こんにちは、なりなりです(^ ^)
Stravaのルート作成機能が有料化されてしまいました - なりなり日記
昨日、Stravaのコース作成機能が有料化されたという残念なお知らせを書いたのですが、GARMINユーザーであれば他の選択肢が有りました。
GARMINなんて持っていないという声も聞こえて来そうですが、GARMINのサイコンを愛用しているサイクリストは多いですし、僕の様にマラソンやトレランをやっている、やっていた人ならGARMINウォッチを持っている人は多いと思います。
GARMIN Connectでルート作成
GARMINのルート作成は結構面倒だった記憶があり、全く利用したことがなかったのですが、いつの間にかスマホアプリ
GARMIN Connect単体で出来る様になっていました。前提として、GARMIN Connectは無料ですが、GARMINユーザーのみが使えるアプリです。
ルート作成メニューは見付け難くて、詳細→トレーニング→コース→コースを作成→コースタイプ選択→カスタムと進みます。過去のアップデートでコース作成に対応という文言があったのかもしれませんが、全く気付きませんでした。
試しに、矢野口駅前から尾根幹を走り、長池公園の姿池をゴールとするルートを作ってみます。
スタートから始まって、分岐点などを画面上長押しで指定していくと道路上に沿ってルートを引いてくれます。
最後に保存を押して、必要に応じてルート名を入力してOKを押す前にプライバシーポリシーを公開に変更します。非公開だとエクスポート出来ないので。
注意点としては、あまり長い距離を一気に引くと意味なく曲がったルートを引いてしまうので、曲がるポイントでなくてもマメにマーキングすることです。
上の例だと尾根幹を一旦外れて19号に入ってから、また戻ってきています。
作成したルートは、グラフィック表示可能なGAMINのサイコンは勿論、僕のGARMINウォッチ、735XTJにも転送して見ることは可能なのですが、画面が小さすぎるのでルートから大幅に外れているか否かの確認程度にしか役に立ちません。
Cyclemeterでルートナビ
解体中のお台場ガンダム見学とサイコンアプリCyclemeterレビュー - なりなり日記
Cyclemeterに関しては一度、簡単にご紹介していますが、無料でも十分なサイコンとルートナビ機能があり
年間1,200円を払えば
- 広告無し
- Stravaへの自動アップロード
- 複数の自転車毎の走行履歴管理
を始めとした様々な機能アップが出来ます。広告は有っても実害ない気がしてしまいますが、アプリ起動時に全画面で広告が立ち上がったりして結構邪魔です。
GARMIN所有者であれば、GPS記録はGARMINで(Strava連携も可能)とするなら、広告ありを許容しても良いのですが、月100円くらい払っても良い気がします。
GARMIN ConnectからダイレクトにCyclemeterにGPXデータを読み込ませることが出来ないので
共有→コピーで、GARMINに公開されているルートのURLをコピーします。
ブラウザでURLを開いたら、…→ダウンロード(GPX)を押すと
GPXデータがダウンロードされて、URLの右の↓を押すと、1度目はアプリの選択画面が現れるのですが、2度目以降は一度選んだアプリが起動します。
走行中にマップを表示させれば、ルートナビ、正確にはリアルタイムにルート表示がされるだけですが、Stravaと違ってヘディングアップ表示してくれる し、画面のカスタマイズ性が非常に高いため、サイコン代わりに使いやすいです。
ジオグラフィカでルートナビ
ジオグラフィカはケータイ電波が届かないことが多い登山用に開発された、地図をキャッシュすることでオフラインでも閲覧可能な地図アプリですが
- GPXルートの表示
- ヘディングアップ(地図を進行方向上にして表示)
- ルート全体と現在地点の標高変化グラフが表示できる
が出来るため、サイクリングでのルートナビにも適しています。
サイコン的な表示機能は無いしStrava連携なども無いので、あくまでルートナビ専用ですから、GARMINやStravaによるGPS記録と併用することをお勧めします。
僕の場合、既にジオグラフィカを有料化してしまっているのですが、確か、地図のバッファリング容量制限があるくらいで、殆どの機能が無料で使えて余計な広告も表示されない、とても良心的というか商売っ気の無いアプリです。
GPXをアプリに取り込む方法はCyclemeterと同じなのですが、GPXがCyclemeterに紐付けられてしまっているので、これをジオグラフィカに変更しなくてはいけません。
ダウンロードデータは恐らくiCloudに保存されているので、フォルダアプリでiCloud Driveのダウンロードを開きます。
該当のデータを長押ししたら、共有→その他→Geographicaにコピーを選びます。
以降はGPSデータの起動はジオグラフィカに紐付けされるので、GPXデータの読み込みが簡単になります。
ジオグラフィカが起動して
ルートが赤字で表示されます。画面上部の小窓はスワイプできて、2回スワイプするとルート上の標高変化グラフが表示されます。
現在地点の起伏も、これから先の起伏も分かりますから、今頑張って登って良いのか、まだ先があるからゆっくり登った方が良いかなどの判断ができます。希望としては、起伏情報の表示をもっと濃くクッキリと大きな画面で表示して欲しいですけど。
これは、登山などではかなり重要 なのですが、峠を走る時にはサイクリングにも必要なので、Cyclemeterにも追加して欲しい機能です。
地図はOpenSteepMapを標準としていますが、OpenCyleMap、お馴染みのGoogle マップ他が選べますし、Google マップや国土地理院の色別標高図などをオーバーレイ表示したり、ルート表示の色や太さ変更など、とにかく多彩な表示が出来ます。
まとめ
どちらにしてもGAMIN Connectでルート作成するのですが、Cyclemeterとジオグラフィカどちらが良いでしょう。
Cyclemeterの長所と短所
サイコンとしての機能は優れているけど、起伏情報を見ることが出来ないのが痛いです。
GARMINのサイコンを使っている場合は魅力が少ないですが、僕の様にGARMINウォッチしか持っていない場合はサイコン代わりに活躍しますし、有料プランに加入すれば記録したGPSログはStravaにアップロード出来ますから、GARMINもStravaも使わずにCyclemeter単体でサイクリングに出かけられます。
ジオグラフィカの長所と短所
基本的に登山用マップであるため、サイコンの様な機能は全くありませんが、標高変化グラフがリアルタイムに見れます。GPSログを記録することは出来るのですが、GARMINやStravaにアップロードする機能は無いので、ジオグラフィカはルートナビ専用として使って、GAMINかStravaを使ってGPSログを取る必要が有ります。
峠を走ることが多い僕の場合は、サイコンとしての機能より標高変化グラフが見れる方が有難いです。
バッテリー消費を考えるとGPSログ取りはGARMINに任せた方が良いのですが、意外と持って出かけるのを忘れてしまうんですよね。その場合は、Stravaで記録を取ることにします。
birdy、BROMPTONどちらで出かけるにしても、大型のモバイルバッテリーを持って行きますから、ジオグラフィカとStravaを同時起動させることは、さほど問題にはなりませんし。