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こんにちは、なりなり @narinarissu です(^ ^)
iPhoneのカーナビといえば、
navicoとNAVIelite | iPhoneカーナビアプリ徹底比較 〜 首都高ナビ対決 - なりなり日記
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こちらでレビューした様に、イチオシはNAVIeliteなのですが、iOS6の標準マップがモタモタしている間に、地図アプリが充実してきて、特に、MapFan+がとてもよく出来ています。
MapFan+は、
- 地図をダウンロード出来るので、使用時に3GやLTEの通信量を抑えられる
- VICS渋滞情報に対応したナビが出来る
というあたりは、NAVIeliteに対抗出来るポテンシャルが感じられます。
また、Google Mapsは先日、カーナビにも対応した、Android並みの高機能アプリとしてリリースされました。
ということで、今回、MapFan+とGoogle Mapsを実際にカーナビとして使ってみました。
設定出来る項目
MapFan+
設定変更はこちら。これは、まあ、標準的で、必要最低限な設定変更は出来る印象です。
自動車内は磁気の影響が激しくて、電子コンパスは役に立ちません。普通に地図を表示させる時にヘッディングアッフしたい場合は、コンパスをOFFにしてください。これで、GPSの差分情報からヘッディングアッフしてくれます。
ナビさせる場合は、気にしなくてOKです。
文字サイズは3種類から選べます。以下で出てくるスクショは「大きい」を設定したものです。カーナビとして使う時は、大きく表示させた方が見やすくていいです。
Google Maps
こちらは、特に設定変更が出来ません。いかにもアメリカ人が作った感じです。文字サイズくらい変更できるようにして欲しかった。
MapFan+のオプションを購入します
オプションを購入すると
- VICSによるリアルタイム渋滞情報表示
- 駐車場満空情報検索
- 地図データダウンロード
が出来ます。
今回は、30日チケットを購入しました。これには、
- MapFan+がカーナビとして使い物になるのかよく分からない
- 自動車の利用頻度が少ない
という理由が有ります。
MapFan+の場合、上記の3つを使わなければ、無料でも使えますから、僕の様に車の利用頻度か高く無い場合は、渋滞情報が必要な、遠出をする時だけオプションを購入すれば良いです。
実際にナビをスタート!
MapFan+の場合
ナビさせる前は、MapFan+に思いっきり期待していました。
かなり詳細なレビューをするつもりだったのですが、使ってみて、以下の点が致命的でしたので、掻い摘んで説明します。
- リルートが遅すぎる
- リルート時にUターン指示が多い
- 高速でのジャンクション名表示か小さくて読めない
- 音声案内後にかなりの時間、音楽がミュートされたままになる
※音楽のミュート問題は、本日リリースのバージョン1.0.2で修正されたとの通知が来ています。
などなど、非常にストレスが溜まるので、とても本気で使うカーナビとしてお勧め出来ません。
以下、イライラポイントのまとめですw
川崎市内をスタートして、大師ICを目指して産業道路を左折するところです。
大師ICから首都高へとの指示ですが、神奈川線の料金がもったいないので、都内まで産業道路で向かうことにしました。
※レビューとは関係無いけど、今は神奈川線の料金というものは存在しないというツッコミをいただきました。確かに、距離制に移行していましたねw
すると、なかなか首都高に乗らなかったことを認識出来ず、多摩川を渡って都内に入っても、まだリルートしません(^_^;)
そして、交差点に入ってから、突如右折しろとの指示…もう、間に合いませんよ。せっかく、レーン表示が親切なのに台無しです。
次にリルートすると、やたらとUターンしろと言ってきます。何故だ。都心に向かっているのだから、次のICで乗ればいいではないか。
そんなそんなで、普通なら乗るはずの鈴ヶ森ICからも乗ることが出来ず、結局、大井から首都高に乗りました。
JCTでは、車線は表示されますが、JCT名の表示文字が、やたらと小さくて読めやしません。
首都高に乗ってからわざとルートを外してみましたが、やはり、一度降りて元のルートに戻れと連発してきます。
首都高でそんなことしませんよ…ルートは他にも有りますから。
音楽もミュートから戻って来ないし、ストレスが溜まって、目的地の新倉PAに達する前に、目黒線を使って、川崎のスタート地点に戻りました。
ダメです。カーナビとして使い物にならないので、もう少し頑張ってくださいm(_ _)m
Google Mapsの場合
気を取り直して、元のスタート地点からGoogle Mapsを使って再スタートです。
川崎大師のあたりです。特別見やすくも無いですが、下手したらMapFan+より見やすいかもしれません。
右左折ポイントでは画面上部の文字による案内が多いので、横表示の方が見やすい場合が有ります。
先ほどと同じように大師ICをスルーしたところ、すぐにリルートしてきました。さすがGoogleといったところか。
やはり、普通のカーナビなら有る車線表示など一切有りませんが、ダメかというとそこまででは無いです。
無事、鈴ヶ森ICから首都高に乗れました。
首都高に乗っても普通のGoogleマップの表示だし、車線表示も一切無いので、快適に運転出来るかというと、そうは言えません。
リルートは早いので、少々曲がり損ねても、安心していられますけどね。
ということで、NAVIeliteの壁は高かったです。ディテールに拘りの無い人には、Google Mapsは良いかも。
他には、
こちらのナビタイムの実力も気になるところでは有ります。機会があればそのうち…検証環境:SoftBank iPhone 5(iOS6.0.1)