こんにちは、なりなりです(^ ^)
ホンダ N-WGN L・Honda SENSING ホライズンシーブルー・パールを発注しました - なりなり日記
フィットハイブリッドを手放してから1年余り、N-WGNを発注して1ヶ月余り、待ちに待ったN-WGNが納車されました!
マンションローンの繰上げ返済を1回見送り、コロナ対策で入る10万円 x 2、奥さんの貯金を組み合わせての購入です(^◇^;)
私の自動車歴
評価にはどうしても主観が入るので、ご参考に私の所有歴を記しておくと、
- ホンダ クイント インテグラ 3年
- スバル レガシー ツーリングワゴン 3台で14年
- ホンダ フィット ハイブリッド 7年
- タイムズカーシェア 1年
- ホンダ N-WGN 今回
となります。
- 若い頃はスキーとゴルフに4人で行けることを条件にしていたのでレガシー歴が長い
- スキーを引退したので小型化してフィットにした
- ゴルフも引退したし大して乗らないからとカーシェにした
- コロナでシェアは嫌だなと思って自家用車に戻るが、遠出は年に数回なので、人生初の軽自動車にした
という流れです。
これまで、ホンダ車とスバル車しか所有したことが有りません。
スバルとホンダはブレーキフィーリングや操作系が何となく似ているのですが、カーシェアでトヨタやスズキに乗ると、かなり違和感が有りました。
ホンダのサイトは非常に詳しく書かれているので、基本的なことは網羅されています。ここでは、主にサイトからは分からないことをご紹介します。
今の企業姿勢を見ても、スバルはアイサイトで安全技術の最先端を走っていますし、ホンダはホンダセンシングの導入に積極的で、N-WGNに最先端技術を搭載しているように、高級車優先ではなく常に最先端の安全技術を搭載していくところが好きです。この辺り、トヨタや日産とは一線を画しています。
ケチらずに搭載車を増やしていった方がノウハウの蓄積が進んで技術の進歩が加速していくし、部品のコストも下がっていきます。
外観
ホライズンシーブルー・パールは少しグレーがかった水色なので色鮮やかではないのですが、その分落ち着いていて、パールが入っているため渋くなりすぎていません。
僕的には気に入りましたし、奥さんも丸目で愛嬌のあるマスクも合わせて可愛くて良いそうです(^ ^)
オリンピックの白ナンバーは少し時間がかかるそうで、来月早々に交換して貰う予定です。
コーティングは頼んでいませんでしたが、無料でPREMIUM GLASS COATING Water-Runningが施されていました。コーティングのグレードは5段階あり、このコーティングは3段回目のもののようです。
内装とシートレイアウト
ベージュではありますが、汚れは目立ちにくい生地になっています。
写真を取り忘れましたが、フロントシートを目一杯前にしてヘッドレストを外し、リアシートを後ろにすることでフルフラットになります。但し、何せその状態では荷室がミニマムですから、二人で荷物が少ない状態で出かけて昼寝する時という、かなり稀なシチュエーションでのみ使えます。
我が家の場合、僕一人でテニスに出かけた時くらいかも。
チルト&テレスコピックステアリング
上下方向に動くチルトステアリングが装備されていない自動車は有りませんが、前後に動くテレスコピックが装備された軽自動車は稀だそうです。
しかし、人の体型は様々で、身長だけでなく手足の長さもそれぞれなので、シートを合わせると手が離れすぎる、あるいは近すぎるということは良くありますから、特に長距離を走るにはテレコスピックも重要です。
乗り込むなりシートポジションを含めてあれこれ動かして心地よいポジションを探すことが出来ました。
やっぱ快適(^ ^)
シートも安っぽくないし、僕の場合、スバルは勿論、ホンダのシートも体に合っているので、長距離ドライブも苦にならないと思います。
荷室
N-WGNに限らず、N-BOXを含むハイト系、スーパーハイト系軽自動車は「荷室広々!」と言う謳い文句を目にしますが、あくまで「軽自動車にしては」と言うことであることを忘れてはいけません。
リアシートを一番後ろにずらした状態では、荷室はとても狭いです。
奥行き35cmほど
横幅96cmほど
下段の高さは20cmほどで、積める荷物は限られます。
リアシートを一番前にスライドさせても、普通車に乗ってきた人からすると狭い。まあ、車体が小さいので、これは仕方無いです。
奥行きが54cmとなり、何とか使い物になるレベルで、大人4人分の荷物を積んで快適に遠出できるとは思わない方がいいです。快適に使えるのは、小さな子連れか大人二人までです。
