こんにちは、なりなりです(^ ^)
和田サイクルとGCS横浜でKHS F-20RとBROMPTONを試乗 - なりなり日記
折りたたみ自転車birdy全モデルを徹底比較 - なりなり日記
こちらに書いた通り、GCS横浜で birdyの最後の試乗をしてから発注してきました。
お店で確認したポイント
試乗の前に気になっていたことを確認しました。
Classicについて
- Q. ダブル化出来る? A. 出来る
- Q. 可変ステム有る? A. 有る
- Q. リアキャリア有る? A. 標準では無いが、サードパーティの4輪コロコロ付きタイプ有り
monocoqueについて
- Q. ダブル化出来る? A. 出来る
- Q. 可変ステム有る? A. 有る
- Q. Standardのグラファイト色の可変ステム角度が他と違うのは? A.StandardとSportsの差別化のため。今後はグラファイトのがStandardに搭載されるが、在庫があれば現行も選べる。逆も可能
- Q. ポリッシュに付いてるシルバーのステムの可変タイプス有る? A. 現状無く、予定も無い
- Q. airはタイヤ幅1.5や1.9を履ける? A.1.9はNG、1.5は可能な場合も有るが基本的にNG
- Q. 20インチ化出来る? A. 出来る(airも)
- Q. airはDisk化出来る? A. 出来る
- Q. Vブレーキ化出来る? A. 出来ない。VブレーキはClassicのみ。
- Q. キャリアの幅とパイプ径は? A.幅107mm、長さ凡そ315mm、φ16.2mm (当日実測)
monocoqueを試乗
買うつもりの無いSportsを除いて、airとStandard Diskを試乗しました。
ルートはこれまでと同じく、GCSから港の見える丘公園、山下公園を回って帰ってきます。
丘公園への登り坂がこちら。
monocoque air
丘公園までの坂道は、Classicと印象は変わりません。重量が1kg違うので、そこそこ違うはずですけど。
山下公園公園まわりの多少ガタガタした道も、Classicの1.5インチより細い1.25インチのタイヤでも、特に不都合は無いです。
birdyの前後サスペンションのお陰ですね。
一点気になったのは、上から見える溶接部です。Classicもそうですが、大抵の自転車ではこの部分がパイプになっているため溶接部は無いんです。
その代わり、横から見ると各所との接合部が見えます。
逆にmonocoqueは横から見ると綺麗ですが、上から見ると溶接が気になる。乗ってて見えるのは横ではなく上なので、少々マイナスポイントです。
もう少し溶接技術で頑張れないのだろうか…
monocoque Disk Standard
丘公園への登りにairとの違いは有りませんが、Diskブレーキは予想通り平地を低速で走ってても効き過ぎです。
リアは簡単にロックするし、フロントはジャックナイフしそう。
この感覚はロードやクロスには無い、マウンテンバイクの感覚です。
通常は優しくブレーキすれば良いのですが、人が飛び出したとか、脇道からふと車が出てきりすると、咄嗟にフロントを引いてすっ飛ぶ危険ありです。
長い下りではホイールの発熱の心配は無いのですが、効きすぎる分、ブレーキングに気を使います。
但し、REVOLT 1は結構鳴くためDiskは皆そうなのかと思っていたのですが、birdyのDiskは静かでした。ブレーキの効きを弱く出来れば良いと思いますが。
可変ステムは一番下でもairより高いポジションになります。僕のようにスポーツサイクルに乗り慣れてて、かつ身長が低い人(僕は170cm)には、可変ステムはポジションが高過ぎます。
airとClassicのステムが丁度良い。
写真を撮り忘れましたが、可変ステムは5段階調整となっています。ステムに小さな丸い穴が5箇所空いていて、そこにバネ性のある金属ポッチが嵌っています。
調整時はクイックを緩めて、ポッチを押しながら長さを変えて別の穴に嵌めてからクイックを戻します。
クイックだけでなくポッチがあるお陰で取れる位置が限られる代わりにハンドル位置が安定します。
エルゴノミックグリップは楽ですが、Standardはハンドル位置が高いから、逆に必要ない気もします。
airにこそ必要なのでは。
ガタガタ道では、やはりタイヤの太さの違いはほぼ感じません。サスペンションの有るbirdyは細いタイヤで十分なようです。
airも同様ですが、気になったのはハンドル径が途中から変わっていること。ライトなどのパーツ取り付け位置が限定されます。
monocoque airに決定!
