こんにちは、なりなりです(^ ^)
AndroidからiPhoneに出戻りして1ヶ月、Androidに比べてiPhoneはどうなのか、私の感じたメリットとデメリットをまとめておきます。
因みに、僕が購入したのは、docomoのiPhone 7 128GB ジェットブラックです。
予め断っておくと、私は基本的にiPhoneの方が好きです。逆の人もいるでしょうね。
メリット
カメラが秀逸
iPhoneのカメラの何が良いって、それは、起動、ピント調整、シャッターどれもが速いことではないでしょうか。
そため、シャッターチャンスを逃しませんし、手振れも起こしません。
カメラ、ビデオの切り替えもスワイプで一瞬です。
arrows M03はどれも遅かった。これは安い端末だから仕方ないとしても、TORQUEも大差なくて失敗写真が多かったです。
M03のカメラ、ビデオ切り替えは、メニューを呼び出す必要が有るわ、起動の度にカメラに戻るわで、ビデオ撮影が面倒でした。
さすがにdocomoの最新機種のカメラ、ビデオ切り替えはスワイプで出来ますが、arrowsは全般にもっさり感が目立ち、Xperiaはさすがにシャッターの反応は良いけど、カメラとビデオの切り替えが少しもっさりしてます。
スマホのカメラで一番重要なのは、素早く起動して、オートモードでスマホで見るには十分な画質の写真が撮れることです。
そういう意味で、国産スマホは未だにiPhoneに追いつけていない。
おサイフの使い勝手が良い
おサイフの電波はiPhoneの先端から出ていて、5cmくらい離れていても反応します。
おサイフマークを確実にタッチしないとほぼ反応しないAndroidとは大きく違います。
そのため、コツンとタッチする必要が無いのは勿論、iPhoneの先端を近づけさえすれば、センサーに背面を向ける必要すら無く、反対面でも、立てても反応します。
実際にコツンとしなくていいためか、iPhoneが反応するとバイブを使ってコツンとしたような反応をします。
Suicaは普通はエクスプレスカード登録すると思いますが、そうすると近づけるだけで支払いが完了してしまうので、オートチャージにしている場合は紛失時を考えると少し不安に感じます。
そのため、僕はビューカードを持っていますがオートチャージ設定はしていません。
オートチャージをしないと面倒になる気がしますが、支払いや改札を通る度に残高が表示されるので、少なく感じたらチャージすればいいだけです。
ビューカードを持っていない人は、オートチャージのためだけに作る必要は無いと思いますよ(^ ^)
ビックSuicaカードは、実質的に年会費無料、かつ、Suicaチャージでポイントが貯まるお得なカードですけど。
Touch IDによってセキュリティと使い勝手が両立してる
普段のログインは、ホームボタンを押すことによってスリーブ解除と認識が同時に出来るので非常に楽です。
パスコード入力やパターン認証の何て原始的なことか。
アプリの起動にもTouch IDが使えるものが増えているのも助かります。
クレカをiDやQUICPayとしてApple Payに登録して使う場合は、レジで支払い方法を指定してからセンサーにiPhoneの先端を近づければ自動的にメインカードが立ち上がって、Touch IDによる認証を求めてきます。
ここで、指をタッチすれば支払い完了ですから、スマートかつ安全です。
あるいは、ホームボタンに指を乗せたままセンサーに近付ければメインカードの起動と認証が同時に完了します。
Apple PayとTouch IDはとても相性がいいですね(^ ^)
iDやQUICPayとして手持ちのクレカが使える
Apple Pay(アップルペイ)なら、iDで。|電子マネー「iD」
Edyと並んで最も普及しているiDに対応しているカードが少ないのは残念ですが、docomoはdカード、SOFT BANKユーザーはSOFT BANKカードがiDとして登録出来るのは魅力的です。
QUICPayをApple Payではじめよう|QUICPay
auユーザーはau walletが、還元率などで人気のオリコカードや楽天カードもQUICPayとして登録出来ます。
