こんにちは、なりなりです(^ ^)
birdyで初めての1人輪行してきました。
行き先は箱根の芦ノ湖で、ここは前から自転車で行きたかったのですが、自走で往復は無理な距離、REVOLT1で輪行は面倒なので行けてませんでした。
本当は箱根登山鉄道は使わずに小田原から自走すればいいのですが、奥さんのTRANS MOBILLYと一緒に、湯元から登山電車で強羅まで輪行してからの芦ノ湖に行く予定なので、登山電車車内の様子のチェックのために湯元まで輪行したんです。
輪行のスタートは川崎駅
【birdyとTRANS MOBILLYで行こう!】JR東海道線で平塚まで輪行〜平塚漁港の食堂と湘南平 - なりなり日記
先日の初輪行で東京寄りの新しい改札から入場するとグリーン車が遠いことが分かったので、昔からある方の改札に向かいます。
写真の奥の方です。手前が新しい改札の入口。
どちらの入口に向かうにも、階段、エスカレーター、エレベーターから選べます。
今日は1日、どこの駅でもエスカレーターで上がり下がりしてみましたが邪魔にならなかったと思います。
birdyを折りたたむと前輪が右にはみ出るため右脇に抱えると体に馴染むのですが、たまに右側を駆け抜ける人がいるので、後方には気を付けて体にしっかり引きつけておきます。
birdy(monocoque air)はコインロッカーに入るのか自分で確認してみたかったので試したところ
何と縦にすればJRの一番大きなロッカーに入るじゃありませんか!リアキャリアのお陰で縦でも自立するのですが、無しでも問題ないでしょう。
少し出っ張りますが、押せばシートが凹んで閉まります。これは、役に立つことが有りそうです(^ ^)
birdyはコインロッカーに入らないという情報をよく目にするのですが、折りたたみ時サイズは
- Classic : H62cm x W72cm x D33cm
- monocoque : H60cm x W72cm x D34cm
が公称値なので、Classicはギリ入らないのかも。
まさか2cmがこんなところで効いてくるなんて、リアキャリアに拘ってClassicに比べて結構高いお金を払いましたが、他にもメリットが見つけられて良かった(^_^;)
東海道線で小田原へ
前回の輪行で分かっていましたが、birdy一台ならグリーン車での輪行も楽々です(^ ^)
フルリクライニング状態でも問題無いですから、他人の後ろでも何の気兼ねも要りません(^-^)v
その他のサイズを測定したところ、奥行が98cmと意外と有りませんね。
背もたれの高さは110cm、リクライニング無しでの背もたれから壁面までの最大距離は
- 一番下の方が40cm
- テーブルを含まない最小が38.5cm
- テーブルを含む最小が28cm
でした。
小田原で箱根登山鉄道に乗り換えて箱根湯本へ
改札を抜けるとすぐにエレベーターが有ります。
登山鉄道はホームの前の方で、湯元での乗り換えも改札も一番前なのですが、一番前の車両だと子供が前を覗きたがるので、邪魔にならないように、最後尾に乗るのが正解かも。
小さな車両でドア横のスペースも狭いため、birdyであっても気兼ねなく置ける場所は最後尾の車掌室前か、最前部の運転席後ろのみです。
まあ、ロードバイクと違って、その他でも置けないことは無いですけど。
箱根湯本駅に着くと、右前方に登山電車が止まっています。
登山電車は更に小さいのですが、グレーの連結部3箇所には荷物が置けるスペースが有ります。車両間は通り抜け出来ない作りなので荷物置きに最適なのですが、意外とそこに立つ人がいるので、電車が来てすぐでなければ空いてないかもしれません。
当日は日曜日午前10時でしたが、その場合は一つ待って乗れば何とかなりそうでした。
改札は更に前方で、ホームの端からエスカレーターかエレベーターで登ります。
エレベーター、エスカレーター前には宿と駅の間て荷物を送るとサービスや小型のコインロッカーがあります。
コインロッカーは改札の外にも有りますが、サイズは忘れました。
箱根湯本駅には幅の広い改札は無し…
国道1号で芦ノ湖へ
駅を出たらぱぱっとbirdyを展開して出発です。
ロードバイクでのサイクリングでは事前にルートを作ったGPXデータなどを読み込んで表示させながら走るのですが、birdyでは目的地や経由地をザックリ決めて走るつもりなので、その場てルート検索して出来る「自転車ナビタイム」を使ってみます。
但し、駅前から芦ノ湖を目指すと旧国道1号を案内してくるのですが、今日は初箱根サイクリングなので、まずは普通に国道1号を登ります。
よって、いきなり、ナビタイムは無視(^_^;)
まずは大平台を目指して登っていきますが、最初のうちはギアを1速まで落とすことは無く、2-4速で済みます。
途中、蛙の滝というちいさな滝を発見!
