なりなり日記

Appleと折りたたみ自転車(BROMPTON / Tern Vektron S10 / BESV PSF1)の情報を中心に発信中!

秋深まる上高地を日帰りトレッキングしてきました!


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こんにちは、なりなり @narinarissu です(^ ^)

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秋深まる上高地を高速バス(中央道を走ります)を使って、日帰りトレッキングしてきました。

新宿からバスでGO!

WILLER TRAVEL
使ったのは、こちら、ウィラートラベルのバスです。

【便名】新宿→上高地/AK05便
【シート】スタンダード
【プラン】【東京夜行日帰り】アルピコショッププラン(モデルコース)
【乗車日】2014年10月10日(金)
【乗車地】新宿駅西口(京王) 22:30発
http://travel.willer.co.jp/dy/3/bus/pc/common/teiryujoChizu?bmTeiryujoId=466
【降車地】大正池 05:25
http://travel.willer.co.jp/dy/3/bus/pc/common/teiryujoChizu?bmTeiryujoId=456
【人数】2人
【号車・座席】
[1]◯◯ △号車 xx
[2]◯◯ △号車 xx

【運行管理会社】アルピコ交通株式会社
【運行会社】アルピコ交通株式会社
【運転士】1名 スタンダード
【走行距離】266km
【走行時間】約7.0時間

バス乗り場は、新宿西口の9番階段を上ったあたりのヨドバシカメラの手前に有ります。

中央道を使う高速バスをよく使う方には、お馴染みの乗り場です。


バスの行き先は、上高地バスターミナルなのですが、僕らは、上高地の入り口である大正池を見たかったので、ここで降りてみました。

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この写真は、帰りの上高地バスターミナルで撮ったものですが、実際に僕らが乗った4列シートのスタンドタイプのバスです。

この他に、3列シートのグリーンカーも有ります。ゆったり座りたい人や一人旅の人にお勧めですが、人気が有るので、スンダードより取りにくかったので、僕らは諦めました。

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こちらも帰りに撮った写真ですが、膝元の開き具合です。170cmの僕だと、スタンダードでも窮屈さは無いです。

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スタンダードでも、スマホを充電出来るコンセントが付いているのは素晴らしい!

上高地に着くまでは、談合坂SAと諏訪湖SAに止まって、トイレ休憩が有ります。

大正池に到着!

ここで、いくつか誤算が有りました!

まず、到着時、真っ暗!
まあ、ちゃんと到着時刻を見ていれば当然なのですが、夜明け前に大正池ホテル前で降ろされるので、バスが去ると真っ暗けです!

やべ!ライト持ってこなかった(^◇^;)

次に、物凄く寒い!
上高地は標高1,500mなので、平地より10度ほど気温が低いです。これが、夜明け前となると、この時期ですでに大変な寒さでした。

保温性の有る長Tのインナー、Tシャツ、長袖のミドルレイヤー、ユニクロのフリース、ユニクロのダウン、更に、ウィンドブレイカーと着込んでも寒い!

パンツは冬用の厚手の物を履いていましたが、その下にタイツも必要で、あと、手袋、ニット帽が必要でした。

とにかく寒くて、一気に体調を崩してしまいました。もともと、若干風邪気味だったのですが、何か、胃が痛くなってしまって…

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空が若干白んで来るのを待って、ホテルに向かって右横の道を、池に向かって降りると、奇跡的にほぼ満月の月が煌々と輝いています!

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夜が明けるにつれて、幻想的な風景が浮かび上がります(^ ^)

一眼レフを構えた人達は、ひたすら朝日が山を照らすのを待っている雰囲気でしたが、僕らは寒さが限界だったので、この辺で失礼。残念…

河童橋に向かう

もうちょっと、体調がかなりヤバイ感じで、熱でも出るんじゃないかくらいの状態でしたが、河童橋近くのバスターミナル近くの店で朝食用の弁当も受け取りますから、頑張って進みます。


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夜が明け切らない中、田代池を経由して田代橋へ、田代橋を渡ってウェストン碑を経由して河童橋へ向かいました。

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そして、大正池を出て一時間ほどで河童橋に到着です。

この時点でも、まだ太陽は山陰から出てきてくれず、かなり寒いです(>_<)

この後、予約してある弁当を受け取るために、バスターミナルまで向かいます。

弁当を貰う売店は普通に空いているので、特に、バスと一緒に予約しなくても、朝ごはんを買うことは出来ました。


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この後、外にもテーブルが有りますが、向かいにある暖かそうなビジターセンターに向かいます。

