なりなり日記

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BROMPTONの登坂力強化は意外と簡単っぽい


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こんにちは、なりなりです(^ ^)

予め断っておきますが、僕が所有しているのは

  • birdy monocoque air
  • GIANT ESCAPE R3
  • GIANT REVOLT1
  • TRANS MOBILLY 16インチ(奥さんのですが)

であって、BROMPTONはこれから数年かけて貯金して買おうとしているところです(^◇^;)


【birdyで行こう!】JR東海道線と箱根登山鉄道で箱根湯本まで輪行〜国道1号で芦ノ湖へ - なりなり日記

birdyも買ったばかりですが、先日、箱根湯本から芦ノ湖まで国道1号をシッティングのままで無理なく上り切ったことから、とても素晴らしい自転車だと思います。

birdyの良いところは

  • ワイドレンジギアのお陰で、そこそこのトップスピードと抜群のと登坂力を実現している
  • フロントシングル、リア9段のシンプルなギア構成で扱いやすい
  • 前後のサスペンションのお陰で小径車にしては振動が柔らかい
  • 9.87kg (ペダル除く)と走りに拘った折り畳み自転車としては軽い
  • 折りたたむと意外にコンパクトになり、大型のコインロッカーにも入る

と、一人で輪行してサイクリングを楽しむには十分満足のいく性能を持っています。

あえて欠点を挙げるなら

  • 荷物をたくさん積みたければフロントキャリアとパニアバッグやバイクパッキングが必要
  • キャスター付きの輪行バッグが無いため、非力な女性には運搬が難しい
  • 飛ばしたい人には若干物足りないトップギア

この3点くらいだと思いますが、1つ目と2つ目はbirdyの欠点ではなく、ほぼ全てのスポーツサイクルの欠点でしょう。

3つ目は

  • チェーンリングの歯数を増やす
  • 登坂力と両立したければフロントダブルにするかスプロケット交換で34Tなどを使う

という手段が有ります。僕は必要性を感じませんが、現行birdyでは特に問題の無い改造だそうです。

これに対してBROMPTONの良いところは

  • 31LのTバッグなど、たくさんの荷物を運べるバッグが純正オプションで提供されている
  • 折りたたむとbirdyを遥かに凌ぐ小ささで、言われなければ自転車を運んでいると分からないし、中型のコインロッカーに入る
  • キャスター付きの輪行バッグ(ころが~る)が標準オプションで提供されているから誰でも輪行出来る
  • リアにサスペンションが有り振動が少ない
  • 体を起こした乗車ポジションのお陰でゆっくり走るのに向いている

欠点としては

  • 重量が12kg程度とスポーツ自転車としては勿論、折りたたみ自転車としても重い
  • 本格的に走る場合は6速モデルとなるが、内装3段 + 外装2段という特殊なギア構成であるため扱いが面倒
  • 乗車ポジションに反して、標準では重め、スピードに振ったギア構成となっている

BROMPTOPNの積載性の高さと輪行のしやすさは欠点を補って余りありますが、少しでも欠点は無くしたいです。

重量はオプションでフォークとリアフレームをチタン製にすることで軽量化できるのですが、500gしか変わらないので、一般的感覚からするとコスパが悪いし、重ければころが〜るで運べは良いのです。

BROMPTONのフレームはリムから交換したとしても外装3段が限界みたいなので、多段化するには内装と外装の組み合わせからは逃れられないのであきらめます。

あとはBROMPTONのゆったりポジションにも合うし、坂道も上れるように、ギア比を変更することくらいになります。

BROMPTONのギアが重い件はY's Road川崎では否定されましたが、ネットでは定番だし、LOROでも問い合わせや改造は多い様です。


折りたたみ自転車 birdyとBROMPTONとロードバイクの登坂力比較 - なりなり日記

BROMPTONの登坂力関しては、こちらで一度ざっくり比較していますが、もう少し詳しく比較していきます。

標準での一漕ぎ距離

モデル毎の一漕ぎ距離(m)は

ギア 6速 3速 2速
1 2.64 3.82 4.47
2 3.25 5.09 5.96
3 4.14 6.78 -
4 5.09 - -
5 6.49 - -
6 7.98 - -


これがミズタニサイクルがショップに配布しているカタログに掲載されている公式情報なのですが、3速モデルから分かる内装のギア比は0.75/1.00/1.33、6速モデルのスプロケットは13/16Tです。