今まで何度箱根に来たか分かりませんが、初めて気づきました。
車じゃ気付かないし、ロードバイクで必死に上がってても気付かないでしょうね。
途中、宮ノ下の富士屋ホテルのベーカリーPICOTでカレーパンを頂きました。小腹が空いていたので丁度いい(^o^)
ニュースで見たことがあった気がしますが、富士屋ホテルは休館中なんですね。
呑気なことをしているとロードバイクの人達に次々と抜かれるのですが、気にしない。元々、birdyだから敵わないし、早く登るつもりも無いのです。
芦ノ湖へはずっと1号で行けるので、分岐はひたすら1号に沿っていけばOK。
小涌谷では小涌園が閉館していました。これもニュースで見た気はする。
ユネッサンは営業中です。
この辺りを過ぎると、ギアはほぼほぼ1速、たまに2速といった感じになります。
ようやくあと4kmの標示が!
脇道には湯坂路なんていう古道も。
芦ノ湯を過ぎると、久しぶりに真っ直ぐで長い下り坂が現れますが、その先には上りが…
しかし、上りきると国道1号最高地点の標識が現れて、あとは芦ノ湖まで下るだけです。
その後も分岐は有りますが、結局、1号を走り続ければ元箱根に突き当たりますから、何も考える必要は有りません。
そして芦ノ湖に到着ー!
で、家を出る時からそんな気がしてましたが、富士山見えず…
今日は一日晴れの予報なのですが…
それでも元箱根周辺は車とバスで大渋滞、駐車場は満車、海賊船も盛況でした。
富士山はともかく、芦ノ湖と箱根の山を眺めながら、アルコールストーブで沸かしたお湯で珈琲を淹れて、しばしまったり。
至福のひと時(^ ^)
もう直座りはおしりが冷たい季節ですが、折りたたんだ輪行バッグがいい感じのクッションになってくれました。これはいい!
箱根神社へ
少し前にもしツアで見た、リニューアルされた箱根神社の休憩所でお昼にします。
駐車場に向かう車道に入るとすぐに自転車とバイク置き場が有り、ロックできるパイプも置かれているので安心です。
なかなか立派な鳥居です。社殿は次回、奥さんと来た時に行くことにします。
駐車場も大きいです。この先にも何箇所か有るようです。
駐車場側は休憩所の出口なので、トイレの手前を抜けて反対側に行きます。
お客さんいっぱいですが、待つほどではありませんでした。
メニューは
- 名物からめもち(つきたてのお餅)
- 俺のうどん 赤
- 俺のつけ麺 赤
- 俺のチャーシューつけ麺
がメインで、その他のうどんや飲み物、ぜんざい、ソフトクリームなど。
ご飯物が有りませんが、お餅がお腹にたまります。
僕はおろし餅と俺のつけ麺にしました。
つけ麺は意外と時間がかかるので、すぐに出てくるお餅を頼んで正解でした。
付け汁は赤いけど辛味は抑えめで甘辛いです。味噌かな?
