こんにちは、なりなりです(^ ^)
先週末はAirDrop痴漢というニュースが話題になりましたね。「いやぁ、痴漢もハイテク化してるなぁ」などと感心してはいけないのですが…
iPhoneユーザーでも知らない人もいるであろうAirDropとは、この様に写真の表示状態で共有(左下の四角から上矢印が出たマーク)を推すと、一番上にマークが表示されて、近くにAirDropに対応したiOS端末やMacが有ると送信先として選択出来るようになるという機能です。
その場にいる友達との写真のシェアがとても簡単に出来ます。
若い人、特に女性だとiPhone利用率が高いことと写真を撮ることが多い事から、使っている人は多いのではない無いでしょうか。
僕は友達との共有には使ったことが有りませんが、夫婦では良く使います。
事件では、猥褻な画像を犯人が電車内の女性に送りつけて楽しんだというものですが、これが可能だったのは、被害者のiPhoneが
- すべての人からのAirDropを受け付ける設定にしていた
- iPhoneの名前が女性であることが分かる名前になっていた
この2つが重なったからということです。
この問題の対策としてマスコミが勧めていたのは
- iPhoneの名前を女性の名前が連想出来ないものに変える
- 連絡先(iPhoneの電話帳)に登録した人からのAirDropしか受け付けない設定にする
でした。
でも、それって難しくない?と思います。
まず
iPhoneの名前は、設定→一般→情報から、名前をタップして編集すれば出来ますが、これを友達同士なら本人と分かるけど、他人からは女性だと分からない名前にしなくてはいけません…
難しいですよね。いざAirDropでシェアしようと思った時に、お前誰やねん?となるんじゃないかと。
設定→一般→AirDropから「連絡先のみ」を選択すれば、連絡先に登録していない人からの受信が出来なくなります。
年寄りはこれで良いでしょうが、今時はLINEでしか連絡先を知らない友達もたくさんいますから困ります。
僕でも、テニス仲間をはじめとした、若い人とはLINEでしか繋がってないです。
そういう場合はLINEでシェアしたら?と言われるでしょうが、LINEでシェアは、メールへの添付と違って、撮影した写真そのものが添付される訳ではないのです。
それもあって、LINEでの写真共有には
- 画質の低下
- 場所や撮影時刻など情報が消える
- しばらく経つと期限外となってiPhoneにダウンロード出来なくなる
などの問題が有ります。
よって、現状では良い解決策が無い状態です。
そのため、是非とも AppleがiOS側で改善して欲しい。
それは、
- プレビュー無しの設定を追加すること
- 特定の相手の受信拒否設定を可能とすること
です。
1つ目が有れば、意図しないAirDropは受信しなければ良いですし、2つ目が有れば、知らない人が送信を試みた時にブラックリストに追加すれば2度と受信することが無くなります。
横浜の綱島に、Apple YTCという研究開発機関も出来ていることですし、今回の問題をフィードバックして貰って、是非改善して欲しいです。