こんにちは、なりなり @narinarissu です(^ ^)
久しぶりにBluetoothヘッドセットを買ってみました。最近はBluetooth3.0対応のものが出ているのですね。
Bluetooth3.0って?
従来の2.1と比べると、
- 最大通信速度が24MbpsとなるHS (High Speed) がオプションで追加できるようになった
- 電力管理機能を強化して省電力性を向上させた
という改良が加えられたもので、ヘッドセットとして使うには、省電力化されたことが大きいようです。
更に大幅に省電力化された4.0規格もリリースされていて、iPhone 4Sはこの規格に対応しているのですが、ヘッドセットは発売されていません。
今回対象としたヘッドセットの条件
A2DP対応で、片耳タイプであることを条件としました。
A2DPとは?
音楽再生用に高音質な音声を送受信するためのBluetoothの規格です。通話オンリーでなく音楽も聴くのであれば必須の条件です。
何故片耳タイプ?
僕自身が左耳が聞こえないことが大きな理由ですが、両耳が聞こえる方でも、ランニング時に使う場合でも片耳タイプがおすすめです。両耳で音楽を聴きながら走るのは危険ですよ。周囲の自動車や自転車の動きに気付きにくいので。
まあ、片耳が聞こえない僕が音楽を聞きながら走ろうとしているわけですが(^_^;)
特に長時間走る場合は、音楽でも聞かないと、精神的に厳しいんですよねぇ…
いくつかのヘッドセットを比較
ほぼ同じラインナップを揃えるロジテックとバッファローと比較しました。
それぞれ超小型タイプと通常サイズタイプが有ります。
通常サイズタイプ
LBT-MPHS320BK: Bluetooth製品
BluetoothR3.0+EDR対応ヘッドセット | バッファロー
では、それぞれの仕様を比較してみましょう。
LBT-MPHS400M | BSHSBE18 | LBT-MPHS320 | BSHSBE16 | |
---|---|---|---|---|
メーカー | ロジテック | バッファロー | ロジテック | バッファロー |
iPhoneでのバッテリー残量表示 | ◯ | × | ◯ | × |
CVC *1 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
オートパワーOFF *2 | ◯ | × | ◯ | × |
同時待ち受け | 2台 | 2台 | 2台 | 2台 |
マルチペアリング | 8台 | 8台 | 8台 | 8台 |
通信距離 | 10m | 10m | 10m | 10m |
連続待ち受け | 100時間 | 160時間 | 150時間 | 160時間 |
連続通話 | 4時間 | 6時間 | 6時間 | 5時間 |
連続音楽再生時間 | 3.5時間 | 5.5時間 | 5時間 | 4.5時間 |
充電端子 | マイクロUSB | 不明 | マイクロUSB | 不明 |
本体重量 | 6g | 6g | 8g | 7.2g |
イヤーピース形状 | カナル | カナル | インナーイヤー | カナル |
付属品 | 充電ケーブル, 交換用イヤーピース(S/M/L)、イヤーフック | 充電ケーブル, 交換用イヤーピース(S/M/L)、イヤーフック | 充電ケーブル, 交換用イヤーピース(S/M/L)、イヤーフック | 充電ケーブル, 交換用イヤーピース(S/M/L)、イヤーフック |
※CVC : Clear Voice Capture
エコーキャンセラーとノイズリダクション機能のことだそうです。ロジテックもバッファローも同じ表現を使っているので、一般的な言葉のようです。
特徴ごとに比較すると、
連続再生時間
BSHSBE18の音楽再生5.5時間が光ります。フルマラソンにも使えます。
バッテリー残量表示
ロジテックの2つは、iPhone画面上のバッテリー残量表示に対応しています。
Bluetoothヘッドセットは、バッテリー充電が必要なのか否か、常にバッテリー切れが気になるので、この機能が有ると助かります。
サイズ
普通サイズでも特に大きいわけではなく、問題は無いのですが、BSHSBE16は超小型タイプのBSHSBE18より連続再生時間が短くて、特に良いところが見当たりません。
イヤーピース形状
LBT-MPHS320は、唯一、カナル型でないインナーイヤー型です。
カナル型のスピーカーがゴムのイヤーピースで覆われているのに対して、金属部が剥き出しになっているため、汗が入りやすそう。
このため、ランニングに使うと壊れやすそうです。
ということで、バッテリー残量表示機能の有るLBT-MPHS400Mか、連続再生5.5時間のBSHSBE18かの選択となります。
連続再生5.5時間も魅力的なのですが、日常的には3.5時間でも不便は無いことと、バッテリー充電が必要なのか否かが分かるバッテリー残量表示機能が捨て難いため、LBT-MPHS400Mを選びました。
LBT-MPHS400Mのご紹介
こちら、パッケージですが、比較するものが無いので、小ささがよく分からないですね。
比較表にも書きましたが、パッケージに書かれている様々な機能です。
本体と付属品一式です。
本体をいろんな角度から見てみましょう。
こちら側にはボリュームのマイナスボタンが有ります。
こちらはプラスボタン。
こちらは充電端子。
独自の端子ではなく、Micro USBになっているので、付属の充電ケーブルでなくても充電出来るのが便利ですね。
こちらの面がマルチファンクションスイッチになっていて、上の方がクリック出来るようになっています。
マルチファンクションスイッチの説明がこちらです。
iPhoneのバッテリー残量表示の左に見えるのが、ヘッドセットのバッテリー残量表示です。
実際に使ってみたところ、やはり、音質は対したこと無いですが、そもそも、Bluetoothヘッドセットもヘッドフォンも、一般的に大した音質では有りません。
また、海外製は高価なものが多いのですが、Bluetoothヘッドセットはまだまだ発展途上なので、あまり高価なものは買わない方が良いです。
その点、ロジテックやバッファローはお手頃価格なのでお勧めですよ(^ ^)
ランニング中に使いたいという要求は多いと思うので、是非、防水タイプの発売をお願いしたいです!
検証環境:iPhone 4S(iOS5.1)
追記 2012/6/2
しばらく使ってみましたが、どうも、感度がイマイチのようで、iPhoneをパンツのポケットに入れると、ブツブツ切れることがお多いです…
前後左右試してみましたが、どうにも…手に持っている時はマシなのですが…