こんにちは、なりなりです(^ ^)
製造工程でシリコンコーティンを施すことで滑りを良くしてスナップバックが効きやすいナイロンストリングとして
EMBLEM TOUCH SF 17 - Prince プリンステニス公式サイト
PRINCE EMBLEM TOUCH SF
STRINGS ストリング | YONEX TENNIS ヨネックステニス
YONEX REXISシリーズ(2022年4月上旬発売予定)
LuXair series | ガット | テニス| 株式会社ゴーセン ラケットスポーツサイト(GOSEN)
GOSEN LuXair(ラクシア)シリーズ
この3つを試したかったのですが、僕がガット張りに使っているゼビオにもヴィクトリアにも、僕が通うGODAI白楽にもTOUCH SFの取り扱いが無かったので断念。GOSEN LuXairとYONEX REXISはゼビオとビクトリアのどちらにも有ったので試してみることにします。
基本的に、水曜にGODAI、土曜か日曜にテニス部練が有るので、隔週でREXIS COMFORT 125とLuXairBiTe L16を試して比較していきます。スナップバックの維持、耐久性が主な比較で、あとは、タッチ、スピンのかかりやすさがどちらが良いのか。
テンション維持性能は、ナイロンなので数ヶ月持つと信じます。スピンをかけて打つ場合、ナイロンはテンションが落ちる前に切れると思うので。
僕の場合、テニスをする時間は、GODAIとテニス部を合わせて週5.5時間、2ヶ月で44時間が標準的です。
ポリだと第4世代でもテンションが維持は1ヶ月で長く使っても2ヶ月が限界な様なので、今回の2つが2ヶ月、44時間使えるのなら、ポリより良いと判断します。
YONEX REXIS COMFORT 125の評価
2022年4月上旬発売予定のREXISは、FEEL、COMFORT、SPEEDの3種類ですが、店頭に並んでいたのは、REXUS、COMFORT、SPEEDでしたから、4月にリューアルされるということなのでしょう。
スピン重視の僕は、COMFORT 125をチョイス、52ポンドで張りました。
VCORE 100 | RACQUETS ラケット | YONEX TENNIS ヨネックステニス
実は、REXIS COMFORTはVCORE 100の推奨ストリングだったりします。
貼った直後
指で動かしてみるとスナップバックは効いているけど、ポリほど滑らかでは無く、多少、引っ掛かりが有るように感じます。一抹の不安が過ぎる…
また、スナップバックは効くものの、すでにノッチが出来ており、カチッと音がしてスナップバック、その後、またカチッとなって元に戻る感じ。
スナップバックといっても、ポリとは異質であることは確かです。
1週目(のべ5時間)
GODAIでの練習後
練習中、打球後にガットを見ると綺麗に揃っています。指で動かしてみると、張りたてより滑らかに動きます。どうやら、一度スナップバックすると(角が取れて?)滑らかに動くようになるようで、練習終了後も動きは滑らかでした。
張った直後から出来てしまっているノッチが寿命にどう影響するか、滑らかなスナップバックがいつまで維持されるかが鍵となります。
このストリングはボールへの食いつきが良く、スピンの掛かりが良いし、球が高く持ち上がります。打ち始めは球が上がり過ぎて戸惑うほどでしたが次第に慣れました。少し硬めに感じるので、次回試すとしたら50ポンドに落とそうかと思います。その方が特にボレーでのタッチが良さそう。
今のところ、結構良い感触です(^ ^)
テニス部練とRD CUP2試合後
明日午後に草トー(RD CUP)に出るため、テニス部練はいつもの4時間ではなく、2時間半で切り上げました。
RD CUPは基本4試合のリーグ戦なのですが、LuXairBiTeと使用時間を合わせるため、REXISは前半2試合のみで使いました。
試合があっさり勝負が着いたため、試合時間は合計1時間ほど。
ストリングの状態に特段の変化は無く、スナップバックが問題無く効いています。シリコンテーティングの効果が出ている様です。