僕はモバイルSuica、dカードでiD、楽天カードでQUICPayを使えるようにしています。
Edyを運営している楽天のカードがQUICPayとして使えるなんて面白い。
Apple PayのおかげでQUICPayがiDに追いつくかもしれませんね。
アイコンのバッヂが便利
特にLINEのアイコンに未読数バッヂが有るのは便利です。
Androidでは受信直後に読まなかった場合、LINEを開くまで未読が有ることが分かりません。
スピーカーフォンが使いやすい
TORQUEはLINEでスピーカーフォンしようとしても、まともに使えませんでした。ハウリングを起こしてしまうのです。
arrows M03は、通話を始めてからスピーカーフォンに切り替えると声が聞こえなくなって、使い物になりませんでした。
左耳の聞こえない僕にとって、通話をしながらメモしたりするのにスピーカーフォンは必須なのです。
アプリが落ちない
Androidだとはてなブログアプリで書いている最中に一度は落ちましたが、iPhoneでは今のところ一度も落ちていません。
更にプレビューから編集への戻りもスムーズです。
これは、ブログ更新する上でかなり大きいです。大きなストレスから解放されました(^-^)
その他のアプリも一度も落ちていません。
Androidではサイコンアプリが1日に何度も落ちて使い物になりませんでしたが、iPhoneなら専用のサイコンは必要無いのかもしれません。
デメリット
バッテリー持ちが悪い
それほどヘビーに使わなくても、昼休み時間には80%ほどまでバッテリー残量が減ってしまいます。
これだとiPhone 6あたりからの改善が感じられません。
これは、明らかに今時のAndroidに劣りますから、山などに持って行くには、間違っても外部バッテリーを忘れないようにしなければなりません。
サイクリングにはiPhoneが2回充電できる大型バッテリーを持ち歩いているので、サイコンとして使って大丈夫なのか、今度試してみます。
全角スペースが無い
たまに全角スペースが必要になる時が有りますよね?
今でも、パソコンから全角スペース付きのメールを送って文字登録とかで対応するのかな?
モバイルSafariの文字サイズが自由に選べない
大抵のアプリは画面表示の設定で文字サイズを変更すれば反映されるのに、何故か標準アプリであるモバイルSafariは変更されませませんし、アプリ内にも設定が有りません(^_^;)
モバイルSafariのTouch ID対応が遅れている
サイトのログインアカウントやパスワードを記憶させる時にTouch IDで認証させているけど、肝心のログイン時にはTouch IDが使われていません。
ログイン時にTouch IDで認証するようにして欲しいです。
プリペイドのおサイフ対応はSuicaだけ
交通系で他が対応しないのは、対応しない会社の問題だし、そもそも、Androidでもおサイフ対応していないので、どうにもなりません。
僕はJR沿線の住人なので気になりませんが、やる気が無いなら私鉄各社はPASMOを廃止してSuicaに切り替えたら良いと思う。
Edy、nanaco、waonは、今年あたり対応してくるのではないでしょうか。このままではiD、Quick Payに駆逐されてしまいます。
特にwaonは吉野家とオリジンくらいしか使いどころが無いのですが、Suica同様に任意のクレジットカードからチャージ出来るようになるのなら、使ってもいいかな。
そもそも、オリジンと吉野家は、他の電子マネーにも対応すべきですけどね。本家のAEONがwaon以外でも使えるのですから。
また、今回スマホを紛失して気付いたのですが、Edyはスマホを紛失した場合にはチャージ額を取り戻すことが出来ない決まりになっていることに驚きました。
Suicaは出来るので、単なる楽天の方針だと思います。感じ悪いので、もうEdyは使わないです。
Touch IDが使いにくいシーンがある
湯上り、スポーツ中などで指が濡れていたり汗をかいていたりすると、Touch IDの反応が悪いです。
iPhone 6に比べれば改善された気もしますけど…
指紋認証の限界なら、フロントカメラを使って虹彩認識を組み合わせるとか。
