なりなり日記

Appleと折りたたみ自転車(BROMPTON / Tern Vektron S10 / BESV PSF1)の情報を中心に発信中!

今年の秋冬にキャンプデビューするためのテントを素人目線で探してみた


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こんにちは、なりなりです(^ ^)

最近「ゆるキャン△」にハマって、今年の秋にキャンプデビュー、その後、冬キャンをすべく色々調べ始めています。

冬キャンは、ゆるキャン△のリンちゃんも言っている様に

  • 人が少なくて静か
  • 虫がいない
  • 空気が澄んでいて景色がよく見える(特に富士山とか)
  • 汁物が美味しい
  • 温泉が気持ちいい(近くにあれば)

など、僕ら夫婦も納得です。

特にうちの奥様は虫が苦手なのと、僕も蚊とかブヨ(特にブヨ!)は嫌です。

用意すべきものはたくあんありますが、まずはテントについて僕が得た現時点での情報を整理しておきます。素人目線かつ実物は未確認ですが、10や20では済まないたくさんのテントを調べました。

多くのテントは冬向きではない

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モンベル | オンラインショップ | ムーンライト テント2

ゆるキャン△で冬キャンに憧れた誰もが考えるのは、リンちゃん御用達のモンベル、ムーンライトテントなのですが、このテントは春から秋に使う想定のスリーシーズンテントです。

スリーシーズンテントは特に夏場に風通しをよくするためにフライシート(テントカバー、雨よけ)の下の方に地面との隙間が作られていることが特徴なのですが、冬になると冷たい隙間風がインナーテントに吹き付けるため寒いらしい。

ゆるキャンはドラマというか漫画であること、リンちゃんは高校生なので代謝も高いこと、お金がないから頑張ってるなどの理由でスリーシーズン用を使っているのでしょうが、いい歳した大人がやるのは厳しいらしい。厳冬期のシュラフ(寝袋)は−15℃くらいでも使えるので、寝ることは可能だと思われますけど。


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あと、ムーンライトテントは難燃性加工が施されているため火がついても燃え広がりはしませんが、ポリエステル素材のため、すぐ近くで焚き火をすると火の粉で穴が開くと思われます。

ということで、スリーシーズン用は冬キャンで使うのはやめた方が良さそう。

初心者用冬テントの推奨条件

あくまで推奨であって必須では無いのですが、初心者は守った方が良さそうな条件が3つ有る様です。

1. フライシートがスカート付き

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こういうことです。このスカートが地面にペタッとつくことによって、フライシートが冷気の侵入を防いでくれます。但し、風が吹くとペラペラしてしまって効果が大きく低下してしまいますから、スカート自体にペグ穴が空いていることが理想的で、そうで無ければ石を置いたりして押さえる必要が有ります。

雪が降っていれば雪を乗せれば良いらしいですが、初心者はそんな状況でキャンプはしないでしょう。僕はしませんし、完全な雨であっても予約していたとしてもキャンセルします。

2. フライシートがポリコットン素材

ポリコットンはポリエステル(化繊)とコットン(綿)の複合素材で、TC又はT/C(Tetron Cotton)と同じです。テトロンはポリエステルの商標ですが、テクニカルのTという説も有るようです。

冬キャンでは焚き火が必須になので、火の粉が飛んでも燃えにくい、穴の開きにくいコットンがベストですが、

  • 雨や夜露が染み込むので乾燥が大変
  • 乾燥を怠るとカビる
  • 重い

など、初心者が扱いうには厳しい。

ポリより燃えにくく、コットンよりは扱いやすいのがポリコットンということです。

3. インナーがフルメッシュではない

上級者はインナー無しでコットを使って寝てしまうようですが、冬は虫が少ないとはいえ、テント内が地べたなのは初心者には抵抗が大きいです。

寝返りのしにくいコットで眠れるだろうか、大雨になると雨水がテント内にはいりこむし、など不安が尽きません。

そのため、防水の効いたインナーテントは初心者には必須で、さらに、フライにスカートが有っても多少の風は入り込んでくるため、フルメッシュのインナーでは厳しい。

フライシートだけでインナーが無いテントをシェルターと言うのですが、シェルターの中に別途フライシート無しのテントを張るカンガルースタイルというのも有りますが、テントの中に更にテントを張るのは面倒です。


キャンプ用テントメーカーは山ほどあり、山グッズ以上ではないでしょうか。登山よりキャンプの方が敷居が低いですから、登山人口よりキャンプ人口の方が多いのでしょう。

但し、上に書いた3条件を満たすテントは意外と限られます。

キャンプは通常、春から秋で、いきなり冬から始める人は少ないからだと思います。

憧れるテント

どれだけ冬キャンをやるか怪しい(特に奥様)ため、高額なテントをいきなり購入するのはリスクが高すぎるのですが、調べた限りでいつかは欲しいと思ったテントが2つあります。

Nordisk

Nordiskで一番惹かれるのは1ポールテントに壁が付いたベル型のAsgardシリーズなのですが、2人用のMini以外は今は手に入らない様で残念。2人で冬場ゆっくり過ごすには、最低3人用、出来れば4人用の方が良さそうなので。


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https://japan.nordisk.eu/shopbrand/Cotton/https://japan.nordisk.eu/shopbrand/Cotton/

壁の無い三角形の1ポールテントですが、Alfheim 19.6 Basic Cotton Tent-SMU JP(アルフェイム19.6)も良さそう。

何たってお洒落なのが大きいですが、内部から紐を引くことでベンチレーションが開閉できたり機能的なのもいい。

但しこのテントは14万800円と高額なのにシェルターと言われるフライシートのみの様な構造で、本体とジッパーで一体化できるグランドシートが6万9,000円、専用インナーテントが5万3,000円と合計26万円もします。

