仕事上、関数電卓アプリの使用頻度が高いので、iPhone購入直後と、暫く経ってから、何度か、良いアプリが無いか調べたのですが、有料、無料問わず、僕のお眼鏡にかないそうなものは有りませんでした。
高いものは結構高いので、スクリーンショットと説明から判断しただけですけど。
標準電卓含めて、何が気にいらないかというと、
- 入力した数式が確認出来ない
- 入力した数式を再編集出来ない
- 過去に入力した数式を再利用出来ない
- 独自の関数を定義出来ない
といったところです。
中でも、複雑な数式で計算する時に、1は必須で、これに応えてくれる無料のcalc をずっと使ってきました。
calcの作者に要望メールを出してみたりしましたか、編集機能に対応する気は、全く無さそうでした。
こちらがcalcです。
数式は確認出来ますが、再利用も、再編集も出来ません。
それでも、仕方なく、calcを使い続けていたのですが、友達のみやさんが、良いものを見つけてくれました(^ ^)
今、50%セール中となっているので、通常価格は1200円ですね。機能からすると、通常価格でも高いとは言えませんが、せっかくセール中なので、検討されては如何でしょうか!
お試しにHiCalc Freeも有ります。
初期画面です。標準は青色ですが、これは、設定を変えて、黒にしてあります。
入力した数式の確認は勿論、任意の位置をタップ、または、矢印キーでカーソルを移動して、再編集も出来ます。
フリックすれば、画面から消えている部分も表示させることが出来ます。
右上にある、オレンジ色の二重下印をタップすると、通常の数学的な表記で、数式全体を確認することも出来ます。
左上のHISは、ヒストリーで、履歴を読み出すことが出来ます。
標準電卓と同じように、iPhoneを横にすると、横表示モードになります。
縦画面の左上の、丸が正方形に9個並んだボタンを押すとメニュー画面が立ち上がり、色んなモードを選ぶことが出来ます。
Constantsで、ボルツマン定数を表示させてみました。他にも、何だか知らない定数が沢山登録されています、
通貨換算です。Currencyをタップすると、通信して、最新レートに更新してくれます。
こちらはGraph。任意の関数と変数Var xを使って三つまでの数式を入力して、GRAPHをタップすると
こちらは、Staticticsで、最小二乗法などでデータ解析出来る雰囲気ですが、やってみてはいません(^_^;)
設定画面で、String、Standard、RPNの3モードの入力が選べます。
上で紹介したのはStringモードで、Standardは普通の電卓の入力方法です。
RPNはReverse Polish Notationで、日本語で言うと、逆ポーランド記法なのですね。懐かしい!学生時代のプログラミング実習でやりました。電卓のアプリを探していて、RPNという言葉が、たまに出てきていたので、何?って思ってましたが、逆ポーランド記法の電卓というものが有るのですねぇ。。。
などなど、これ、とてもじゃないですが、紹介し切れない程の機能を備えています。
Constantsを簡単に数式に貼り込む方法が分からず苦戦中ですが、取り敢えず、履歴で読み出してから編集してみています(^_^;)
特に、エンジニアや理系の学生には絶対お薦めです!
600円の投資で、iPhoneに、かなり高性能な関数電卓の機能を追加出来ますよ(^ ^)
いや〜、iPhoneっ素晴らしいですね!
昔何台か買ったシャープのザウルスには、こんな高機能の電卓アプリは無かったし、普通のケータイにももちろん無し。
ますます、手放せません!