僕らの様に大人二人前提なら、リアシート背もたれを倒せば奥行き132cmの広大な空間が使えるため、困ることは無いでしょう。でも、大人が寝ることは出来ません。軽自動車の限界ですね。
最近は軽SUVというのが流行ですが、あれは一人か二人でしか乗らない前提です。3人以上でたくさんの荷物を積んで出かけるには、軽自動車では小さすぎます。うちも赤ん坊以外の子供がいたら小さすぎますし、独身だったら友達と出かける前提ですから、軽自動車は選んでいません。
BROMPTONとPS-F1の積み込み
微妙に残念なのが、リアシートを前方にスライドさせて荷室最大の状態でもBROMPTONを横にすると奥行き不足、高さも不足でボードの下に収まらないことです。ここに収まってくれればPS-F1は色んな置き方が出来たので残念。
リアシートは一番後ろのままに背もたれを倒してBROMPTONを置き、PS-F1はリアシート前のフロアに置くことも出来ますが、これだと荷物が置きにくいため今ひとつ。
リアシートの位置は変えずに背もたれを起こして、BROMPTONは荷室に立てれば荷物がリアシートに置きやすくなるので、これが良さそう。リアドアを開いた時にBROMPTONが落下するのを防止するためには、リアのシートベルトを絡めておけば問題無さそう。
リアシートをフロント側にスライドさせてBROMPTONとPS-F1を入れ替えることも出来ますが、PS-F1は安定性が悪いので荷室で暴れそうで心配です。
また、リアシートを倒して両方を立てて並べることは出来ますが、やはり暴れそうだしぶつかりあって傷付きそうなので、緩衝材を用意したりフックなどで固定する必要が生じるので面倒です。
オートブレーキホールド
ハンドル左の下ボタンが電動パーキングブレーキボタンです。取説には電源OFFでパーキングブレーキを自動作動させるようにする方法も載っていたので設定変更しておきました。この設定は雪国の人やウィンタースポーツによく行く人はNGですが、それ以外はお好みで。
上のボタンはオートブレーキホールドで、これをオンにすると一度ブレーキを踏むとブレーキから足を外してもブレーキ状態が継続されるので、信号待ちや渋滞中にブレーキを踏み続ける必要が無いため楽です。本格的な渋滞にハマったらACCをONにした方が更に楽だと思いますが。
僕的にはクリーピングで発進するより、停止時にはオートブレーキホールドでブレーキから足を離せる方が楽なので常にONにしておきたいですが、この設定は記憶されないため電源をOFFにすると解除されてしまいますから、電源ONのたびにモードをONにしなくてはなりません。
この機能がまだ全ての車に装備されていないためなのかもしれませんが、自分の車にしか乗らない人はたくさんいるのですから、設定を記憶してくれても良いと思います。ソフトウェア変更で対応可能でしょうから、そのうち対応してくれることを期待します。
Honda SENSING(ホンダセンシング)
衝突軽減ブレーキ(CMBS)&誤発進抑制機能
二つとも標準でONになっていますが、ステアリング右下、下段右端のボタンをブザーが鳴るまで長押してOFFにすることが出来ます。二つの機能は同じセンサーを用いているため、二つともONか二つともOFFのいずれかになります。一度電源をオフにしても設定は記憶されます。
通常はこの機能をOFFにすることは無いでしょう。
歩行者事故低減ステアリング&路外逸脱制御機能
ステアリング右下、上段のボタンでLEDが点灯していればON、標準ではONになっています。これもOFFにすることは出来て設定が記憶されます。これも通常はONでしょう。
ACC(アダプティブ クルーズ コントロール)
略語としては昔のオートクルーズと区別が付かないのがややこしいですね。オートクルーズは大抵の車に装備されていましたが、前方状況をお構いなしに速度をキープする恐ろしい機能なので、僕は一度も使ったことが有りませんでした。
スイッチ類はハンドル右側に集中配置されていますが、特に高速道路走行中ではスイッチをいくつも触ることに不安を覚える人も居ると思います。
Mainを押す、アクセル操作で最高速度設定、SETを押してACC開始。動作中はRES(+)、SET(-)で最高速度変更可能でアクセルオンで速度アップした状態でSETを再度押しても速度変更可能ですが、ブレーキを踏むとACC解除となる。
少々ややこしいですね。
速度30k/h以下ではMain、SETを押せば最高速度30km/hでACCが開始されますから、一般道でも渋滞が始まったらACCをセットすると楽です。2秒以上停止したらACCは自動追従は一旦解除されますが、RESボタンを押すかアクセルオンで再開されます。
よって、渋滞中にACCをオンにしておくと再発進時にRESを押すだけで停止、発進を繰り返すことができます。勿論、自動運転ではないので、常にブレーキを踏む可能性を考慮しておく必要はありますが。
