今であれば、iPhone 4を買いたいのだが、iPhone 3GやiPhone 3GSを売却することで、少しでも無駄を省きたい、或いは、新型の購入代金に充てたい。
その際、事前にiPhone 3GやiPhone 3GSの割賦を清算しておかないと、売却出来ないのではないか?という心配をされる方がいらっしゃるようです。
この疑問に関して諸説唱えている方がいらっしゃったので、事実として私のケースを書いておきます。
私の現状は
iPhone 4
ビックカメラで購入して契約済み
iPhone 3GS
- 割賦継続中
- 端末売却済み(ソフマップのキャンペーンにて)
となっています。
ビックカメラでの説明によれば、iPhone 3GSの割賦を解約して一括清算したい場合は、ソフトバンクで手続きするようにとのことでした。
ソフマップでは、特に問題無く売却完了しています。査定に要した時間は、1時間ほどでした。
もともと、割賦分は一括清算のつもりでしたが、ソフトバンクに行くのが面倒なのと、一台割賦中とほぼ同じ支払い状態なので、このままで良いかなと思ってきています。
割賦といっても、金利は0%ですから。
では、My Softbankで契約状況を確認してみましょう。
iPhone 3GSの割賦契約内容です。iPhone 4は現金で買ったので割賦無しです。
iPhone 4の月々割の状態です。まだ、始まっていません。
iPhone 3GSの月々割は終了しています。
要するに、
- 旧契約のiPhoneの割賦が残っていても、そのまま中古品として売却可能
これは、割賦が残っていても、所有権はソフトバンクでなくユーザーに有るということですね。普通のローンで考えると、ちょっと不思議です。僕は何も考えずに売りに行ったのですけど。
ソフトバンクの割賦は、docomoやauのものとは違うという記事を読んだことが有ります。割賦が残っていてもユーザーの所有になっているらしい今回の件も、孫さんの資金調達マジックと関係有るのではないでしょうか。
- 月々割は契約している端末に対して適用されるので、旧契約の月々割は解除される
つまり、そのまま割賦を続けることは可能だけども、月々割の無い純粋な割賦分を残月分支払うことになります。
解約しても月々割が適用されるならば、契約してすぐに売却すれば、月々割の24ヶ月分の利益が得られることになる訳で、そんな美味しい話は有りません。
あくまで、基本料や通信料を払い続けている契約に対しての割引なのです。これが、二年縛りとも言われる所以です。
同様に、新iPhoneを割賦にしても、新旧の割賦代金の合計から、新iPhoneの月々割が差し引かれる形になりますが、特に問題は無いはずです。
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追記
Twitterにて、ビックカメラで買ってソフマップで譲渡する場合の例外だとのご指摘を頂いたので、約款を調べてみました。
http://onlineshop.mb.softbank.jp/ols/html/feature/kohin_yakkan_disney.html
ソフトバンクオンラインショップの
割賦に関する約款です。商品引き渡しと同時に、
所有権は契約者に移転すると明記されていますので、割賦代金の支払いを継続する限り契約上問題は無いはずです。
そもそも、約款違反では所有権を移転出来ないはずで、そのようなものをソフマップが買い取る理由が有りません。ヤミで売り払うなら別ですが、そういう会社では無いでしょう。