決め手は
- airの軽さが良い(少なくとも数字上は)
- monocoqueに取り付けられるリアキャリアがスマートで気に入った
- Classicは見た目が昔持ってたBD-1と同じなので新鮮味が無い
- airのデメリットがキャリパーの制限で1.5、1.9インチを履けないことだけだった
- StandardのDiskブレーキは、やっぱり制動が過剰で必要ない
- Standardの可変ステムは全体にポジションが高すぎる
- StandardのDiskブレーキは折りたたみ時に外側に来るため、とくにバスのトランクに入れての輪行時に曲がるリスク有り
などです。
これでairに決まりなのですが、悩むのが色。
- 黒なら良かったけど、インクブラックは実際には濃紺でイマイチ
- スコッチブライトは昔持ってたBD-1同じなので出来れば他のにしたい
- ポリッシュは色が単調で、ステムとシートポストの艶無しシルバーが好みじゃない
- レッドもイエローも気に入らない
ということで、カラーオーダーシステムでカスタムカラーにしました。
20万円超える自転車の色が気に入らないのはもったい無いので。
カスタムカラーの方が販売市場価値としては低いでしょうから、プロの泥棒から狙われにくいだろうという期待も有ります。
birdyカラーオーダーシステムについてはこちら。
birdyのロゴを含めたイメージを掴むためのシミュレータも公開されていますが、残念ながら画像の解像度が低くて分かりにくいです。
オフィシャルデーラーでカラーサンプルを確認するのが一番です。
色は、一番安いclass1(2万1千円)の単色の中の黒かシルバー系統までは決めていますが、それでも
- ジェット ブラック
- ブラック マット
- グラファイトグレー
- シルバー
- ブリリアント シルバー
- プラチナ シルバー
- エンジン シルバー
- スパーク アイロン ミディアム マット
- マット
これだけあり、更にロゴも
- ブラック
- ホワイト
- レッド
- ブルー
- ネイビー
- イエロー
- オレンジ
- グリーン
或いは、無しから選べます。
黒、シルバー系ならブラックかホワイト、或いはレッドでしょうか。
結局選んだのは
- 車体色 プラチナ シルバー
- ロゴ色 黒
です。
GCSにカラーサンプルが有りましたが、小さなチップなので正直よく分かりませんでしたけど(^◇^;)
試乗車にブリリアント シルバーが有りましたが、かなり薄いシルバーなので、これだとヘアライン加工無しのスコッチ ブライトといった感じでした。
エンジン シルバーと悩みましたが、名前で選びました。
何色?と聞かれた時、「エンジン シルバー」と答えるより「プラチナ シルバー」と答えた方がいいw
実は、
「airをカラーオーダーでお願いします」
と伝えた瞬間に、
「え?airのカラーオーダー車体が切れたと今朝連絡が来てまして、車体の集荷は11月以降らしいんです…」
と言われたのですが、あまりの僕の落胆ぶりを見て各所に相談してくれました。
結果、標準色のフレームの塗装を落とした上で、カラーオーダーにしてくれるとのこと。しかも普通の価格で。
いやー、感謝感謝(^-^)
注文したオプション
GCSでは8月は本体価格の10%分のオプションがサービスとなっています。
airの本体価格は税込み19万9800円なので、サービスは1万9980円です。
追加したのは
- birdy用イージーセパレートカバー ¥11,800
- サイドスタンド ¥3,780
- MKSコンパクトEZY ¥11,340
- リアキャリア ¥19,440
- トローリーホイール ¥5,400
- カラーオーダー ¥22,680
- シフター、ブレーキワイヤー交換 ¥3,564
シフター、ブレーキワイヤーは品名を忘れましたが、滑りがとても良いとのことだったので交換を頼みました。
何だかんだと合計7万8004円となり、25万7824円!
25万超え!これを現金で支払いです。
後から、本体価格以外はカードで払えば良かったと気付きました…
結局、ボーナスの前借り分は24万円。
前も書きましたが、僕ら夫婦は毎回のボーナスから3万円ずつお小遣いとして自由に使うことにしているので、24万円は8回分です。
次にボーナスから小遣いに回せるのは2022年の冬です(^◇^;)
今後のカスタマイズ
可変ステム化
一番先にやりたくなりそうなのがこれだと思っていたのですが、現在の可変ステムはポジション高過ぎなので、低いポジションタイプが出てこない限り変更しないと思います。
費用は3万円程と意外とします。
低速ギアの強化
birdyにスピードは求めていないけど峠には行く予定なので、やる可能性は高いです。
思いつく方法は4種類あります。
フロントギアの歯数削減
チェーンリング(フロントのギア)の歯数を減らすだけなので、一番安上がりですが、全体に軽くなるので、トップギアの速度も落ちます。
REVOLT 1のローギア相当にするには52Tを46Tに変える必要があり、最高速度も0.88(46/52)倍に落ちます。
ノーマルのトップギアはリアが11Tなので、こちらも11/0.88=12.5相当となります。
airのスプロケット(リアのギア)Shimano CS-HG400の歯数構成は、11-12-14-16-18-21-24-28-32Tですから、ノーマルのトップギアの1つ下相当に落ちる訳です。
しばらく乗ってみて、トップギアなんて下り坂でしか使わない様なら、これをやってみるかも。
これなら部品代が3千円程度で済みますし、重量もむしろ減ります。
スプロケットを9速のまま変更
ノーマルの一番軽いギアが32Tですが、これが36TになればローギアがREVOLT 1相当になります。
重量も殆ど変わりませんが、一番大きいギアだけが変わってしまうなら、1段だけ極端に変わってしまうので注意が必要ですし、チェーンリングよりは高価です。
スプロケットを10速に変更
monocoque Disk Sportは10速なので、10速化自体は問題ないでしょう。
1-9速の歯数は変わらず、36Tが追加できれば違和感無しですが、シフターから変更が必要ですから、費用はそこそこしそう。
重量もギア1枚分は増えますね。
フロントダブル化
スプロケットは変えずに済むかもしれませんが、インナーのチェーンリング、フロントディレイラー、シフターを追加する必要が有ります。
費用が一番かかるし重量も一番増えますね。
と、短期的にカスタマイズするとしたら、チェーンリングの変更だと思います。
カラーオーダーにしたので、車体が届くのは1ヶ月〜1月半後です。
それまで楽しみに待って、届いたら
- 東海道線で小田原まで輪行して芦ノ湖へ
- 京急で久里浜駅、フェリーで金谷港まで輪行して大山千枚田へ
などやってみたい(^-^)
ちなみに、この2ヶ月の折りたたみ自転車探しの迷走ぶりが激しかったです(^◇^;)
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