Y's Road上野で聞いたところでは、どうやら内装ギア比の公式情報は無いようですが、スプロケットは実物を見れば分かります。

6速モデルの情報から、7.98/6.49 = 5.09/4.14 = 2.64/3.25 = 13/16となるので、13/16Tは確かです。

しかし、7.98/5.09 = 1.56、3.25/5.09 = 0.64ですから、6速モデルの内装ギア比は0.64/1.00/1.56ということになります。

6速は内装3速 x 外装2速の組み合わせなのですが、3速モデルと6速モデルの内装ギア比は異なるようです。

判明したギア比からタイヤ周長を逆算すると1.33mとなります。

チェーンリングの変更

結論から言って、

  • 大金をかけない
  • 面倒なことにならない
  • 自分でやったとしても大したことない
  • 効果は確実に有る

唯一の方法がチェーンリング、フロントギアの歯数変更です。


http://www.loro.co.jp/blog/east/2017/06/hh40t-1.htmlH&H入荷!新商品の40Tチェーンリングも〜。 - ローロ 関東3店舗Blog

純正のチェーンリングは、標準装着されている50Tの他に54Tと44Tがあり、登坂力強化のためなら44Tに変更します。

何故なら、

  • タイヤの周長L
  • 内装変速機の比率R
  • チェーンリング(フロントギア)の歯数FT
  • スプロケット(リアギア)の歯数RT

とした時のペダル一漕ぎ進む距離は、L x R x FT / RTとなり、この値が小さいほど楽に坂を上れるからです。

厳密に言えば重量(車重 + 自分の体重)Wが軽いほど楽に上れるので、W x L x R x FT / RTが小さいほど登坂力が高いということです。


50Tでは重いから44Tに変更したものの、違和感があって元に戻したというブログも見かけますが、それは暫く50Tで走って、それに慣れてしまったからだと思います。

初めから変えておけば良いのです。

http://www.loro.co.jp/blog/east/2017/06/hh40t-1.htmlH&H入荷!新商品の40Tチェーンリングも〜。 - ローロ 関東3店舗Blog

40Tは純正では有りませんが、LOROが扱っているので問題ないでしょう。


今回はbirdyを基準として、BROMPTONはM6Rのチェーンリング50Tの標準、チェーンリングを純正オプションの44Tに変更、標準外の40Tに変更、チェーンリングを標準外の36Tにしてスプロケットを13Tから12Tに変更、エントリークラス ロードバイクの代表としてTREK Emonda ALR4、私が乗ってるグラベルロードバイク GAIANT REVOLT1を比較します。

表中では

  • birdy monocoque airはbirdy
  • BROMPTON M6RはBRO
  • TREK Emonda ALR4はALR4

と省略して書きます。

車種 birdy BRO(50T) BRO(44T) BRO(40T) BRO(36T/12T) ALR4 REVOLT1
重量 9.87kg (ペダル除く) 12.2kg 9.09kg (ペダル除く) 10.5kg
タイヤサイズ 18x1.25 16x1-3/8(35-349) 700x25c 700x35c
タイヤ周長 1.325m 1.33m 2.105m 2.168m
チェーンリング 52T 50T 44T 40T 36T 50/34T 48/34T
スプロケット 11-32T 13/16T 12/16T 11-28T 11-34T
内装比率 - 0.64/1/1.56 - -


登坂力に関係のある各車の仕様は上記となっています。

BROMPTONの内装変速機のギア比は公式仕様が見つけられないのですが、GCSや和田サイクルなどが公開している、一漕ぎで進む距離からの推定値です。

BROMPTONのスプロケットも諸説見つかるのですが、13/16Tで計算しています。

BROMPTONはユーザーに細かいことを考えて欲しくないのか、本家英国サイトでも、国内代理店のミズタニサイクルのサイトでも、スプロケットの歯数や内装変速機の比率を公開していません。

GCSやLORO、和田サイクルなどのサイトでも、一漕ぎで進む距離の計算結果が有るだけです。

タイヤの周長はタイヤメーカーにも情報が無いのですが、

https://www.cateye.com/files/manual_dl/1/129/Tire_size_chart_JP_151023.pdfhttps://www.cateye.com/files/manual_dl/1/129/Tire_size_chart_JP_151023.pdf

大抵のタイヤについてはキャットアイが提供しており、多くの人がこれを参考にしているのだと思います。

ここにはbirdy monocoque airの18x1.25の情報が無いため

http://www.gcs-yokohama.com/entry/15633/BD-1 タイヤの周長/ 適正空気圧/ 重量 について | 折りたたみ自転車・ミニベロ専門店 GREEN CYCLE STATION

