こんにちは、なりなり @narinarissu です(^ ^)
先週末は、奥多摩トレランをしてきました。前日は友人の結婚祝い、来週は旅行、かつ、このところ毎週のトレランでお疲れ気味なので、梅雨前のラストランだったかもしれません。
今回のルート
Dropbox - 奥多摩湖〜三頭山〜惣岳山20km.gpx - Simplify your life
走行距離: 20km
高度累積上昇: 1,644 m
高度累積下降: 1,660 m
最低高度: 520 m
最高高度: 1,508 m
スタート地点は小河内神社前
奥多摩湖周辺でのスタートは、うちからの早朝出発の場合、登山口に8時頃着くのがやっとなのですが、その場合は、5時ちょい過ぎの電車に乗らなくてはなりません。
それだと、4:30には起きなくてはならず、さすがに前日飲んでの、その時間起床は無理(⌒-⌒; )
何とか5:30には布団から這い出したのですが、何やかんや電車に乗ったのは6:30過ぎで、奥多摩駅から西東京バスに乗って小河内神社前に着いたのは、9:50でした。
うーん、さすがに、元々走りたかった、三頭山から御岳山などを経て武蔵五日市駅まで行くルートは断念です。
さて、何処から下山すべきか。
大岳山か御岳山まで行けたら良いな。
橋への降り口は、バス停のすぐそばに有ります。
この橋は、「ドラム缶橋」と記憶していましたが、今は、ドラム缶じゃないんですね!
ギシギシと音を立てながら渡ります。
渡りきると登山口への案内板が有ります。
登山地図ではすぐ右に道がある事になっていましたが、情報が古かったようです。
一旦左へ向かい
右に曲がると
車道に出たら右へ。
ここは歩道が無いので、車にひかれないように注意です。
左手に登山口が現れます。
ここが、ヌカザス尾根入り口です。
時刻は10:18です。
楽な登りでも有りませんが、奥多摩特有の岩の少ない、柔らかいトレイルが続きます。ひたすら登りなので、ほぼ走れませんけど。
一つ目の山「イヨ山」979mに到着ですが、眺望無しなのでスルー。
一旦下って、少し快適に走ったり
これは、山ツツジでしょうか。
綺麗な花も見えたり楽しめます。
しかしすぐに、岩場を含む長い長い登りに突入します。
ここが、本日前半の最大の難所でした。
ヘトヘトになりながら、何とか「ヌカザス山」に到着です。
時刻は早くも11:35です。
奥多摩湖〜三頭山〜陣馬山〜JR藤野駅をトレランしてきました! - なりなり日記
去年の奥多摩湖からヌカザス山へのルートは、ムロクボ尾根を登りました。
ムロクボ尾根は、そこまでキツかった記憶が無いのですが、それは、今日の体調の問題なのか、クッカー他6kgの荷物のせいなのか、ヌカザス尾根がキツかったのかは、分かりません。
ムロクボから来ると、最後の土が剥き出しの急斜面「ツネの泣き坂」がキツイですけど、ヌカザスから来ると、斜度的には匹敵する岩場の登りが何度も現れます。
三頭山へ
かなりヘトヘトですが、時間も遅いので、休憩無しで先に進みます。
ヌカザス山から一旦下って、ようやく走れるルートが現れます。奥多摩特有の、落ち葉でフカフカのトレイルも!
その後、再び三頭山山頂に向かって登りに入ります。
ヌカザスへの登りよりは楽でしたが、加速のためにポールを使いました。
そして、三頭山山頂に到着!
時刻は既に12:30です。
三頭山山頂には家族連れやら、たくさんの人が昼食を取っていました。
キツイ山なのに、何故子供がいるのかと思っていましたが、ここからそれほど遠くない「鞘口峠」からすぐ近くに都民の森の駐車場があって、そこからの高低差は500m程度なようです。
三頭山からは、狭いながらも眺望があって、富士山も見えるのですが、今日は(去年も)雲隠れ…
今日は、水1Lとカレーメシ、クッカー持参なので、山頂でカレーを食べる気満々でしたが、混んでるし、時間が遅いので先を急ぎたい気も有り、ゼリーで済ませました。
後でコーヒーでも飲めたらいいなぁ。
惣岳山へ
ここからバスか電車で帰るためには、数馬に向かって降りるのが最短ですが、それでは距離が短すぎなので却下。
ていうか、そもそも、まだ走った事のないハセツネCUPの後半区間を走るのが今日の目的なので、北東に進みます。
次を考えると、「惣岳山」まで行って、「大ブナ尾根」を下って、奥多摩湖に降りるのが最短のようです。
これなら、何とか日が暮れる前に辿り着けそう。
まずは「鞘口峠」に向かいます。
少し降りると「見晴小屋」が有るのですが、
全く見晴らせません。
有りがち(⌒-⌒; )
先を急ぎます。
鞘口峠までは、ほとんどが下りで、軽快に走れます。
途中、写真を撮り忘れましたが、少し登ったところに休憩小屋が現れて、一瞬、ルートを見失いますが、小屋の右手を抜けると、「鞘口峠」への案内板が現れます。
ひたすら下って、ウッドデッキの有る「鞘口峠」に到着。
時刻は13:13です。
次のポイント、「月夜見山」まで3.6kmです。
ここからも、概ね、それほど大きなアップダウンも無く、走りやすいトレイルが続きます。
勿論、走りきれない登りも何度も現れますけど、糠指山への登りほどではありません。
イメージ的には、三頭山から陣馬山に向かう、笹尾根などと同じ感じです。
眺望はほとんど無いけど、走りやすい。
途中、右が数馬だけど悪路との表示が。
マップでは点線になっていました。
この時点で13:42なので、数馬の温泉が頭に浮かびましたが、どれだけ悪路なのか想像つかないので辞めました。
少し進むと、ハセツネCUPの40kmポイントとの表示が!
