こんにちは、なりなり @narinarissu です(^ ^)
2014年最新のトレランザックを初心者目線で徹底比較! - なりなり日記
こちらに書いたとおり、GREGORY(グレゴリー)のトレランザック(バックパック、リュックサック) TEMPO8(テンポ8)を購入しました。
全体写真
TEMPO8は380gとかなり軽量です。
本体素材はCoconaといって、ココナッツや鉱石を使った物で、通気性、防湿性、紫外線防止効果が有るのだそうです。
フロントポケット
まずは、ちょっと物足りないポケットから見て行きましょう!
ポケットは全てストレッチ素材になっているので、多少無理して詰め込むことは出来ます。
左胸のジッパー付きポケットは、iPhone 5がギリギリというほど小さくは無いようです。
思ったより入るようですが、iPhone 5より縦横それぞれ1cm以上大きくなると、無理矢理詰め込む感じになります。
追記
iPhone 6は、ザックを脱いだ状態で無理矢理押し込めば、ジッパーが閉まるといった感じでした。
実際に使う上では、ジッパーは閉まらないと考えてください。
街中のランでは少し飛び出した状態でジッパーを閉めずに走っても構いませんが、この状態でトレランすると、軽く転倒しただけでiPhone 6が飛び出す危険が有るので、お勧めしません。
TEMPOとiPhone 6の組み合わせでトレランする場合には、別途、iPhoneの収納手段を考えなければなりません…
ジッパーポケットの外には、マチが有るポケットが有ります。サイズ的には、写真のごとくiPhone 5が少しはみ出す感じ。
こちらは、下部に穴が空いており、ジェルフラスクを頭をしたに挿入して、飲み口を穴から出した形にすることを想定しているようです。
右胸のポケットは、マチが有りませんから、パワーバーなどの補給食を入れるものなのでしょう。
更にその上には、人差し指の第二関節くらいの深さのマジックテープ付きポケットが有ります。僕には、小銭入れにしか見えませんが、何を想定しているのだろう??
本体のサイドポケット
手持ちの500mlのスクウィーズボトルを入れてみましょう。
左側はストレッチ素材になっており、深さも十分なので、楽々入ります。付いているストラップを引っ張ることで、ボトルが楽に入れられます。
右側はストレッチ素材では有りませんし、深さがあまり無いものの、普通に入ります。
どちらのポケットもボトルの飛び出し防止機能が無いため、街中では問題無いですが、トレランでは少し不安かもしれません。
ポケットの上に見える紐は、本体を圧縮するためのもので、3L、5Lには無く、容量の大きいTEMPO8のみに付いています。
背面大型ポケット
ストックを入れることを想定した、大きなポケットです。
飛び出し防止用のバンジーコードが付いているので、脱いだシェルなどをさっとしまうのにも使えます。タオルなんかを入れるのも良さそう。
バンジーコードの長さ調整も出来ます。
サブコンパートメント
背面に有る斜めのジッパーを開けると、大きなサブコンパートメントが現れます。
サブといっても結構大きなスペースです。
中には防水性のあるポケットとキーホルダーが付いています。
追記
ポケットは一見すると防水性が有りそうでしたが、実際に使ってみると、中に入れていたお札がずぶ濡れになっていました^^;
結局、ただのポケットなのでご注意!
但し、本体がストレッチ素材では無いので、
フリースジャケットを入れると、だいたい埋まってしまう感じで、
裏側のメインコンパートメントの方にも、あまり荷物が入らなくなってしまいます。
容量が8Lということと、ストレッチ素材では無いことを合わせて、それほど荷物は入らないと思った方がいいです。
メインコンパートメント
本体右サイドにはメインコンパートメント用のジッパーが有ります。
ジッパーの誤解放防止機構が備わっています。ここのマジックテープを開いてジッパーを開けると
メインコンパートメントが現れて、内部のポケットにはハイドレーションリザーバーが入っていることが分かります。
リザーバーはハンガーがバックパック本体に付いたままで、スライドさせて外すことが出来ます。
リザーバーはハイドラパック製ですが、グレゴリー専用の廉価版のようです。
チューブはワンタッチでは外れませんが、洗う時に引っこ抜くことは可能です。
内部には膨らみ過ぎ防止用の仕切りが入っているのですが、これが、ハイドラパックの市販品と違って、取り外せません…
このため、ハイドラパックの売りである、裏返して洗えるという利点が消えてしまっているんです。残念。
ハンガーを止めるフックは取り外しが簡単とも言えますが、吊るせるリザーバーのハンガーとの形に相性が有る気がします。
フィッティング
ベストタイプでは、フロントを2箇所以上で止められるものが多いですが、TEMPOは1箇所のみなので、少し心もと無いように感じます。
10cmほどしかありませんが、スライドさせて、位置を調整出来ます。
チェストベルトとザック本体は左右ともに3点止めになっています。
フロント、サイド共に余った分はゴムで纏められるので、走る時の邪魔になりません。
サイズは大小のツーサイズ(S/MかM/L)が有って、僕は、身長169cm、58kgので、日本人としてはMですが、外国サイズ的にはSだと思うのですが、間違えてM/Lを買ってしまいました^^;
実際背負ってみると、特に問題無いかなといった感じです。調整用の紐が余り過ぎるということも無いです。
日本サイズのS、M、Lで考えて良さそう。
ボトルやハイドレーションリザーバーを入れて、実際に走った感想は、別途レビューしますね(^ ^)
こちら、色違いのシルバーです。
こょっと汚れが目立ちそう。 容量が5Lと3LのTEMPO5と3も有り、色もそれぞれ、グレーとシルバーの同じ色での展開となります。
女性用はPACEという名前で、同様に8/5/3が有り、ピンクとホワイトの二色展開となります。
女性用は男性用とはベスト部のサイズや形状、ポケットが異なります。それぞれの体型の違いを考慮しているようです。
女性用も大小のツーサイズ(XS/SかS/M)が有ります。
こちらは、グレゴリーのアンバサダーである、石川弘樹選手の、TEMPOの解説ビデオです。
追記(色に関して)
今回グレイを選んだのは、シルバーより汚れが目立たないだろうからという理由なのですが、実は、色の濃いグレイは、汗が乾いた後の塩が目立ちます。
特に、肩の辺りは二回も使えばかなり塩が白く付いて目立つので、気になります。
洗えば落ちますけどね。
恐らく、色の薄いシルバーなら塩は目立たないでしょう。
少々の汚れは許容してシルバーにすべきか、究極の選択ですが、僕的にはシルバーが良かったかなと思ってしまいます^^;
サロモンのS-LABなんて黒色だから、もっと目立つでしょうけどね。