なりなり日記

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【FLEXBELL vs EisenLink】可変ダンベルは抜群の使い勝手と堅牢性・安全性のどちらを優先する?


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こんにちは、なりなりです(^ ^)

www.narinarissu.net
肘を痛めてテニスはお休み、その分、FASTGYM 24でトレーニングして体を鍛え直しているのですが、マシン、スミスマシン、バーベル、ダンベルと一通りやってきて、それぞれの特徴は

  • マシンは固定の方向しか動かないため力を集中できて、力尽きても危ないことがない
  • スミスマシンは一見バーベルにそっくりだが、固定方向しか動かずストッパーが有るためマシンとほぼ同じ(なのにウェイトの付け替えが面倒)
  • バーベルはパワーケージを適切に使えば危険は少ないが、バーが1本のため左右の腕の動きには制約が有る
  • ダンベルは左右の腕が自由に動き、セーフティバーも無いため少し危険な分、片側30kgまで(FASTGYM 24の場合)という制約がある

となっていて、腕の自由度が低いほど、ふらつきをコントロールする必要がないため、持ち上げられる重量は

マシン、スミスマシン > バーベル > ダンベル

という順になり、マシンが一番効率的に筋肉が付けられるのですが、ダンベルは腕の動きの自由度が高いためスポーツ時の動きに近い運動が出来ますし、腕、肩、背中、脚と全身のトレーニングが出来ます。

また、マシンがピンポイントなのに対して、バーベルは周辺含めて広めに筋肉を鍛えられます。

要するに、「ダンベル最強じゃね?」という境地に至り、最近はFASTGYM 24に行くと1時間ほどダンベル前のベンチを占有しています。

ただ、私が行く時間帯のFASTGYM 24だと一箇所を占有しても問題は有りませんが、元々、テニススクールを再開したらFASTGYM 24は退会して市のトレーニング室に行くつもりなのですが、結構混み合うためベンチを占有することは出来ません。

そこで、Amazonや楽天市場をダンベルを物色していると、最近は可変ダンベルが人気な様です。これだと省スペースで多くの種類のウェイトが扱えるため自宅でも問題無さそうです。

少し前までは可変式と言ってもウェイトの交換が面倒だったり、何やら特殊な形状の物だったりして購入したいと思わなかったのですが、最近は魅力的な物が出てきています。

その中でも気になった3種類をご紹介します。

NUOのFLEXBELL


今、Amazonでも楽天でもダントツ人気なのが、NUOのFLEXBELLで、主な特徴は

  • 2〜20kg、2〜32kg、3〜36kgの3タイプ
  • 基本2kg刻みだが36kgモデルは一部3kg刻み
  • 台座込みのサイズは幅40cm x 奥行19cm x 高さ18cm
  • グリップの直径3.2cm
  • 色はブラックとシルバーの2種類
  • 2年保証

などです。

20kgではすぐに物足りなくなって後悔すると思いますし、36kgは一部3kg刻みになってしまって使いにくいので、32kgがお勧めです。FASTGYM 24のダンベルも30kgまでですし、ムッキムキの人以外には32kgで十分です。

正規代理店の販売サイトには、FLEXBELLは一世代前の4kg刻みのモデルで、現行の2kg刻みモデルはNUOBELLだという説明があるのですが、どうやら皆、2kg刻みのFLEXBELLと呼んでいる様なので、FLEXBELLと呼ぶことにします。


色はブラックとシルバーが有るのでお好みですが、シルバーは時が経つと錆や汚れが目立つため、私ならブラックです。

youtu.be
この可変ダンベルは構造が想像しずらいのですが、このYouTubeが割と分かりやすく見せてくれています。

外観からは分からないのですが、持ち手は中空構造の金属になっていて、その中に半円柱の金属棒が2本仕込まれており、持ち手を捻ると金属棒が左右に迫り出してダンベルプレートを支える構造になっています。

プレート同士はお互いの爪で離れない様になっているのですが、持ち手から外れない構造になっているのは一番内側のプレートのみです。

とてもよく考え抜かれた作りになっていて、プレートの付け替えによる重量変更が劇的に簡単なのですが

  • 持ち手のダイヤル部がプラスチック製になっているため耐久性が不安
  • 縦に持った時、下側のプレートの全重量が一番内側のプレートにかかるため脱落の危険を感じる
  • プレート同士の密着度が低く、持って動かすとカチャカチャと鳴る音が不安を増幅する

