こんにちは、なりなり @narinarissu です(^ ^)
SoftBankの4G LTEのプランも落ち着いたところで、docomo、au、SoftBankのLTE料金を比較してみます。
実はdocomoが良心的
国内の4G LTEは、去年docomoがXi(クロッシィ)という名前で始めました。Xiなんてヘンテコな名前を付けるから、またdocomoのガラパゴスな規格に思えますが、auやSoftBankと同じ、国際規格のLTEです。
docomoはおそらく、「開始当初はエリアが狭い」、「早めにlLTEに移行させて3Gの逼迫度を下げたい」などの理由から割引きキャンペーンを続けてきましたが、先月末をもって終了しました。
Xiパケ・ホーダイ ライト | 料金・割引 | NTTドコモ
その代わりに登場したのが、このライトプランです。
現状のdocomo、au、SoftBankのLTEの定額プランを比較すると、以下のようになります。電話を含む基本料は、各社サービス内容が異なるため比較の対象外として、 LTEの利用プランのみの比較です。
キャリア | プラン名 | 料金 | 月間データ量規制 | 3日間データ量規制 | テザリング |
---|---|---|---|---|---|
docomo | Xiパケ・ホーダイ | 5,985円 | 7GB | 1GB | ◯ |
docomo | Xiパケ・ホーダイ ライト | 4,935円 | 3GB | 1GB | ◯ |
au | LTEフラット | 5,460円 | 7GB | 1GB | ◯ |
SoftBank | パケットし放題フラット for 4G LTE | 5,460円 | 7GB | 1GB | ◯ |
SoftBank | パケットし放題フラット for 4G LTE | 5,460円 | 無し(実質10GB) | 1GB | × |
※SoftBankのテザリング無しプランは月間の制限は有りませんが、3日で1GBですから、実質一ヶ月で10GBの制限が有るのと同じです。
docomoはライトプランを発表したため、月間3GBまでしか使わない人にとっては、一番安くなっています。
自宅回線の代わりにテザリングするなら料金を多く払って当たり前
docomoのように3GBまでのライトプランと7GBまでのノーマルプラン、更に、自宅の回線の代わりにテザリングをたくさん使う人向けのベビープランまで用意して、使う量に応じて料金も変える方が公平というものです。
7GBを超える人に対しては追加料金を払うことによる、実質、ベビープランが存在するので、auもSoftBankもライトプランの導入を検討して欲しいです。
自宅回線の代わりにテザリングしたいのであれば、その分料金を多く払うのが当たり前でしょう。
テザリングが出来るのなら自宅のブロードバンド回線を辞められるというのは、単身者などの一部の人であって、家族持ちはそうはいきません。
私の場合は、自宅のマンションの回線は管理費に含まれているもので、勝手にやめることは出来ません。その代わり、NTTなどより安いですけど。
キャリアの都合に振り回されてはいけない!
そもそも、LTEになったからといって、多くの人が使うのはWebとメールやチャットですから、1GBにも達しない人が多いはずです。
それなのに、SoftBankに至っては全員3Gより1,000円も値上げというのは乱暴です。しかも、LTEエリアの整備はまだまだこれからという状況なのに。
docomoが値下げしているのは、iPhoneが無いために分が悪いのを料金で挽回しようという意図も大きいのでしょうけど。
最初に書いたように、LTEの導入はユーザーのためだけでなく、キャリアの都合も含まれているのですから、設備投資が嵩むからといって、一方的に料金を値上げするのは納得できないです。
auとSoftBankには、是非ライトプランを作って欲しいです。