GCS横浜の情報を使います。この中のシュワルペ KOJAK 18×1.25が標準で装着されているタイヤです。

一漕ぎで進む距離(m)を一覧で示すと以下になります。

表ではbirdyを基準にして、おおよそ同じ一漕ぎ距離の状態を同じ行に表示させており、birdyとBROMPTONは全ての値を表示、ロードバイクはトップギアから4速とローギアから4速は表示、後は抜粋です。

birdy BRO(50T) BRO(44T) BRO(40T) BRO(36T/12T) ALR4 REVOVT1
- - - - - 9.57 9.46
- 7.98 - - - 8.10 8.00
- - 6.86 - - 7.02 6.94
6.26 6.49 - 6.24 6.08 6.19 6.12
5.74 - 5.58 - - - 5.48
4.92 5.09 - 5.07 4.56 5.01 4.96
4.31 - 4.40 - - 4.25 4.34
3.83 4.14 3.58 4.00 3.90 3.77 3.88
3.28 3.25 - 3.25 - 2.93 3.20
2.87 - 3.05 - 2.93 2.72 2.84
2.46 2.64 - 2.56 2.50 - 2.46
2.15 - 2.29 2.08 - - 2.17
- - - - 1.87 - -



BROMPTONはbirdyより高速設定で、ロードバイクのトップから2番目相当のギアを持ってることが分かります。

ローギアもALR4と同等ですから、Y's Road川崎のスタッフさんが登坂力も遜色ないと言った根拠はこれかもしれません。

BROMPTONは12.2kg、ALR4はペダルを考慮(僕のbirdyと同じとして600g)しても9.69kgですが、それを考慮しても2.60x(12.2 + 59)/(9.69 + 59)=2.69m相当と考えられ、ALR4の登坂力と遜色無いです。

但し、そもそもロードバイクは峠を意識したものではなく、多くのライダーは峠越え時にはダンシングを交えて必死に上っていくもので、一般の人にも、BROMPTONにも馴染みません。

それに、僕がREVOVT1に乗っていても、トップと2番目のギアは重すぎて下り坂でしか使いません。

BROMPTONに乗って、下り坂で加速なんてしないでしょうから、標準のトップギアなんて使わないでしょう。

更に、BROMPTONよりは飛ばしたくなるだろうbirdyでも今のトップギアより早くする必要性は感じないことを考えると、BROMPTONのチェーンリングは40Tが最適に見えます。

車体重量と体重を考慮しても、birdyがペダル込みで10.47kg、BROMPTONが12.2kgと僕の体重59kgを考慮すると2.08x(12.2 + 59)/(10.47 + 59)=2.13となりますが、birdyより軽いです。

より楽に上りたければ、チェーンリングを36Tにすれば1.84になりますが、その場合はトップギアが5.62となってしまいます。

それではさすがに遅すぎるので、13Tのスプロケットを12Tに変更出来るか相談した方がいいです。11Tだとギア間が詰まりすぎです。

ローギアが1.84ってさすがに軽すぎだろと思うかもしれませんが、例えばクロスバイクの定番、GIANTのESCAPE R3はローギアのFT/RT=0.875(REVOVT1は1.0、ALR4は1.21)であるため、1.9程度と変わりません。

というわけで、実現性はショップに要相談ですが、

  • チェーンリングを40T

にするだけで、峠道もほぼ問題ないbirdyと同様の使い勝手に出来て、

  • チェーンリングを36T
  • 13Tのスプロケットを12Tに変更すると、birdyより少し登坂力が上がって最高速度も落ちない設定に出来るということです。

birdyとBROMPTONの両方に乗る僕にはチェーンリングを40Tに変えるだけの変更が違和感無くて良いかも。


BROMPTONのキャラクターを考えれば、外装7段くらいが使いやすいのですが、それは無理である以上、上の2案が最適だと思います。

峠を考えないなら内装だけにするのが使いやすいので、3Rか3Sのチェーンリングを44T以下にすれば良いのだと思います。

その他の解決法

スプロケットの変更

一般的にはチェーンリング(フロントギア)よりスプロケット(リアギア)変更の方が効果が大きいです。

何故なら、元々スプロケットの方が歯数が少ないため、歯数の増減の影響が大きいからです。

スプロケットの歯数増加にチャレンジしている人がブログなどであまり見かけないと思っら、BROMPTONはチェーンテンショナーとの関係で基本的には最大16Tな様です。

