こんにちは、なりなりです(^ ^)
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君にピッタリの自由へ、一緒に。新料金プラン「povo」誕生|au
auはpovo
とそれぞれ、訳のわからないブランドを立ち上げて、ガースー総理ゴリ押しによる3大キャリアの値下げ合戦が一旦終了しました。
僕自身は、auはUQを完全子会社化すると予想していたのですが、これは外れ。元々、auはそこまでやることを想定していなかったので、調整が付かなかったのでしょうか。でも、遠からず統合されると思います。
一部報道では、auが最安とされていますが、5分間なら何度でも無料通話が500円のオプションとされただけで、
- 月間20GB
- 5分間なら何度でも通話無料
- キャリアメールは使えない
- 店頭サポート無し
- 月額税別 2,980円
- 変更手数料無料
という3社横並びが出来上がりました。
auは「やりたいことをトッピングできる新発想のプラン」とか言っていて、それを鵜呑みにしているマスコミもいますが、ただの従来からあるオプションです。何も新しくない。
5分間通話無料のオプション外出しは、docomo、SoftBankも対応してくるのではと思います。
唯一、200円を払うと24時間データ使い放題というオプションは新しいかもしれません。
あと、auのみeSIM対応のようですが、現状ではeSIMに対応した端末自体がほとんどありません。iPadとか。
僕的にはApple Watchへの対応をどこも明言していないので、そこは気になりますが、そのうち各社対応するかもしれないし、決め手ではありません。
新プランが出た結果、この先
- 3社の収益が圧迫されて5Gへの投資が滞る
- MVNO(いわゆる格安SIM)全滅
- キャリアショップ激減による対面サービス低下
- 楽天が行き詰まって買収される(SoftBankとか)
のいずれか、最悪全てが起こるでしょう。
新プランがキャリアの収支を圧迫、というより、NTTはdocomoを完全子会社化することで収益が無くても良いと考えた可能性がありますが、ではNTTにどんな収益が見込めるのかというと何も見えていませんし、auとSoftBankはもっと厳しいでしょう。
更に、あくまで新プランなので、同一キャリアで従来プランからの乗り換えは簡単でしょうが、他のキャリアに乗り換える場合には
- ネットで手続き
- 新たに送られてきたSIMの差し替え
- 問題が起きたら自己解決(ネットや電話のサポートは大抵難しい)
を自力でやるということであり、MVNO(格安SIM)への乗り換えと何ら変わらないのですから、ここまでキャリアに縛られ続けて来た人に出来るわけがありません。
そんなことを出来る人は、僕もそうですが何年も前から格安SIMに切り替えています。
キャリアを変えると通信エリアが少なからず変わってくるリスクが有りますし。
これから起こるのは「MVNOは安くていいんだど昼休みなどの速度低下が困る」と思っていた人達の新プランへの移動です。こういう人達の多くは一斉に移動するでしょうから、MVNOに残るのはせいぜい3GBあれば十分という、月々1,000円台しかお金を払ってくれない人たちばかり。これでは商売上がったりでやっていけないはず。
キャリアが従来プランを値下げして、3GB、1,000円のプランを出すべきだとか長期利用者を優遇すべきだと主張する人は、ずっと言い続けていれば良いと思います。願いは叶いませんけど。
悩ましいと思っているのは、僕もそうですが、UQやY!Mobileといったサブブランドを使っている人達でしょう。実質的にサブブランドのプランが増えただけなのに、SIMの交換という手間は増える。
そろそろ、eSIMが標準になって欲しいところです。でもそうなれば本当に気軽に乗り換えが出来るので、キャリアは嫌でしょうから、なかなか進まないでしょうね。こういうのを推進することこそが、本来は政治の役割だと思うのですが、ガースーはeSIMなんて知らないでしょうね。
というより、こんな小さなことに全力で取り組まなくていいから、コロナ対応と二階退治に力を入れて欲しいものです。あと、キャリア乗り換え相談所を国が作るなんて馬鹿げたことは、即刻中止して欲しい。