こんにちは、なりなりです(^ ^)
報道発表資料 : 新料金プラン「ahamo(アハモ)」を発表 | お知らせ | NTTドコモ
docomoのネーミングセンスの悪さはいつものことですが、3時のヒロインのマネですか?
間違いなく「docomoの安いプラン」としか呼ばれないでしょう。Xiがdocomoの4Gとしか呼ばれなかった様に。
まあそれは放っておくとして、その内容は
- 提供開始 2021年3月(日時は今後発表)
- 税別2,980円 + ユニバーサル料
- 月間利用容量 20GB
- 容量超過時速度 1Mbps
- 1回5分以内の通話料無料
- 対応ネットワーク docomo 4G/5G
- 追加料金 1GBあたり500円、通話し放題1,000円
- 事務手数料 契約料、解約料、MNP転出料など一切不要
- 縛り 一切無し
- 契約・サポート ネットのみ
- キャリアメール(docomo.ne.jp) 提供せず
となっており、10GB程度の契約をしているMVNOユーザーは乗り換えを考えるでしょう。
また、それ以下のユーザーでも混雑時間帯の速度低下が気になっているなら、月3,000円払ってdocomoの方が良いと思う人は多いはず。
キャリアに残り続けている人と違って、既にMVNOを利用している人の動きは早いでしょうから、auとSoftBankは早急に対応策を練る必要があります。というより検討はしているでしょうから、必要なのは決断ですね。
5Gが含まれていることも後々を考えると大きいです。
このプランを見て
- 対面サービスが無いと嫌
- キャリアメールが使えないと嫌
という人は一定数いるでしょうが、そういう人が文句を言いながらも従来プランを使い続けることはdocomoの想定内だと思います。「長期割引してくれ」と言い続ける人たちも一緒です。
文句を言いながらもアクションを起こさないお客様からは、お金をたくさん頂けばいいというのは、ビジネスの常套手段です。
僕の場合はApple Watchのセルラーモデルを持っているのですが、契約中のUQ Mobileでは単独でネット接続出来ないため乗り換えを考えています。Apple Watchが使える様になるのか、まだ情報がありませんけど、取りあえす先行エントリーは済ませました。
ちょうどUQ mobileの更新月が4月なので、ahamo、auとSoftBankの対抗プランを比較して、一番良いのを選ぶつもりです。
それにしても、総理大臣のゴリ押しにdocomoが応えるとは思いませんでした。docomoの経営的に何のメリットも無いと思うのですが、要請に従うと見せてMVNO潰しが目的でしょう。
首相のお墨付きを貰ってdocomoを完全子会社化したNTTは、docomoの利益無視でMVNOを全力潰しに来ました。
docomoはこのプランを、やたらと20代向けと言っているのに違和感が有ります。普通に考えてMVNOやサブブランドに流出顧客を奪い返すのが目的だと思うからです。
docomoの分析では20代の流出が多いということなのでしょうが。
ただ、キャリアが無理な値下げを行うのだとすれば
- MVNOが衰退してキャリアの寡占状態に戻る
- キャリアの財務が悪化して5Gやその先の投資が出来なくなって世界から取り残される
ことになってしまい、その先に、ユーザーにとってもキャリアにとってもあまりいい未来は、僕には見えないのですが、時代の趨勢に逆らっても庶民に良いことはありません。その時その時で自分に最適な選択をするしか無いです。
菅総理は日本の通信業界の国際競争力を低下させた戦犯として、後世に名を残すかもしれませんね。
更に言えば、総理大臣の政策の一番の売りが、民間企業への値下げの強要、デフレ誘導だというのも情けない。価格は下げろ、定年は延長しろでは、企業は疲弊して国民の収入が増える方向にはいきません。人口も1億人を切る日が見えていますし、国全体が縮小均衡に向かって行きます。