ゴールまで、まだ30km以上あるのか!
今日、ゴールまで行こうとしていた想定の甘さが分かりました(⌒-⌒; )
更に、フカフカのトレイルを走ると
車道に出てしまいました。
「月夜見山」は、この車道を走っている間に通り過ぎていました。
そして、月夜見第2駐車場から、「御前山」に向かって、トレイルに戻ります。
いきなり、中途半端に急な下りが続きます。軽快に走るには厳しいし、かといって、岩、木の根も、階段も無いので、自力でストップを掛けなければなりません。
足に負荷をかけて降りた後、登るのかと思うと、ちょっと憂鬱…
途中、山つづじ?の花が群生していたりして、心が和むポイントも有り。
崖のため、よそ見やおしゃべりに注意との札が何度か出てきて
ほぼ垂直な崖が現れます。
落ちたらタダでは済ま無いので、確かに注意です。注意札が何度も出てるくるので、過去に滑落した人が何人もいるのでしょう…
この後、何度かの結構キツイ登りが現れますが、ポールを駆使して、何とか登ります。
本日最後のピーク「惣岳山」到着目前には、え!?ただの崖では無いのか??と思える、岩だらけの急斜面が現れてビビります(⌒-⌒; )
幸い、手も使えば、何とか登れます。
ポールは一旦、仕舞った方がいいかも。
それこそ、落ちたらヤバイです。
そんな急斜面を登りきっても、大した眺望が現れ無いのが、まさに、奥多摩!
この後、もう一度、登りが現れますが、それを登りきると
「惣岳山」に到着!
時刻は15:17です。
これで、日が暮れる前に、下山出来そうなので、山頂でコーヒーでもと思いましたが、ハエが多くて無理(>_<)
おとなしく下山します。
奥多摩湖へ
「惣岳山」から「奥多摩湖バス停」に向かいます。
最初のうちは大して厳しい下りでは無いのですが、既に足がへばって踏ん張りが利かないので歩きます。
その後、写真を撮り忘れましたが、意外と険しい下りが待っています。
小石が多い路面で、踏ん張りが利かず、ズルズルと落ちてしまうのです。
しばらく転ばないように慎重に下りていくと、次第に走れるトレイルに変わります。
その後、順調に走って下ると
眼前には、傾いた太陽の光を浴びた、眩いばかりの奥多摩湖が現れます!
今日イチの眺めです(^ ^)
その後も気持ちよく下ります。
ゴール直前に2度ほど見晴台が現れますが、見晴らせないのでパスでOK。
そしてついに、奥多摩湖(小河内ダム)にゴール!
時刻は17:00です。
結構、夕暮れギリギリな時間になってしまいました。
何か食べたかったのですが、湖畔のお店は既に閉店(>_<)
たこ焼きの露店が唯一やっていたので、たこ焼きを頂いて、バスに乗って奥多摩駅に戻りました。
コースのまとめ
奥多摩湖から三頭山は、ヌカザス尾根かムロクボ尾根か迷いますが、キツさは大差無いです。
浮き橋を渡りたければ、ヌカザスからどうぞ。
僕の場合は、
- 「三頭山」山頂まで2時間12分
- 次の「惣岳山」まで2時間47分
でした。
初級レベルのトレイルランナーだと、こんなものではないかと。
これだと、頑張って朝8:00に奥多摩湖の登山口に着いたとしても、御岳山に辿り着くのが限界かもしれません。
取り敢えず、次回の奥多摩トレランでは、奥多摩湖の大ブナ尾根からスタートして、御岳山を経て武蔵五日市駅まで走りたいと思います(^ ^)