三洋のエネループ モバイルブースターKBC-L2SでiPhone 3Gが空の状態から満充電を出来ることは周知の事実ですが、
http://d.hatena.ne.jp/narinarissu/20090703/1246626981
なりなり日記 - iCharge eco MiniでiPhone 3GSを充電してみる
ここで報告したように、出力規格が500mAのiCharge eco Miniでは、iPhone 3GSの充電が全く出来ませんでした。
USB出力端子を2つ持つ、KBC-L2Sの出力規格は、500mA × 2となっているので、果たしてiPhone 3GSをちゃんと充電出来るのか確認しました。
まずは、iPhone 3GSがシャットダウンするまでバッテリーを使い切ってから、KBC-L2Sを繋いで、DC OUTボタンを長押しすると、無事に充電スタート!
その後、充電が止まること無く、満充電されることを確認しました。
その時点でDC OUTボタンを長押しすると、LEDが3回点滅したので、まだまだ余裕です。
http://jp.sanyo.com/eneloop/lineup/booster.html
こちら、三洋のエネループのサイト
以下は、iPhoneの外付けお勧め外付けバッテリーのおさらいです。
バッテリー名 | 最大出力 | 容量 |
---|---|---|
iCharge eco Mini | 500mA | 750mAh |
iCharge eco DX | 750mA | 1350mAh |
KBC-L2S | 500mA×2 | 5000mA |
KBC-L3S | 500mA | 2500mA |
FPS220U | 1A | 2000mAh |
FPS440U | 1A | 4400mAh |
iPhone 3Gを充電するには1Aの電流が必要と言われていて、実際にこの1Aが必要になるのは、iPhoneのバッテリーが空になった状態から、起動させるまでで、その後はここまで必要無いらしいです。
出力電流が500mAのL2Sですが、500mAの2出力であるため、内部回路的には1A以上の能力を持っているはずです。
また、750mAのeco DXですが、まっとうな設計者なら、20〜30%のマージンを持たせて設計しているし、更に、iPhoneが要求する1Aというのにもマージンが含まれているため、実力的に、きちんと充電出来るのでしょう。
500mAのeco MiniやL3Sでは、充電に苦労するのは当然と言えます。
iPhone 3Gのバッテリー容量は1800mAh程度と思われます。eco DXで74%充電できましたし、FPS220Uではフル充電しても残量がありましたから。
そうすると、1350mAhのeco Miniでも、25%の充電が出来るはずですが、20%までもっていくのに苦労したのは、最初にiPhoneを起動させるために、少し電力を食われてしまったのですかね。
と、まとめていましたが、iPhone 3GSでは少し状況が異なるようで、iCharge eco Miniでは、全く充電出来ませんでした。
eco DXで63%充電できましたので、iPhone 3GSのバッテリー容量は2150mAh程度と思われます。
こうみると、iPhone 3GSでは、L2Sを持っていた方が良さそうです