2週目(のべ6.5時間)
GODAIでの練習後
スナップバックは効いていますが、明らかに滑りが悪くなってきています。シリコンコーティングが大分剥がれてきた様です。
今週で終わる予感、というかこの状態では既にスピンをかける効果が有るのか怪しい…
テニス部練後
雨天中止
3週目(のべ8時間)
GODAIでの練習後
間違えてLuXairの方のラケットを使用してしまった…
家に帰ってガット面をマジマジと見ると、明らかに擦り切れそうな箇所を発見。次回で切れるかも…
LuXairBiTe 16Lの評価
LuXairAssisT 16LとLuXairBiTe 16Lが有りましたが、スピン重視の僕はLuXairBiTe 16Lが候補で、これを52ポンドで張りました。でも少々割高のストリングですね、これ。REXISと大差無い様ならREXISに決まりです。
ヴィクトリアの評価では、REXIS COMFORTと比較して、反発力、スピン、耐久性は同等で、少しソフトとなっています。
張った直後
針たてのREXISよりスナップバックがスムーズです。期待大(^ ^)
但し、REXIS同様に張った直後に既にノッチが出来ています。ここがポリと大きく違うところ。
1週目(のべ1時間)
RD CUPでの2試合後
第3、4試合もあっさりだったので合計1時間ほど。
第3試合後に確認を忘れたのですが、第4試合後に確認すると、既にバリバリでスナップバックゼロ…
どこがシリコンコーティングなのか…無理、失格です、このストリング。ストリング グライドの方が効果が持続します。
取り敢えず、ストリンググライドを塗って、REXISの評価が終わるまで、予備とする予定でしたが、次のGODAIの練習で間違えて、こちらを使用。ストリンググライドの効果は1.5時間くらいなら持つことを再確認しました。
最後の候補、BabolaTのRPMソフトを試すことにしたので、このストリングのテストは終了します。
BabolaTのRPMソフトの評価
BabolaTのRPMソフトはポリアミドのモノ素材でテンション維持性能が良く、スナップバックも良く効くとの評価を見つけたので、LuXairを張っていた方のラケットに張ってみました。
どうやら、ポリはすぐにテンションが落ちるためナイロンの方が硬く感じることが分かったので、従来より緩めの48ポンドで張ってみました。このストリングはナイロンでもポリでも無いのでよく分かりませんが。
張った直後
やはりナイロンなので張りたてでノッチが出来てしまっていますが、スナップバックはバッチリ効いています。
1週目(のべ1.5時間)
GODAIでの練習後
残念ながら稼働する箇所のスナップバックはほぼ無くなっています。もう無意味なのでテスト終了。
まとめ
結論として、一番良かったYONNEX REXISですら、たったの6.5時間使っただけでスナップバックはほぼしなくなってしまいました。この程度が現在のシリコンコーティングの限界で、ナイロンにスナップバックを期待するのは無理であることが分かりました。
優秀なポリエステルストリングのテンション維持性能はポピュラーなナイロンと大差無かった! - なりなり日記
こちらに書きましたが、僕が使える範囲ではLUXILON 4Gの次にテンション維持性能が高い(Wilson NXTと大差無し)のTecnifibre 4Sに戻します。
少し前までは低めのテンションだとボレーのタッチは良くて好きだったものの、ストロークとサーブでスピンを掛けることが苦手なためオーバーしてしまうミスが多かったのですが、最近はスピンが得意になったので低めのテンションにしてみます。
低めのテンションの方がストリングの伸びが遅いでしょうし、テンションが多少下がっても違和感が少ないだろうと思うからです。
2本同時に張り替えて、40と45ポンドで試してみます。2ヶ月経ったら感覚の悪かった方のテンションを良かった方に合わせて張り替え、以降、2ヶ月ごと(それぞれのラケットは 4ヶ月ごと)に交互に張り替えることで、実質的に2ヶ月ごとに張り替える状態を維持しようと思います。