など、耐久性と安全性に不安を感じます。

ただ、レビューを見ると安全性の問題点に関する指摘は無いので心配しすぎかもしれません。

持ち手の直径は一般的なダンベルで2.8cm、一世代前のFLEXBELLが3.5cmでしたが最新のFLEXBELLは3.2cmとなっており、一般的なダンベルに近い感触で持てる様になっています。

LysinのPROVERBELL

FLEXBELLによく似た構造の可変ダンベルは他社からいくつも出ており、価格帯が近く、かつ、FLEXBELLの代理店でもあるLysinが開発した類似品がPROVERBELLです。

そもそもどれがオリジナルなのかも分からないのですが、代理店が堂々と類似品を出しているということは、特許出願されていないのか、特許料を支払って販売されているのか、これから揉めるのかよく分からないです。

主な特徴は

  • 4〜23.5kg、4〜32.5kg、4〜41.5kgの3タイプ
  • 1.5k刻み
  • 台座込みのサイズは幅47.5cm x 奥行23cm x 高さ20cm
  • グリップの直径3.7cm
  • 色はブラックとシルバーの2種類
  • 2年保証(楽天で購入してレビューを書いた場合)

などです。


FLEXBELL同様にブラックとシルバーが有りますが、ブラックは持ち手でなくプレートの色が違います。

youtu.be
こちらのYouTubeで詳しく紹介されていますが

  • 1.5kg刻みで最大41.5kgまで対応
  • FLEXBELLとは異なり、プラスチックパーツが使われておらず、オール金属製のため耐久性が高いと思われる
  • 持ち手が3.7cmと太いため握力が無駄に消費される(鍛えられるとも言う)
  • FLEXBELLと比べると台座に戻すのにコツが必要

という特徴が有ります。


FLEXBELLとは異なり、ブラックとシルバーは物理的に異なる様です。

説明に隙間が無いという記載が、動かした時にカチカチ音がしないということなのかは分かりませんが、プレート同士を爪で繋げるというNUROBELLと同じ構造上、噛み合わせ部に遊びが無いことは有り得ず、カチカチ音はするのだと思います。製造誤差は無くせないので、遊びがないと、今度は嵌まらない物が出てきてしまいますから。

レビューの数からして、FLEXBELLの方が一桁多く売れていると思われますが、見る限りは安全性の問題点は指摘されていません。

40kg(両手で80kg)を必要とする人は、ごく一部の本格派レベル(100kg以上のバーベルを上げる人)に限られると思われ、持ち手の太さのデメリットとオール金属製であるため安全性や耐久性が高い可能性をどう評価するかで判断が分かれます。

EisenLinkの可変式ダンベル

カッコいい名前が付いていないことも含めて、革新的という程でも無いけどプレートの付け替えが簡単な安心感の有る可変式ダンベルで、構造が簡単なこともあり、1本につき1万円ほどFLEXBELLより安価です。

主な特徴は

  • 4〜36kg
  • 2kg刻み
  • 本体サイズは幅34.5cm x 奥行17.5cm x 高さ17.5cm(台座無し)
  • グリップの直径3.5cm
  • 色はブラックのみ
  • 1年保証

などです。



こちらはブラックのみです。


止めねじを完全に抜かずに緩めるだけでプレートを抜き差し出来る構造で有るため、シンプルな作りでありながら割とプレート変更が容易になっています。

皿ネジの様な突起で引っ掛けた上でねじ止めする構造で有るため、全方向に抜ける心配がほぼ無く、プレートの一体感が有ってガタ付きも有りません。

この構造は類似品が見られないので、意外と目から鱗の優れ物かもしれません。



現状売り切れとなっていますが、ボルトとプレートを追加購入すれば65kgまで対応できてしまいます(ダンベルはバーベルと違ってセーフティバーが使えないので、両手で130kgを扱うのは怖いですけど)。

youtu.be
こちらにYouTubeのレビューが有りますが、やはり、何と言っても堅牢性と安全性が評価ポイントとなります。

四角いダンベルは特殊ですが、丸いダンベルは油断すると転がるのが、特に家庭内だとよろしく無い気がするので、意外と四角は良いのかもしれません。


持ち手の直径は3.5cmとFLEX
BELLの3.2cmより少し太いです。

結論

まだ結論が出せていませんが、PROVERBELLは無しかな。

使い勝手抜群で人気No.1のFLEXBELLにすべきか、堅牢性と安全性のEisenLinkの可変式ダンベルにすべきか、もう少し悩んでみます。

尚、保証期間に関しては販売店に依存する可能性がありますから、購入時によくご確認ください。