スプロケットの3速化

http://www.loro.co.jp/blog/lwr/2018/06/1223334444.htmlもう魔改造ではない。銭さえ突っ込めばできますよ。 - ローロ ワールドリカンベンツ

https://www.google.co.jp/amp/cycleshibuya-staff.seesaa.net/article/460949363.html%253famp=1リダイレクトの警告

スプロケット3速化して17Tや18Tまでいけてる様ですがお金かけ過ぎ(^◇^;)

かつ、内装3段との組み合わせは無理そう。


http://hitoriblog.com/?p=25012BROMPTONの外装3速化キットTi parts workshop BTP-28Aを導入で登坂が楽に | ひとりぶろぐ

ショップなんて頼りにせず自分でやるぜ!という方なら、こちらなどは内装3段x外装3段で、スプロケットは最大19Tにされてます。

でもまあ、僕にも多くの皆さんにも遠い話です。

内装5速化

BROMPTON用内装5段・10段ホイールセット :: LORO HPV GROUP

標準の3速と同じメーカー、スターメーアーチャーが全く同じ形状の5速モデルを出しているので、交換するだけで5速化出来て、重い方と軽い方に1速ずつ追加できます。

LOROでも取り扱いがあるのですが、メールで問い合わせるとデメリットが結構あるので、店に来て相談してくれとのこと。

GCS横浜に相談された方もいらっしゃるようですが、自分で購入したものを持ち込めば対応はするけど、振動で変速してしまったりトラブルが多く、元に戻して欲しいという依頼も受けているためお勧めしないとのこと。

僕もGCS横浜でBROMPTONについて相談した時に、あまり登坂力を上げる余地が無いから、birdyを勧めると言われました。

そもそも、内装変速機はペダルへの負荷が無い状態、止まっているか、ペダルを漕ぐのをやめている時にしかギアチェンジ出来ないので、坂を上っている途中では変速しにくいんです。

急坂を上っている最中に漕ぐのをやめたらすぐに止まってしまいますから、変速のたびに止まることになってしまいます。

ですから、登坂力を上げるために段数を増やすのなら、外装変速機でなければ意味が有りません。

BROMPTON購入検討は一旦終了

僕のBROMPTON貯金は月額5,000円、購入までに4年ほどかかる予定なので、その頃にはBROMPTONのe-BIKEが発売されていて、更に貯金を続けて奥さん用にそちらを買う可能性も有ります。


E Bikes, Brompton Folding Electric Bikes, UK Electric Road Bicycles | Brompton Bikes

既に英国内で販売されているBROMPTONのe-BIKEは40万円近くする様ですが、さすがに高過ぎなので、走行距離20〜30km、アシストは1モードだけといった、ライトなe-BIKEを30万円以内で出してくれないだろうかと願っています。


HARRY QUINN(ハリー クイン)から本家BROMPTONより先にe-BIKE登場! - なりなり日記

このバッタもんの本物版が欲しい。

何れにせよ、まずはBROMPTON貯金を頑張ります(^-^)v


そうそう、今回の検討で意外だったのが、18インチのbirdyと16インチのBROMPTONのタイヤ周長がほとんど同じだったことです。

タイヤのインチだけでなく、種類までよく見ないと比較は出来ないんですね。奥が深い!

追記

Y's Road上野で話を聞いてみましたが、内装ギア比をご存知なかったです。

チェーンリングを40Tに変更する程度の改造も対応しないとのことなので、せいぜいBROMPTON純正オプションの44Tに変更するくらいで、後は何もいじらずに乗るなら、ここで買っても良さそう。

但し、20%分のオプションプレゼントなどの大きな値引きは前年品、又は新機種投入直前にならないと実施されず、そうでなければ2%オフなのでお得感は無いです。


GCS横浜は常時5%オプションプレゼントですし、和田サイクルも5%オフ品が結構置いて有ります。


LOROは定価販売が基本な様ですが、オリジナルのMタイプハンドルや内装5速化など、改造に積極的です。


店の雰囲気は

  • Y's Roadは量販店
  • GCS横浜は横浜的お洒落感を強く演出
  • 和田サイクルは一見すると街の自転車屋さん
  • LOROは店舗数が多めだけど店が小さくてマニアックな感じ

とかなり異なります。

僕はbirdyと同じGCSか、カスタム対応の良さでLOROにするか悩みます。

GCSは良い店ですが、BROMPTONのカスタムには積極的無い雰囲気です。