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売店とビジターセンターの間には水場も有ります。

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こちら、ビジターセンターです。

明神橋のビジターセンターはもっと小さく、飲食禁止となっていましたが、こちらは、その様な張り紙は無く、お弁当を食べている人もいました。

僕らは迷わず逃げ込んで、お弁当をいただきました。いやいや、助かりましたよ…

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周辺の山の様子が分かる模型や、周辺マップ(お勧め、100円、買いました)、手袋(伸びる手袋、買いました)、使い捨てカイロ(買いました)など、役立つものが置いておるので、是非立ち寄って下さい。


ビジターセンター周辺の写真は帰り際に撮ったもので、朝はもっと暗かったです。

明神池へ

体調は悪いままですが、まだまだ帰りのバスまでは時間が沢山あるので、頑張って明神池へ向かいました。


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さて、再び河童橋から出発です。
そろそろ、山肌には陽が当たり始めました。

再び河童橋を渡って、梓川西岸を北上します。

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ようやく平地にも陽が当たり初めて、気持ち、気温が上がり出してくれました。ビジターセンターで買った手袋と使い捨てカイロのおかげもあり、少しだけ体調も回復してきました。残念ながら、まだ辛いんですけど…

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明神池に到着です。

明神池の正面に見えるのが明神岳です。

ここは、神社の中にあるので、拝観料300円を払って入ります。
拝観料もそうですが、多くのトイレもチップ制となっており、これらは上高地の整備に使われているそうなので、率先して払いましょう。

いつまでも綺麗な上高地でいてもらうための協力です。

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池面には山が綺麗に映っているのですが、明神池と明神岳がちょっと近すぎて、カメラに収まりきらないのが残念です。

ここは、しっかりと目に焼き付けて下さい。

徳沢地区へ

まだまだ時間が有るので、明神池そばの明神橋を反対側に渡って、徳沢地区に向かいます。

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明神橋からの梓川上流の眺め

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明神橋の後ろが明神岳

元気な方なら意気揚々とまだまだ歩けるでしょうが、今日の僕はちょっと違って休憩が必要です。

橋の袂の河原に降りて、斜面にシートを敷いて横なって、正面に見える明神岳を眺めながら休憩です。

日差しが強くなって、かなり暖かかったです。いやー、身体が暖まる(^ ^)

さて、30分ほど休憩したら出発です。
まだ、お昼ご飯を食べるには早いので。

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梓川東岸を遡ります。

この間、今回のルートでほぼ唯一のアップダウンが有りますが、ほんのちょっとです。
少々、体力に自信が無くても大丈夫。
杖をついた、足取りのあやしいお爺ちゃんでも、ゆっくりと歩いていました。

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徳沢地区はキャンプ場になっており、沢山のテントが張られていました。テントはここ以外でも、明神橋と河童橋の間の東岸でも見かけました。

徳沢地区の眺めは、それほとでも無かったです(^^;;

お昼持参でない方は、ここのロッジか、明神橋付近で昼食を取ることになります。

河童橋に戻る

そろそろ昼食に丁度良さそうな時間なので、河童橋方面に戻ります。

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徳沢地区の眺めが今ひとつだったので、少し手前の河原に戻って昼ごはんを頂きました。

このところの僕らの定番のカップ豚汁とお湯で戻すご飯です。

この時間になると気温が上がって来て、日向で食事を取っていたら、かなり暑かったです。

1年間使ってきたJETBOIL SUMOですが、今回でレギュラーから引退させる予定です。これについては、別エントリーで書く予定です。

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徳沢地区から明神橋を経由して河童橋まで、梓川東岸を下ります。

まだまだ綺麗な眺めが続きます。

歩き出すと木陰も多いのですが、暑いのでダウンは仕舞いました。そのうちに、フリースも脱ぎと、朝昼の寒暖差が厳し〜!

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河童橋手前の清流の流れ

河童橋周辺を散策

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朝来た時はまだ薄暗かった河童橋から上流方向の眺めですが、昼間見ると、絵葉書にでもなりそうな素晴らしい眺めです!

今日の写真は全てiPhone 6で、HDR自動設定で撮っていますが、かなり綺麗に撮れていますよね!

