こんにちは、なりなり @narinarissu です(^ ^)
今回は、docomoが加わって、iPhone 5sだけでなく5cもリリースされてで、もう、料金プランを全て整理するのは大変なので、既に各サイトから出ている比較表を参照して頂くとして、僕の場合(SoftBankのiPhone 5 32GB)に限って、料金面からiPhone 5sへの変更の是非を詳細検討してみました。
月額利用料金はどうなる?
まず、docomo、au、SoftBankのiPhone 5sにMNP、機種変した後の月額利用料金がどうなるかを計算した結果を下に示します。
iPhone 5s MNP 64GB
docomo | au | softbank | |
---|---|---|---|
端末代(24回) | ¥3,990 | ¥3,675 | ¥3,675 |
月々割(24回) | -¥3,150 | -¥2,815 | -¥2,815 |
基本料金 | ¥780 | ¥980 | ¥980 |
MNP割引※4 | -¥780 | -¥980 | -¥980 |
ネット利用料金 | ¥315 | ¥315 | ¥¥315 |
パケット定額※1 | ¥5,460 | ¥5,460 | ¥5,460 |
月額合計 | ¥6,615 | ¥6,635 | ¥6,635 |
パケット学割※2 | -¥1,050 | ||
固定電話割引※3 | -¥955 | -¥955 |
iPhone 5s 機種変 64GB
docomo | au | softbank | ||
---|---|---|---|---|
端末代(24回) | ¥3,990 | ¥3,675 | ¥3,675 | |
月々割(24回) | -¥3,150 | -¥2,230 | -¥2,230 | |
基本料金 | ¥780 | ¥980 | ¥980 | |
ネット利用料金 | ¥315 | ¥315 | ¥315 | |
パケット定額※1 | ¥5,460 | ¥5,460 | ¥5,460 | |
買い替え割※5 | -¥420 | |||
月額合計 | ¥6,975 | ¥8,200 | ¥8,200 | |
固定電話割引※3 | -¥955 | -¥1,480 | ||
かいかえ割※6 | -¥1,050 |
※1 auは3年目以降¥5,985にアップ
※2 3年間
※3 2年間。auスマートバリューは-¥1,480だがパケット定額が¥5,985にアッ
※4 docomoは、元docomoユーザーが2年間、その他は1年間、他社は一律2年間
※5 2年間
※6 1年間(学生は2年間)。iPhone 5以外からの機種変が対象
MNPすれば6,600円です。この位が普通に払う気がする限界じゃないでしょうか?
機種変だと8,200円って、たかがケータイに払う金額じゃないです。
iPhone 4SならSoftBankのかいかえ割1,050円が適用されて7,150円になりますが、1年間限定です。
もはや、SoftBankやauでiPhoneを買い換える時はMNPしかないです。この差を上回るファミ割などの特典が有るなら別ですけどね。
でも、ファミ割とか手厚いのはdocomoですよね。更に機種変でもdocomoが優位となると、SoftBankとauはヤバイんじゃ?
ちなみに、僕の場合、余分なアプリを消した位では32GBには入らず、写真や音楽を本格的に削らない限り5cに変えるという選択肢はないです。
そもそも、5cの32GBでも機種変時は7,300円であり、全く意味無し。
auユーザーなら、5では使えない800MHz帯でLTEが使えるというメリットは有りますけど、もう一年我慢した方が良いんじゃないですかね。
現在の残債は?
iPhone 5s、しかもMNPするならSoftBankを解約するわけですから、残債を一括で支払わなくてはならないでしょう。
現在の残債は45,000円も有ります。解約すると月々割が停止されるので、45,000円まともに支払わなくてはなりません。
更に、中途解約金9,975円、MNP手数料2,100円が必要ですから、合わせて57,075円となります。
iPhone 5はdocomoなら最高20,000円で下取りしてくれますが、auはしてくれません。何れにしても、ソフマップやドスパラなどで買い取って貰った方がお得です。
iPhone+5の買取価格一覧 | 2ページ目 | 白ロム携帯、中古携帯・パソコンの買取ならドスパラ中古
ソフマップもドスパラも、今日現在のiPhone 5 64GBの買取り価格は26,000円です。
26,000円出たとしても、まだ31,000円の赤字です。これを払ってまで買う価値が、iPhone 5s有るか?ということになります。
簡単に言ってしまえば、指紋センサーによるログインとカメラの高機能化、これだけです。
まあ、あまり悩むまでもなく、必要無しという判断が妥当じゃないでしょうか?
出ましたiPhone 5s/5c!iPhone 4S/5と徹底比較! - なりなり日記
iPhone 5s / 5c / 5 / 4Sの機能比較は、こちらをご参考に!
