もう僕はMacユーザーだから関係無いのですが、ふと調べると、VistaユーザーがWindows 7にアップグレードするのに、当然とばかりに15,800円も取るんですか。
いやいや、Vistaなんて粗悪品を掴ませたことへの、お詫びの気持ちってものが無いのですね。
http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/earlyadapter.html
情報マネジメント用語辞典より引用
未だに、IE6が主流で有ったり、企業ではXPが主流であることを考えると、大凡、それぞれの採用者が使っているWindows OSは以下のようだと推測されます。
- イノベーター
これは、間違いなくVistaでしょう。iPhone発売日に購入してしまうような僕も、ここに属します。
- アーリーアダプター
市場に最も大きな影響を与えると言われるこの人達の一部がVista、多くはXPでしょう。
- アーリーマジョリティ
ここは、ほぼ全員がXPでしょう。
- レイトマジョリティ
ここも、ほどんどXPでしょうが、一部は2000のユーザーもいるかもしれません。
- ラガード
ここも、多くはXPでしょうが、それなりに2000以前の人もいると思います。
でまあ、イノベーターやアーリーアダプターは、出来の悪いVistaを使わされ続けて来た挙句、ようやくまともに動くらしいWindows 7に乗り替えるのに、お金を取られる訳です。
完全にユーザーを舐めてますね。
イノベーターやアーリーアダプターは、そんなに従順な人達では無いはずですが。
更に、かなり酷い目に遭ったので、Windows 7は大丈夫と言われても、信用出来ません。
マイクロソフトは、CP/MをパクったMS-DOSを売って大儲けをし、その潤沢な資金によってMacをパクってWindowsを作り、と、オリジナルを作る能力は無いけど、パクって、改良して、うまく商売して成長して来ました。
パクって改良してと言うと、昔アメリカ人がバカにしていた、典型的な日本型企業のようです。
しかし、日本の企業の視点が、生産性や顧客の使い勝手向上というところに有ったのに対して、マイクロソフトの視点は、如何に大手企業を取り込んで、デファクトスタンダードを作り上げ、ユーザーが使わざるを得ない状態に追い込むことにあったと思います。
この過程で、ユーザーの気持ちなどと言葉は、マイクロソフトの辞書からは、消えてなくなったのか、或いは、初めから無かったのかもしれません。
必ずしもマイクロソフトの言いなりに事が進まない事は、ネットPCでXPが生き残った事から明らかになりました。
マイクロソフトの舐めた態度を改めさせるには、Windows 7を買わないことです。
僕は、Windowsとは決別して、Macを使うことにしました。
会社ではMacに切り替えることはなかなか難しいですが、家では、マイクロソフトOfficeを使う必要も有りませんし、メールとWeb閲覧が殆どで、周辺機器がプリンターとハードディスクくらいなら、Windowsに縛られる必要は、特に無いです。
といより、少なくともVistaに比べて、いや、XPと比べても、Macの方が遥かに快適ですし、iPhone、iPod touchの母艦としても、Macの方が明らかに親和性が高いです。
Macなら、iPhoneアプリの開発にも挑戦出来ますしね。
最悪、どうしてもWindowsが必要になったら、今のMacはWindowsをインストール出来ます。
速度を求めるなら、ネイティブにインストールして、MacかWindowsかはリブートで切り替えられますし、利便性を優先するなら、Mac上でエミュレートしてWindowsを動かすことも出来ます。
皆さんも、一考してみては如何でしょうか?
自民党と共に、Windowsとも決別しましょう!