こんにちは、なりなりです(^ ^)
少し前からTVやネットで新NISAが話題に上ることが多いので、多くの人がNISAに興味を持っていると思います。
新NISAって何?
www.fsa.go.jp
新NISAに関しては証券会社をはじめとした金融機関でも説明されていますが、金融庁のサイトの説明でも充分わかります。旧NISAに比べて
- 投資枠が大幅拡大
- 保有期間が無期限
とされたことで多くの人の興味が高まっています。
これから投資を始めようという、株式や投資信託の取引経験が無い人がやるべきは、何も考えず毎月自動的に積み立てる、つみたて投資枠の一択で、選ぶべきファンドはS&P500かオルカン(オールカントリー、全世界株)の2択というのが、ネットやTVなど殆ど全ての専門家で一致した考えの様です。
www.fsa.go.jp
NISAのつみたて投資枠は金融庁お墨付きの投資信託のみが対象である安心感が有ります。成長投資枠ではこれらを含む殆どの投資信託や株式への投資が可能となります。
www.fundoftheyear.jp
私自身は、投資ブロガーの間でもお勧めになっている
emaxis.jp
eMAXIS SlimのS&P500かオルカンのどちらかにするつもりで
- 月々10万円のつみたてNISA(つみたてNISAの年間上限120万円に到達)
を15年続ける(NISAの上限1,800万円に到達)のが良い線かなと思っていますが
もう少し短期にNISA上限に到達するために
- 月々10万円をつみたてNISA
- 月々5万円を成長投資枠で自分で購入
を10年続ける(NISAの上限1,800万円に到達)も有りかな。成長投資枠を使うにしても買い時を悩んで考えたりせずに月々購入するのが良いです。
- 月々10万円をつみたてNISA
- 月々20万円を成長投資枠で自分で購入(成長投資枠の年間上限240万円に到達)
とすることで5年で上限まで使うことも可能ですが、それはやり過ぎと感じます。あまり短期で投資すると大きなマイナスになる時期が有る可能性が出てきますから、ドキドキしてしまいます。
若い人は月々10万円は厳しいですが
- 月々5万円を30年続ければ1,800万円
- 月々3万でも50年続ければ1,800万円
- 月々1万円でも50年続ければ600万円
となり、月々は少額でも長い人生で見れば小さいとは言えない投資額となります。
そんな先のことと思うかもしれませんが、先の話だから少額の積み立てで良いのです。
私が若い頃にはNISAの様なシステムは無かったので、逆に羨ましいです。当時は個人年金の利率が結構良かったので、その恩恵は得られそうですが。
eMAXIS Slimのサイトによれば、月々1万円を10年間積み立てた場合
S&P500は投資額の2.5倍の評価額
オルカンでも2.1倍の評価額となっており、30年となれば更に数倍になる可能性を秘めています。
株価の暴落は将来も必ず起こりますが、大抵は1年も放置しておけば回復します。1年放置しておける程度の余裕資金(金額の大小ではなく、その資金が無ければ生活に困るかどうか)で投資することが大切です。
日本人だから日本株を買いたいという場合は、オルカンにも多少の日本株が含まれていますし(日本株を除くオルカンも有り)、日経平均連動型もありますから、まずは種類豊富で手数料の安いeMAXIS Slimのどれにするか考えると良いです。
なぜSBI証券?