3GとLTEのエリアについて
MNPするとなると気になるのがエリアと通信速度です。以下、主観も入っていますが、注意すべきは地方の方がSoftBank選んでも大丈夫か?ということくらいで、それ以外は、どこを選んでもそれほど大きな不満は生じないと思います。
SoftBankについて
僕自身は、iPhone 3G、3GS、4、4S、5と5年間、SoftBankでiPhoneを使ってきましたが、電波が入らずに困った経験は、ほんの僅かしか有りません。
私が主に過ごすエリアが神奈川県の横浜、川崎市周辺であり、恐らくSoftBankのLTEも含めて、かなり充実した地域であることも有ると思いますが。
地方に旅行で出かけることも多いですが、人がたくさん居るエリアで圏外で有ったことは皆無でした。
ただ一点、最近トレッキングを始めたのですが、山ではやはり弱い。山といえばdocomoですよね。来年のiPhone 6では、MNPでdocomoに転出する可能性は、結構高いと思います。
また、せっかくiPhoneがSoftBankのプラチナバンド900MHz帯に対応したというのに、SoftBankはプラチナバンドを地方に展開しようとしていません。主に、都市部で建物の影に回り込みやすくなる利点に注目しているようです。
[キーパーソンインタビュー] 倍速化、900MHz帯は来春――ソフトバンク宮川氏が語るエリア品質 - ケータイ Watch
この記事を読んでも分かるように、SoftBankの電波が日常的に悪くて困っている方は、早々にdocomoやauにMNPした方が良いでしょう。SoftBankは、人口密度の低いエリアまで、隅々とサービスを届けるつもりは、初めから無いのです。
auについて
昨年は、LTEのエリアについてiPhone 5は800MHz帯に対応しておらず、auのLTEはiPhoneの2.1GHz帯よりAndroid向けの800MHz帯を優先していることを、(認めていませんが)故意に隠していたり、何度も発生した通信不具合を見てきたので、正直、言うことが信用できません。
それに、これからは800MH帯をAndroidとiPhoneが食い合うので、速度は大きく落ちるでしょう。その分、2.1GHz帯の速度は上がるでしょうが、2.1GHz帯は積極的に展開しないでしょうから、エリアは広がらないでしょう。
よって、auが言うほど、電波的に有利とは思えません。
KDDI、「iPhone 5s/5c」のつながりやすさの鍵を握る「プラチナバンドLTE」を強化
auは自信満々ですけどね。
まあ、それでも、SoftBankよりエリアが広いのは確かですし、数字上はLTEのエリアでNo.1です。
docomoについて
Xiという意味不明な名前でLTEをいち早く始めたdocomoですが、人口カバー率の定義が各社違うとはいえ、恐らく最もLTEの普及が遅れています。しかし、さすがにこのままということは無いでしょう。
それに、SoftBankが認めているように、山や人口密度の低い地域を始め、docomoの電波しか入らないエリアが確実に有るのも事実。
LTEはそのうち何とかなるさと信じて、取り敢えず3Gが確実に繋がる(速度が出るとは限りません)docomoというチョイスは無難です。
そして、何より、今回のiPhone 5s/5cで見せた機種変ユーザーへの本気度はなかなかです。今後も続くかは分かりませんが。
MNPをするにあたって、各社の接続率や速度が気になる場合は、今後数ヶ月、雑誌やウェブサイトで怒涛のレビューが行われる筈なので、その結果を見てから決めれば良いでしょう。
まとめ
以上、結局どういう結論かと言うと、もはやiPhoneは残債ゼロになるように、ちょうど二年使ってからMNPした方がいい。SoftBankやauの機種変料金は高すぎる。
今の状況が続けば、MNPを使ってdocomoに辿り着いた人は、そのまま機種変続けた方がお得。
特に、iPhoneユーザーは、小さな子供やお年寄り(意外とiPhone使ってますけど)を除いて、家族皆がiPhoneということも多いと思います。
FaceTimeの音声通話が実現された今、iPhone間通話無料になったわけですから、家族間通話無料なんて考慮する必要が無いので、MNPの障害がかなり小さくなりました。
え?じゃあ、皆がdocomoに集まっちゃうしゃん!
そんなわけは無いので、今後も各社、LTE定額料金の見直し、ライトプランの提供、機種変料金の見直しなど、まだまだ変わって行くのだと思います。
また、現状、docomoのサイトは料金が非常に見にくい、というより、分からないです。何やってんだdocomoは、しっかりしてくれ!?その点、一覧表の表示や料金シミュレーションが出来るauやSoftBankより大きく劣るので、早急な改善が必要です。