ACCは設定が少し面倒なので、自動車もそろそろ音声コマンドに対応して欲しいところです。「前の車を追走して」、「最高80kmで」とかで操作出来ると良いです。
また、前走車、人、自転車、標識が認識できるのですから、信号も認識できるのではないでしょうか。黄色信号の扱いは難しいですが、赤信号を無視出来ない、少なくともアラームを出しても良いのではないかと。
高速道路はETC専用にすると言う話がありますから、ETC取り付けは義務化してもいい気がします。ついでに、免許証を挿さないと動かない様にしたら良いですし、呼気センサーで酒気を検出したら動かない様にもして欲しい。自民党(の菅氏)は携帯電話の料金値下げなんて小さな話をしていないで、こういった話を推進して欲しいものです。
リアソナーセンサー
まだホンダセンシングはほとんど体験していないのですが、早速役だったのがリアソナーセンサーでした。
これは、ギアをリバースに入れると機能して、障害物が接近するとアラームが鳴るのです。新車で最初に何をやらかすかって言うと、慣れない車両感覚のために車庫入れ時に擦ることだと思います。
僕の場合、車庫が去年までとは違う場所になって、右端に黄色の鉄パイプが有る位置になったのですが、これが車庫入れ時に死角になりやすくて、危うく擦るところでしたがアラームで救われました。小さい車とは言え死角はあるので助かります。
純正ナビなのでカメラでも確認できるのですが、微妙な位置関係は掴みにくいです。
オートライト
トヨタ車は昔からオートライトが好きですが、スバルもホンダも少なくともオートライトは標準装備では無かったので、僕自身はオートライト自体が初体験ですが、確かに楽ですね。標準設定で暗くなればライトオン、明るくなればライトオフが出来るのは勿論、ハイビーム、ロービームを切り替えてくれます。
ハイビーム、ロービームへの切り替え条件は下記の様になっています。
ハイビームへの切り替え
- 時速が30km/h以上
- 前方にライトを点灯した車両がいない
- 前方に街灯などの光が少ない
という条件を満たしている時に切り替わる。
ロービームへの切り替え
- 車速が24km/h以下
- 前方にライトを点灯した車両がいる
- 前方に街灯などの光が多い
という条件を満たしている時に切り替わる。
また、夜間に車幅灯のみや消灯して走ることは出来ず、自動的にヘッドライトが付くので、ヘッドライトをつけ忘れて走る心配が有りません。
停車時には、車幅灯のみ、消灯どちらにもマニュアルで設定出来ますが、走り始めると自動的にヘッドライトが点灯する作りになっているためです。
気が利いていますね(^ ^)
8インチ プレミアムナビ Gathers VXU-207NBi
当たり前ですがスマホナビより使いやすいです。
高速を使うルートが最優先になっていて、油断すると高速に乗せられそうになっていましたが、
Menu -> 設定 -> 探索の設定 -> ルート探索条件で推奨を選んでおけば
まずは推奨ルートが表示されて、5ルートを押すことによって、各種ルートから選択することが出来ます。
メーターの右にはフル液晶ディスプレイが付いていて認識した道路標識などを表示してくれるのですが
純正ナビとの組み合わせでは交差点での行先表示もしてくれるので、ナビの指示を見落とす可能性が減りますし、ハンドル左には音量や曲の先送り巻き戻しの他に発話ボタンがあり、音声で周辺施設の検索も出来て便利です。
360° スーパーUV・IRカット パッケージ
Lクラスを選んだ大きな理由がこれ。
お肌の大敵、紫外線(UV)は99%カットのSPF50+なのは勿論、ジリジリした暑さを生む赤外線(IR)も70〜80%カットするガラスがすべての窓に使われていますから、夏場の日差しあまり厳しくないのではないかと。
そのため、運転席などのサンシェードは今のところ購入を考えていません。
市街地を走行した感想
横浜の市街地、丘陵地を60km程度走行した感想です。
平地、登り坂共に特別アクセルを踏み込まなくても、加速が悪いと感じたり先行車から引き離されることは無く快適に走行できました。
特に渋滞にはまることも無かったため、ACCを試す機会は有りませんでしたが。
まとめ
ACCの使い勝手や性能、高速道での走りなど、検証すべきことは沢山ありますが、ファーストインプレッションとしては気に入りました。街での乗り心地、加速、ハンドリングでは小型車に遜色ありませんし、僕らが二人で使う分には荷物の積載性も十分です。
7年前のフィット ハイブリッドと比較して今のN-WGNのハイテク化ぶりは際立っており、結果的に乗り換えになって良かったです(^ ^)