今から証券口座を開設するなら、二大ネット証券、SBI証券か楽天証券のどちらかでしょう。特別な拘りが有れば、マネックス、カブコム、松井証券なども有りますが。
投資信託の売買や維持に関わる手数料は
- 購入手数料
- 維持手数料(信託報酬率)
- 売却手数料
が有りますが、金融庁がつみたてNISAで指定している投資信託の購入手数料は無料とすることが定められており、信託報酬率と売却手数料は投資信託に依存するので、結局、つみたてNISAに関わる手数料はどの証券会社、銀行を使っても変わりません。
各金融機関が購入時手数料無料とか売買手数料無料とか謳っていますが、つみたてNISAに関しては、実はどこを使っても変わりないのです。売却手数料無料を謳う金融機関は売却手数料無料の投資信託しか扱っていないのかもしれません。
異なってくるのは
- 扱う投資信託の銘柄の多さ
- 取引サイトの使い勝手
- 購入時や維持している間に得られるポイント(Vポイントや楽天ポイントなど)
- 銀行と連携することによる普通預金金利アップ
この4点と思ってください。
取扱い投資信託の種類は
site1.sbisec.co.jp
SBI証券なら170以上
https://www.rakuten-sec.co.jp/nisa/tsumitate/products.htmlwww.rakuten-sec.co.jp
楽天証券なら200以上と二大ネット証券ならどちらで構わないというか、多すぎて困るくらいですから、取り扱い銘柄の多さも証券会社選択の要素から外れます。
使い勝手に関しても、SBIの方が少し使いにくと言う声も有りますが、つみたてNISAで必要になる
- 銘柄を選択、月々の積立金額を決めて投資開始
- 都合に応じて積立停止、再開
- 積立額の変更
という程度の手続きは、どこでも大差ありません。
恐らく、楽天証券で出来てSBI証券で出来ない唯一のことは、積み立てた投信を定期的に売却して現金化する機能です。
これは、自動で定期的に(毎月とか)売却することによって、年金を貰うかの様に現金を受け取る機能なのですが、必要に応じて自分で売却すれば良いので、無くても構いません。
受け取れるポイント
毎月の購入時や所有総額に応じて得られるポイントに関してはSBI証券と楽天証券では差が出てきます。
SBI証券の場合
SBI証券で受け取れるポイントは
- Tポイント(2024年春にVポイントに統合されることが発表済み)
- Vポイント
- ポンタ
- JALマイレージ
- PayPayポイント
と多彩です。
購入時に受け取れるポイント
s.sbisec.co.jp
購入時にポイントを受け取るにはクレカで購入する必要が有りますが、SBIと提携している中で大手のカードは三井住友カードで、Vポイントを受け取ることが出来ます。
得られるポイントは無料のカードで0.5%、ゴールドカードで1%、プラチナプリファードカードで5%となります。
所有総額に応じて得られるポイント
投資信託保有によって得られるポイントはJALマイレージが最大0.1%、その他は最大0.2%という違いが有ります。
但し、人気のeMAXIS Slimに関してはレートが低く抑えられていて
- S&P500が年率0.0326%
- オルカンが年率0.0175%
ですから、どのポイントを使っても変わりません。都銀の普通預金金利と大差ありませんが。
楽天証券の場合
www.rakuten-sec.co.jp
楽天の場合、ポイントは楽天ポイントに限られます。
購入時に受け取れるポイント
購入時にポイントを貰うには楽天カード払いにする必要があり、年間費無料カードでは0.5%です。
所有総額に応じて得られるポイント
www.rakuten-sec.co.jp
所有総額に応じてポイントが得られるのは、
- 楽天・オールカントリー 年率0.056%
- 楽天・S&P500 年率0.077%
- 楽天・先進国株式(除く日本) 年率0.088%
- 楽天・日経225 年率0.132%
と銘柄が限られます。
総じて、楽天証券を使うことで得られるポイントはSIB証券に劣るということです。
銀行口座の預金金利アップ
証券口座で株や投信を購入する場合は
- 銀行から予め資金移動させておく
- 銀行口座と証券口座を連携させておき、購入に必要な資金を自動的に移動させる
- 登録したクレジットカード払いする
の3通りが有ります。
クレジット払いにすると購入時にポイントが付くので、これを最優先にするのですが、クレジット払いには上限があるため、それ以上購入するときのために銀行口座と証券口座を連携させておくと便利です。
それ以前に、実際には利用しなくても銀行口座と証券口座を連携させるだけで銀行口座の預金金利がアップするので、せっかく証券口座を開設したなら連携設定だけでもしておくべきです。
SBI証券の場合
現在、SBIと名の付く銀行には住信SBIネット銀行とSBI新生銀行があり、どちらの銀行とも連携させることは可能なのですが、預金金利がアップするのはSBI新生銀行だけなので、SBI証券を使うならSBI新生銀行の口座も開設して連携させるべきです。
