iCharge eco Miniのレビュー その2です。
昨日ご紹介したiCharge eco MiniでiPhoneを充電してみました。
結果、予想通りではありますが、iPhoneのバッテリーがゼロの状態からの充電には苦労します。
その過程は。。。
- 満充電のMiniをiPhoneに繋いで、Miniの電源ON!
- バッテリー充電が開始されて、iPhoneが起動し始めたところで、Miniの電源が落ちる
- Miniの電源ボタンを押すと、再び充電開始
- 一分程充電すると、Miniの電源が落ちるを繰り返す
- 暫くすると、10秒おきに落ちる様になる
- 20分くらい経過し、20%の充電を確認したところで、辛くなって終了
この動きは、三洋電機のKBC-L3Sと同じような感じだと思います。
お勧め外付けバッテリーのご紹介 http://d.hatena.ne.jp/narinarissu/20090505/1241507524
で紹介した各バッテリーの最大出力電流と容量を比較すると。。。
バッテリー名 | 最大出力 | 容量 |
---|---|---|
iCharge eco Mini | 500mA | 750mAh |
iCharge eco DX | 750mA | 1350mAh |
KBC-L2S | 500mA×2 | 5000mA |
KBC-L3S | 500mA | 2500mA |
FPS220U | 1A | 2000mAh |
FPS440U | 1A | 4400mAh |
iPhoneを充電するには1Aの電流が必要と言われていて、実際にこの1Aが必要になるのは、iPhoneのバッテリーが空になった状態から、起動させるまでで、その後はここまで必要無いらしいです。
出力電流が500mAのL2Sですが、500mAの2出力であるため、内部回路的には1A以上の能力を持っているはずです。
また、750mAのeco DXですが、まっとうな設計者なら、20〜30%のマージンを持たせて設計しているし、更に、iPhoneが要求する1Aというのにもマージンが含まれているため、実力的に、きちんと充電出来るのでしょう。
500mAのeco MiniやL3Sでは、充電に苦労するのは当然と言えます。
iPhoneのバッテリー容量は1800mAh程度と思われます。eco DXで74%充電できましたし、FPS220Uではフル充電しても残量がありましたから。
そうすると、1350mAhのeco Miniでも、25%の充電が出来るはずですが、20%までもっていくのに苦労したのは、最初にiPhoneを起動させるために、少し電力を食われてしまったのですかね。
次回は、iPhoneのバッテリーがある程度残っている状態から、どこまで充電できるか実験してみます!