体力的に余裕だったので大涌谷に行っちゃおうかなと思ったのですが、意外と時間がかかるので、また今度。
小田原駅へ
帰りは旧東海道で。旧道は交通量が少ない代わりに傾斜がキツイと聞いたことが有ります。
元箱根から少し上って畑宿方面へ。あとはずっと道なりです。
すぐにお玉ヶ池の綺麗な景色が現れますが、紅葉はまだ先ですね。
この後は、確かにかなりの急な下りが続きます。葛折りのカーブも現れるので、スピードは抑えめに。
道なりに下りていくと1号にぶち当たり、小田原は右です。
ここから小田原までは、駅の直前に軽い上りが有る以外は、ずっとなだらかな下りです。
逆に行きはなだらかな上りが続いて面白いルートでは無いので、次回も行きは湯元まで輪行すると思います。
小田原駅東口に着くと
ここにも大型のコインロッカーが有ったので入れてみましたが、ドアが微妙に閉まりません。
裏技として、標準で付いている反射板を外すと少しだけシートポストを押し込めるので試してみたところ、ドアを押し込めばギリ閉まりました。
ロッカーの大きさは微妙に違うんですね。
今回のルートまとめ
今回のルートはこちら。
初めての箱根サイクリングでしたが、4月からのバーベルを担いだスクワットの効果やbirdyの登坂力の高さも加わって、意外と普通に上れました。
ギアは小涌谷あたりから芦ノ湯あたりまで、1速に入れっぱなし率が高かったですが、脚は余裕をもって走りきりました。
帰りは元箱根から少しだけ上りますが、その後は小田原までほぼ下りで楽々です。
行きの1号はバスが多いので、特に左カーブ中は後方に注意が必要です。向こうも気を付けているでしょうが、極力左に寄って走った方が良さそう。
帰りの旧道はバスはほとんど走ってない代わりに車やバイクが飛ばしているのでやっぱり注意(^_^;)
今日の走行距離は35kmですが、この程度ならお尻が痛くなるとかは有りませんでした。
僕のbirdy monocoque airはシートのクッションがあまり無いため、クッション付きのインナーパンツを買った方が良いと思っていたのですが、当面、必要無さそうです。
箱根は奥多摩やヤビツに比べると自転車が少ないですね。都心から遠すぎるからかな。
実際、川崎のうちからだと片道100km超なので、自走では無理ですから。輪行が面倒だと思ってしまうと中々行きません。
富士山が見れなかったのが残念でしたが、もう少し早く家を出れば大涌谷まで行っても問題無さそうだし、熱海に下りて駅前の足湯に浸かって帰るのも良さそう(^ ^)
箱根は普通に上れちゃったので、和田峠や風張林道は上れるのか興味が湧いたので、次回はどちらかに行ってみようかな。
勿論、なるべく近くまで輪行です。
https://www.hakone-tozanbus.co.jp/info/howtoride/babycar/file/luggage.pdfhttps://www.hakone-tozanbus.co.jp/info/howtoride/babycar/file/luggage.pdf
実は、箱根登山バスは有料で輪行可能なので、頑張り過ぎて日が暮れてしまった場合は、バスで帰るのも有りです。
混雑時は断られる可能性が有るようですが、birdyやBROMPTONなら断られる率は低いのではないかと。
初めてのbirdyで1人輪行の感想
実はコインロッカーに入っちゃう発見も含めて、1人での純粋にサイクリングを楽しむ輪行なら、birdyは何の不満も無いです。
普通のロードバイクで十分だったとも思いません。
monocoque airのペダル込み10kgの重さは入門レベルのロードバイクと変わりませんが、輪行において小ささは何物にも代え難く、担いで運ぶにも、どこかに置くにも、とにかく楽々です。
でも、BROMPTONは必要無いと思うかというとそんなことは無く、夫婦2人で使う場合は
- TRANS MOBILLYも持った輪行する場合は、BROMPTONならコロコロ付きの輪行バッグが有って楽々
- 30L以上の荷物を運べるのでちょっとしたピクニックに行ける
という、birdyでは解決出来ないメリットが有るため、やっぱBROMPTONも欲しい。
数年後にBROMPTONを買ったら箱根も試してみたいです。
勿論、チェーンリングは初めから44Tの坂道仕様にしますし、スプロケット交換も合わせてbirdy以上の坂道モデルにしたいです。
BROMPTONでbirdyよりスピードを出す気は無いので。
追記 コインロッカーへの収納について
monocoque standardの折りたたみ時がこちらで、airよりシートが厚いため、少し高さが有りますが、最大高=シート高であるため、最悪、シートポストを抜けば、確実に入ります。
これに対してClassicはシート、ブレーキ、ステムがほぼ同じ高さです。
ブレーキはともかく、ステムがネックとなって、コインロッカーへの収納は無理かもしれません。