www.sbishinseibank.co.jp
これによって預金額に関係なく普通預金金利が0.1%と現在の金利としては相当高い金利が得られます。
楽天証券の場合
www.rakuten-sec.co.jp
楽天証券と楽天銀行の連携でも0.1%の普通預金金利が得られますが、SBIの場合とは異なり300万円を超えた分は0.04%となってしまいます。
以上、SBI証券と楽天証券でお得度を比較した場合、SBI証券の方が確実にお得です。
三井住友ゴールド(NL)かOliveゴールドか
SBI証券で購入する場合にポイントが付くクレジットカードには三井住友カード(NL)とOliveカードの2種類があり、いずれもノーマル、ゴールド、プラチナプリファードの3種類が有るのですが、一般庶民はノーマルかゴールドかを考えれば良いです。
www.smbc-card.com
各カードの違いはこちらに示されていますが、主な違いは下記になります。
カード種別 | 年会費 | ポイント還元率 | 引き落とし口座 | つみたてNISA還元率 ※4 | 家族カード | 旅行保険 | ショッピング補償 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
三井住友(NL) | 永年無料 | 0.5% | 大抵の銀行 | 0.5% ※4 | 発行可 | 海外のみ | 無し |
Olive | 永年無料 | 0.5% | 三井住友銀 | 0.5% ※4 | 発行不可 | 海外のみ | 無し |
三井住友ゴールド(NL) | 5,500円 ※1 | 0.5% ※3 | 大抵の銀行 | 1% ※4 | 発行可 | 海外・国内 | 有り |
Oliveゴールド | 5,500円 ※2 | 0.5% ※3 | 三井住友銀行 | 1% ※4 | 発行不可 | 海外・国内 | 有り |
※1 最初の1年は5,500円だが、年間100万円以上達成で翌年以後は永年無料
※2 最初の1年は無料、年間100万円以上達成で翌年以後も永年無料
※3 年間100万円以上達成で10,000ポイント(1%相当)付与
※4 つみたてNISAのクレカ払いは月5万円までであったが、2024年から月10万円にすることを検討中
となっており
- Oliveは三井住友銀行でしか引き落とし出来ないこと
- Oliveは家族カードが作れないこと
- 三井住友ゴールド(NL)は最初の一年は年会費5,500円かかること
というのが三井住友かOliveかの違いで、年間100万円以上間違い無く使うなら、迷わずゴールドを作るべきです。
三井住友銀行しばりで悩んだり、家族カードが欲しいなら最初の5,500円には目をつぶって三井住友ゴールド(NL)となります。
三井住友ゴールド(NL)で年間100万円を達成していれば、そのまま年会費無料のOliveゴールドが発行可能ですが、Oliveゴールドで年間無料になっていても三井住友ゴールド(NL)は年会費無料で発行することは出来無いという違いもあります。
今、三井住友はOlive推しになっているので、将来的には三井住友ゴールド(NL)より明らかにOliveゴールドがお得になることもあり得ると思うのですが、恐らく、その場合でも初めから年会費無料でOliveゴールドの発行は可能と思われます。
年間100万円到達のために注意すべきこと
申し込み前に現メインカードの利用履歴を確認して、登録を変更すべきサービスのリストを作った方が良いです。変更は一気に行う必要があり、特に大きな取引の登録変更漏れがあると年間100万円到達を逃すことになります。
今まで銀行口座引き落としにしていたものでもクレジットカード払いに出来るものは全て再設定しましょう。我が家はオール電化なので、毎月生じる支払いで一番大きいのは電気料金です。
私はクレジットカード払いに設定している支払いが18ほどあり、唯一変更に手間取ったのがdocomoでした。
docomoで三井住友カードを指定するにはワンタイムパスワードを使う必要が有り、
qa.smbc-card.com
パスワードアプリ利用開始手続き自体は難しく無いのですが、アプリ利用開始に必要なメールがシステムから届きません。
qa.smbc-card.com
FAQにはこの様な回答が掲載されていますが、手持ちのGmailは2つともダメ、Appleの@icloud、@meもダメです。iPhoneのメール設定で受信拒否リストを確認しましたが@otp-auth.netは入っておらず、そもそも、入っていてもゴミ箱には入るはず。
最後にYahoo!メールを指定したところ、すぐに届きました。
ちょっとおかしい。ネットで検索するとメールが届かないという声が散見されますし、同様のFAQは三井住友カード以外にも掲載されていますから共通問題なのではないでしょうか。
アプリの開発元がNTT DATAなので、システム自体の開発もDATAでしょうか。システムのバグなのでは?