虹彩認証は次期iPhoneでの搭載が噂されていますが、ハードウェア的には現行iPhoneで対応可能なのではないでしょうか。
睡眠中のセキュリティに問題あり
ドラマなどでたまに見かけますが、昼寝ならまだしも、夜中熟睡中でもTouch IDで認証出来てしまうのは、困ることが有るかもしれません。
寝ている間に、他人があなたの指を使って認証する危険が有るということです。
せっかくおやすみモードが有るのですから、おやすみモード中はTouch IDを無効にするという設定が有るだけでいいです。
Google Playで購入した音楽が普通に聴けない
これは、iPhoneではなく、Google Playの問題です。
既にiTunesで購入した音楽はDRMフリーになっているためAndroidでも聴けるのに。
https://itunes.apple.com/jp/app/google-play-music/id691797987?mt=8&uo=4&at=10l8fX
Google Play Musicアプリで聴くことは可能ですけど。いやでも、他の音楽と一緒に普通に聴きたいんですけど…
Androidに縛る施策のつもりでしょうが、逆に2度とGoogle Playで音楽を買わないと誓いました。
通話を録音出来ない
未だに残るiPhoneの不思議の数少ない一つです。
本人が通話を録音することは法的に何の問題も無いし、Androidでは標準で出来る端末も有るのに、何故、アプリでも出来ないのか。
各国毎に事情が有るなら、GPSを使って現在地で使用可否を判断すればいいだけです。
通話内容のメモ代わり、不当な電話の証拠など、用途は有ります。
TORQUEの時はアプリを使用していましたし、arrowsは標準機能でした。arrowsは通話記録が音楽の一つとして認識されてしまい、シャッフル時に再生されるという間抜けな仕様でしたけど(^_^;)
その他の感想
ジェットブラック
裸で使ってきましたが、大きな傷は有りません。
但し、よーく見ると細かい擦り傷が見えますね。
iPhone 3G/3GSユーザーだった僕からすると、あの頃(樹脂製)のブラックを思い出します。
この頃も指紋を気にする人はいましたが、iPhoneは日常的なツールですから、指紋が目立つとかどうでもいいです。
色も何でも構わないのですが、ジェットブラックが新色だから試してみました。
ただ、これが金属だということには驚きますね。どれだけ磨いているのか!
iPhone 6sから変わったホームボタン
さすがAppleといった出来です。
これが物理的なボタンではなく、擬似的にクリック感を作りだりしているなんて思えません。
うちの奥さんに説明しても理解しませんでした(^_^;)
更に、物で押しても反応しないので、ポケットに入れてて間違えて押すことが無くなりました。
Hey siriは意外と使える
今までSiriには懐疑的だったのですが、意外と使えるかもと思い始めています。
例えばベッドで寝ぼけ眼の時、「Hey Siri、今何時?今日の天気は?」なんて聞くと答えてくれるのが便利(^-^)
但し、「音楽を再生して」と頼んでスピーカーで音楽再生を始めたが最後、もう何も答えてくれないのはご愛嬌。
Bluetoothスピーカーを接続しても、スピーカー音と話しかける声の競争になるのが辛い。
スピーカーより大きな声ではなしかけなくてはいけないんです(^◇^;)
音楽はiPhoneが流しているのですから、キャンセルすることは可能なはずで、そうすれば、Siriに話しかける声は聞き取れます。そのくらいしてくれないと、寂しい。
スポーツ中だとTouch IDが反応しにくいため、カメラの起動が難しいと思っていたけど、Siriに起動してもらえばいいんですね。
これから、もっと積極的にSiriを使っていこうと思います。
本当は「Hey Siri」以外でも反応して欲しい。せめて、「Hi Siri 」の方が日本人的には照れが少ないのでは。
「おーい!」とか「ねえねえ」に反応してくれれば、もっと自然に使えます。
以上、デメリットも結構書きましたが、これらのデメリットはAndroidなら解決するというものだけでも無いです。
トータルで考えて、今のところiPhoneに戻ってきて後悔無しです(^-^)