015年モデルの正式発表を見てない気がしますが、オフィシャルオンラインショップを見ると
こちら、Vapor Cloudの7L版のVapor Airを始め、6Lと5.5Lというモデルを充実してきたようです。
小容量のモデルをこんなに沢山用意して、誰向けなのだろう?
僕には、戦略失敗としか思えません。
UltrApire(ウルトラスパイア)
ultraspire ウルトラスパイア 商品紹介
2015年モデルの発表が、まだ?無いです。
2014年は3月6日でしたが、2013年は4月23日の発表だったので、今年は4月なのかもしれません。
去年は、色の変更だけだったと思うので、今年は、大きな変更が有る、かも、しれません。
今のところ
14Lのタイタンか
18Lのファスパックです。
どちらも今ひとつ…
と、思っていたのですが、実は、既に米国サイトでは、
Zygos (New!) | Ultraspire - Inspired Products for Ultra Athletes
Zygosという、良さげな14Lモデルがリリースされているんです!
良いじゃん!これ!
フロントポケットにハイドラパックのソフトフラスク 500mlが入れば完璧かも。
ウェストポケットのジッパーが何故後ろから開く作りなの?開きにくいじゃないか!とは思いますし、何となくカッコよく無いですが、まあ、小さなことかもしれません。
是非、実物を確認してみたいです。
ていうか、早く国内で発売して欲しいです。
まとめ
本命
- レードライト Trail XP14
- ウルトラスパイア Zygos
対抗
- レードライト ウルトラオルモ
- アルティメイトディレクション FastPack 20
です。
Zygos以外は既に店頭に並んでいるので、今週末にでも見に行って、レポートしたいと思います。
追記
montbel(モンベル)のクロスランナーパック15の2015年モデルは初中級トレイルランナーにお勧めかも! - なりなり日記
今年はモンベルも良いかも!
クロスランナーパック15も候補に加えます!
クッカーまで持つ必要が無いのであれば、12L程度で良いかもしれません。その場合は、
- サロモンのS-LAB ADV SKIN3 12SET
- ネイサンのVapor Cloud
- アルティメイトデレクションのPB Adventure Vest
の何れかでしょう。
SLAB ADV SKIN3 12SETはソフトフラスクがセットになっているので、このままで。
このモデルは、おそらくサロモン指示で店頭のみ販売なのですが、楽天で1店舗、ブラックのみ販売されていました。今のうちかも。Vapor Cloudは、ハイドラパックのソフトフラスクと組み合わせて。
PB Adventure Vestはハードタイプのフラスクがセットになっていますが、同じアルティメイトデレクションのソフトフラスクか、ハイドラパックのソフトフラスクに交換した方が良いと思います。
12L未満というか、8Lクラスは、明確な使い方をイメージ出来ない初中級者は避けた方が良いです。
僕のようにすぐに買い替えとなる可能性が高い。
12Lクラスなら、ロングレースにも普段使いにもOKで、15Lクラスなら更に余裕有りといったところです。
関連するエントリー
「さかいやスポーツ」と「アートスポーツ」で2015年の最新トレランザックを見てきました! - なりなり日記
実物を見てきました!
UltrAspire(ウルトラスパイア) Zygos(ザイゴス)を徹底レビュー!意外と荷物が入らない… - なりなり日記
残念ながら、実物のZygosは小さ過ぎでした。
2015年お勧めRaidLight(レードライト) の14L最新トレランザック Trail XP14を徹底紹介! - なりなり日記
結局、最初の直感通り、RaidLightのTrail XP14を購入しましました!