メールはすぐに発信される様なので、届かない場合はメールアドレスをいくつか試してみると良いです。
尚、メールにはアプリセットアップ用のリンクが記載されているのですが、一度セットアップすると無効になりますから、アプリをiPhoneとiPadなど複数インストールする場合は、それぞれ用にメールを発行して貰う必要があります。
年間100万円使うか不安な場合
ノーマルの三井住友カード(NL)で年間100万円使うと、大抵は無料でゴールドにアップグレードできる様ですから、年会費の不安から解放されます。その代わり、100万円使っても初年度は10,000ポイントは貰えませんから、確実に100万円使う見込みがあるのなら、最初に年会費を払った方が結果的にお得です。
ノーマルOliveは100万円以上使ってもゴールドへのアップグレードは出来ず、一旦、ノーマルOliveを解約してから、再度Oliveゴールドを申し込む必要が有り、その後、年間100万円以上使うことで年会費永年無料となります。
三井住友カード(NL)にする場合でもOliveを開設するとお得
Oliveには三井住友カード(NL)には無いVポイントアッププログラムが有り
- セブン‐イレブン
- ローソン
- ミニストップ
- セイコーマート
- ポプラ
- マクドナルド
- モスバーガー
- サイゼリヤ
- ガスト、バーミヤン、しゃぶ葉、ジョナサン、夢庵、その他すかいらーくグループ飲食店
- すき家
- はま寿司
- ココス
- ドトールコーヒーショップ
- エクセルシオール カフェ
- かっぱ寿司
ではスマホのタッチ決済なら最低7%、最大20%と大きなポイントが付くのですが
qa.smbc-card.com
Oliveと三井住友カード(NL)を同じV Passに登録すると、三井住友カードにも適用されます。
ですから、Olive開設には三井住友銀行口座の開設も必要ですが、開設して損はしません。
特に既に三井住友銀行口座を持っているなら、Oliveに移行して10,000円の残高が有るだけで毎月200ポイントゲット出来てしまいますから、やらない手は有りません。
Vポイントは使い勝手がとても良い
Vポイントアプリはプリペイド型のiDとVISAタッチのアプリとなっていて、iPhoneなどのウォレットに登録することで、溜まったVポイントをタッチ決済で使用することが出来ます。
iDはもちろん、VISAタッチで決済出来る店舗はかなり増えていますから、楽天ポイントや楽天ペイアプリで使える楽天ポイントと比べても使い勝手が良いです。
ただし、せっかく高ポイントが貰えるセブンなどのポイントアップ加盟店では、Vポイントを使うよりクレジットカードのタッチ決済をした方がお得です。
ゴールドの審査を通るのか心配な方
クレジットカードの審査には、年齢、定期収入、職種、与信などがありますが、各クレジットカード会社は審査基準を非公開としています。そのため審査を申し込んでみないと分からないですが、年齢制限に関しては、三井住友ゴールドが20歳以上、Oliveゴールド年齢制限は高校生を除く18歳以上なので、かなり緩いです。
バイトやパートは厳しいという噂ですが、年収100万円以下のパートのうちの奥さんは三井住友カード(NL)ゴールドの審査を通りました。彼女の場合は、他のカードで年間100万円以上複数年に渡って利用してきているという本人の与信に加えて、私の与信との合わせ技なのではないかと思います。
ゴールドが通らなかったら、ノーマルカードで始めて年間100万円以上使えば、無料でゴールドへのアップグレード案内が来る様なので待ちましょう。必ず招待が来るとは限らない様ですが。
ノーマルならかなり敷居は低いはずですが、現役時代にクレジットカードも住宅ローンも組まずに現金生活を続けてきた場合は与信が有りませんから、定年退職して定収入がなくなってからカードを作るのは、かなり難しはずです。楽天カードなら緩々なんじゃないかと思いますけど。
将来のことを考えると、現金に固執せず、多少なりともクレジットカードを使った方が良いです。
開設にあたって
www.smbc-card.com
よろしければ上記リンクから三井住友カードにお申し込み下さい。
三井住友カード保有者向けのご紹介サイトですが、お得な入会特典が得られます。
他の紹介サイトの方がお得な可能性もあるため、吟味の上でご利用ください。
www.smbc.co.jp
Olive開設の際には上記サイトから下記の紹介コードを入力頂ければ1,000ポイントがプレゼントされますので是非!
FF57308-4418945
ポイントは私も貰えますがWin-Winですし、その他のキャンペーンと併用可能です。