この景色を見て、来年は、河童橋近辺で宿を取って、朝夕の眺めをゆっくり見ようと誓いました。

ここでコーヒーを沸かして飲みながらノンビリなんて最高(^-^)/

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今回は、河童橋の袂で上高地プリンを頂きました!うーん、濃厚で滑らかで美味しい)^o^(

この写真も良くないですか?プリンの宣伝用ポスターみたいw


さて、次回に向けて、河童橋周辺の宿のチェックです。山小屋は各地域に点在していますが、山小屋での宿泊に不慣れな人でも泊まれそうなホテルは、河童橋付近に集中しています。

大正池前にも、大正池ホテルが有りますけど、あそこは、中心地の河童橋からは徒歩で1時間ほど離れているので、独立した場所と考えた方が良いです。

逆に大正池ファンには唯一の宿となります。

僕らは、大正池の幻想的な夜明けも捨てがたいけど、今回一応見たので、次回は河童橋周辺にしようかと。

大正池の夜明けは、宿泊でも日帰りでも構いませんから、一度は見ることを強くお勧めしますよー!


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橋の袂の東岸にある「神高地 五千尺ホテル」です。

東岸の唯一のホテル(ビジターセンターから更に少し下ったところに「上高地帝国ホテル」も有りますけど)で、一階のレストランは解放されているのですが、結構なお値段です。

宿泊費もお高いのかな(^^;;


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橋向かいの「ホテル 白樺荘」は、一階がお土産屋になっていて、ホテルと名前は付いていますが、山小屋チックな感じ。


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お隣りの「上高地 五千尺ロッジ」です。
ロッジなので山小屋に近いのでしょう。でも、小綺麗な感じですよ。

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下流方向にお隣りの「上高地 西糸屋山荘」です。
名前は山荘ですが、こちらも、十分に綺麗な感じです。

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こちらが、見た目一番お洒落な感じの「上高地アルペンホテル」です。

一番新しそうな外観でした。

さて、来年泊まるのは、どこにしましょうか。

バスで新宿へ!

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帰りは、河童橋の東岸から程なく有るビジターセンターセンター前のバスターミナルからバスに乗ります。

帰りも行きと同様に、諏訪湖SAと談合坂SAに止まります。

新宿着は少し遅めの夜9時前後なのに加えて、SAはトイレ休憩で長時間は停車してくれないため、夕飯は、SAでお弁当を買うのがお勧めです。

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僕らは、諏訪湖SAで「おぎのやの峠の釜飯」を買って頂きました。

久しぶりですが美味しかったです(^-^)

あとはノンビリ寝て帰るだけ。

上高地は、電車や車で行っても、最終的にバスに乗り換える必要があるので、直通バスが使える方は、初めからバスで行くことをお勧めしますよ!

似た感じの尾瀬との比較

僕らのような東京周辺在住者は、似た感じの尾瀬も上高地もそれほど変わらない距離に有って、どちらも深夜バスで行けるといった、とても恵まれた環境に有りますから、是非、行って頂きたいです。

特に、上高地は体力的に自信の無い方でも、存分に楽しめますよ!

申し訳ないけど、高尾山に行って人混みにうんざりするくらいなら、是非是非、上高地に行って欲しい。


初夏に同じ様にバスで行った尾瀬と比べると、湿地帯の木道などが似た感じを醸し出してはいますが、

  • 尾瀬が峠から湿原に至るまでの結構な高低差が有るのに対して、上高地はほとんど高低差が無い
  • 尾瀬は木立が少ないので日陰が無いが、上高地は木立の日陰が多い
  • 尾瀬が尾瀬沼周辺や湿地帯に有るのに対して、上高地は梓川の河川周辺に有り、沼は梓川の一部、特に、大正池は自然のダムの様なもの
  • 尾瀬はいわゆ山で、泊まる小屋も山小屋だが、上高地は山小屋も有るけどホテルが有って、リゾート地に近い雰囲気も有る

といった違いが有ります。

特に、木陰の有無による日の当たりの違いは大きく、春夏は尾瀬が暖かいというか暑いのに対して、秋冬は上高地はかなり寒いと感じました。

来年は、春夏に上高地、秋冬に尾瀬に行くつもりです(^ ^)


尚、上高地の様々な情報は、
上高地公式ウェブサイト

こちらの公式サイトで得られます。


高速・夜行バス予約サイト WILLER TRAVEL
高速・夜行バス予約サイト WILLER TRAVEL
余談ですが、ウィラートラベルには、様々なバスツアーが有るようです。

来年の上高地は、是非、グリーンカーで行ってみたいです。

最後に

ウィラートラベルのバスは早朝、夜明け前に到着するので、ヘッドライトを忘れずにw

これからもっと寒くなるので、防寒対策も完璧にしましょう!

あと、丁度僕らが行った日の前日の午後3時頃、河童橋と大正池の間で月の輪熊が目撃されたとの注意書きが有りました。

僕らは、人がたくさんいる上高地に熊が出没するとは思っていなかったので持っていませんでしたが、是非、熊鈴もお忘れなく!