3シーズンテントを持っている場合は、まずはシェルターだけ購入するのも有りですが、それでも高額です。

いやまあ、確実に年に何度か使うなら購入しても良いのですが、いきなりはやめた方がいい。

小川テント

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ツインピルツフォーク T/C / ogawa ONLINE STORE

ツインピルツフォーク T/Cもシェルタータイプですが2ポールタイプです。ポールが1本追加されるだけなので、1ポールに近い設置の容易さがあります。


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前方はもちろん、後方も開くことが出来て、左右に1ポールテント、中央にタープを追加したようなテントです。


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純正のグランドシートは無く、左右にフルサイズ、ハーフサイズの純正インナーテントが追加できます。純正のインナーテントはシェルターのポールに吊るすだけの簡単設置が嬉しいです。全く別のテントを中に設置するには別途普通にテントを張らなくてはいけませんから。

シェルターの両サイドも開くので、インナーテントから直接出入りが可能で、頭だけ外に出して星空眺めたりも可能でしょう。

アルフェイムの様な一体化できるグランドシートが無いので、大雨が降ったら大半の荷物は濡れてしまうのを防ぐために荷物置き用にハーフテントを使うと安心です。

本体が10万4,500円、フルサイズのインナーが2万2,000円、フルサイズのインナー側のポールは1万5,400円の二又に変更すると居住性が大幅にアップします。全部足しても14万円程度なので、アルフェイムよりはお手頃、というか、僕的にテントにかけられる金額は、現状はこのくらいが上限に感じます。

アスガルドにしてもツインピルツにしてもナチュラルホワイトがお洒落(^ ^)

10万円程度に抑えたいなら

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TCテントシリーズ – NEUTRAL OUTDOOR – ニュートラルアウトドア –

NEUTRAL OUTDOOR TCテント 4.0


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アルフェイムの様なジッパーで一体化できるグランドシートが付属しているので大雨でも安心だし、取り外すとタープにもなるし薪ストーブを室内に設置する際の煙突を出す穴にも対応していますが、色はブラウンよりポリエステルモデル同様のナチュラルカラーが良かったです。


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インナーテントで防寒効果をアップすることも可能。

本体は8万5,800円、インナーテントは2万7,500円なので合計11万円は超えるため、ツインビルツとの差額が数万円と考えるとコスパが良いのかは微妙。

あと、このテントのみならず、NEUTRAL OUTDOORサイト全体の情報量も利用者も少ないのが不安です。

初心者に無難なテント

LOGOS

比較的安価なキャンプ用品として有名なロゴスからは

Tradcanvas VポールTepee400-BA|ギア|テント|ワンポール|製品情報|ロゴスショップ公式オンライン

Tradcanvas VポールTepee400-BA、4万8,400円

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TCでは無いのですが、難燃性バルキーポリタフタという素材なので、マズマズの耐火性を期待して良いのでは無いかと。インナーとセットなので、これ一つでOK


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フライシートのみをタープとして使うことも可能です。

このテントはVポールと言う二又のポールのため1ポールより居住性が良い反面、組み立て設置の容易性に劣り、インナーが吊り下げ式であることが仇となり、ネットで調べても2人協力しないと組み立て撤収は無理なのと、ベンチレーションの位置が高すぎて手が届かないというレビューも有ります。

楽天などにもレビューがほぼ無い、つまり、あまり売れていないし使っている人があまり多くなさそうなのもネックです。

FIELDOOR

FIELDOOR(フィールドア) | ワンポールテントTC 400

驚きの1万9,910円で手に入るFIELDOORのワンポールテントT/C 400、専用のグランドシートも4,620円と合わせても2万5千円です。


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もちろん、フライシートのみでタープとしても使えます。写真では一方向のみ開いていますが、後方も開くことが出来るので、ある程度の開放感があり、夏場でも使用は可能と思われます。

普通なら3シーズンテントでも難しいこの激安価格には、嬉しいというより強風時や降雨時の不安を覚えるのですがが、その場合は最悪、車に避難すればいいので、それほど神経質にならなくて良いと思います。

欠点は、出入り口の高さが不足気味なところで、もう少し高い方が出入りが楽だし、タープとして使う場合の開放感が大きくなります。

でもまあ、2万円ですから多くは望みません。最悪、数回で壊れても諦めが付きますし、公園でフライシートをタープとして使うのも有りです。


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FIELDOOR(フィールドア) | ワンポールテント 240 ライト

今回の目的とは違いますが、ONE POLE TENT 240 LIGHTは9,020円で、インナーテントが半分、もう半分は前室の様に使えますから、自転車でソロキャンなら就寝時に中に自転車を保管できます。バイクと違って、特に折りたたみ自転車は盗難が心配なので。

収納時サイズは18cm×38cm×16cm、重さも2kgと軽量です。そのうちVektron S10で自転車ソロキャン行きたいな。

但し、自転車キャンプではテントが吹き飛ばされた場合の避難場所が無いので、それこそ、モンベルの定番テント、ムーンライトテントやクロノスキャビンあたりが無難かもしれません。

結論

ウェブサイトやブログ、YouTubeでGW中にたくさんのテントを見ましたが、僕が購入を悩んだテントは以上で、今のところ、ワンポールテントT/C 400を買ってみる予定です。

本当は、キャンプ用品の展示会で実物を見たいところですが、今は、あまり行きたく無いです。

まずはワンポールテントT/C 400で冬キャンデビューしてみて、コロナ禍が落ち着いたら実物を見て比較してみたいです。