こんにちは、なりなりです(^ ^)
年末に両親を無事入院させて貰って、平和なお正月を過ごせました。
新年が始まり、地域包括センターの担当者さん経由は勿論
みんなの介護での入居先探しを再開しましたが
1. 体が元気な認知症を2人
2. 部屋代、食事代、介護代込みで1人10万円
これだけでもかなり厳しい条件なのですが、少しでも快適に過ごせるように
3. デイサービスに外出のレクが有る
を足すと、もう、ほぼ無理なようです。
1と2だけでも難しいのですが、群馬県内に1箇所見つけられました。
3も満たす施設も見つけられたのですが、要介護2以上という条件があり、要介護1の両親は断られました。
退院期日まで凡そ2ヶ月となり、急速に不安が高まって行くなか、僕らの精神が徐々に追い込まれてきて、僕も深夜に目が覚めてしまうことが多くなってきて、もう、限界です…
そこへ、包括センターの担当者さんに紹介して頂いた施設紹介センターの担当者さんから、困窮する僕らの状況を見かねて、特別に全てを満たす施設を紹介出来るという案内を頂いて、みんなの介護で探した施設と合わせて現地を見学、相談してきました。
紹介して貰った施設1とみんなの介護で探した施設2の違いは
施設1
サービス付き高齢者住宅のため、部屋にはトイレと洗面台、衣装ケースや棚なども有り、全財産を失った両親には夢のような部屋でした。
1つ問題は、施設の出入りの管理が少し甘いこと。
ですが、1人10万円でこんな施設を紹介して貰えるのは、担当者さんの営業努力と施設長さんのご厚意の賜物であり、こんな機会は2度とないと思われます。
そのため、もし、何度も逃亡してご迷惑をかけるようなら、すぐに他の施設を探して移るからとお約束して、2人の入居前提で話を進めさせて貰うことにしました。
もし、ここを追い出させれるようなら、もう、彼らに選択の余地はほぼ無くなり、施設2か、一生病院の多床室かになります。
デイサービスは車で5分のところにあるため、施設の玄関を出たらデイサービスというのとは気分的に違い、少しお出かけ感が出ると思います。
更に、ここのデイサービスは一般のお屋敷を改造したアットホームな造りであり、施設感が無いのがとてもいい。
ケア担当の方に両親の話を包み隠さず話すと、「大丈夫ですよ、任せて」と言って頂けただけでなく、母親は体が元気で、少し前まで介護施設で働いていたことをお伝えすると、「では一緒にお手伝いして貰いましょう」とのこと。
多分「お手伝いお願いしますね」と言って頂けると、母親は喜ぶと思うのです。
施設2
条件1、2は満たすが、3は満たさない、住宅型有料老人ホームです。
デイサービスは施設の玄関を出てすぐあり、毎日受けることが必須だそうです。
つまり、朝夕は居室か食堂、昼はデイサービスという生活を365日繰り返し、それ以外の選択は出来ない。
その代わり、どんな人でもどんと来い!という感じでしたが、施設長さんも、正直、収容という感じだと仰っていました。
施設は綺麗ですけどね。
どんなに元気な入居者でも、何一つ手伝って貰うことはなく、毎日提供された食事を摂り、決まったレクを室内でして過ごしていくのです。
少ない資金で可能なことをされているのでしょうが、少し可哀想な気もします…
僕らに出来ることはしました
来週、両親に面会、先生、看護師さん、ソーシャルワーカーさんと面談して、まずは施設1に入ってみるか、到底無理だから施設2しか無いのか、或いは病院しか選択肢が無いのか決めます。
自由とは言えないけど、楽しく暮らせる1、個室は有るとはいえ、生きる楽しさが有るのか分からない2、それとも自分の部屋さえ持てずに病院でただただ生きていくのか。
もちろん、僕らは1を選ぶように頑張って誘導しますし、理性的に考えれば1が正解なのですが、その理性が有るのか。
人生の最後をどう迎えるのか、結局、選ぶのは本人たちです。
無事に進めば、今月中に施設1での生活が始まります。