なりなり日記

Appleと折りたたみ自転車(BROMPTON / Tern Vektron S10 / BESV PSF1)の情報を中心に発信中!

月一テニスプレイヤー必需品「ボール レスキュー」のご紹介


スポンサーリンク

こんにちは、なりなりです(^ ^)

月一、数ヶ月に一度ペースでテニスをする人にとって、テニスボールは1回か2回で使い捨てになってしまいます。数回の練習で使ってもフェルト(ボール表面)は多少毛羽立つ程度ですが、2ヶ月も経てば空気が抜けてしまって(所謂パンクボール)まともにバウンドしなくなってしまうからです。

缶やペットボトルに詰めて売られているテニスボールはプレッシャーボールといって、缶やペットボトル内の圧力を2気圧程度に上げることでボール内の圧力を保っていますが、開封後はボール内の圧力が気圧を超えるため、ボールのゴムから徐々に空気が漏れてボール内圧力が下がって弾みが悪くなるのです。


そのため、僕も昔はノンプレッシャーボール(空気圧ではなくゴムの弾力で弾むボール)を使っていましたが、打球感や飛びが結構違うため、実業団や市民大会に備えて練習するのには向いていません。

僕の場合、基本はテニス部の全体練習なのですが、練習試合をする機会が少ないため、実業団のチーム仲間と個別練習をするのですが、その練習は数ヶ月に一度となってしまうことが多く、空けたボールが捨てになってしまうことが非常に勿体無いし、フェルトが真新しいボールがゴミになってしまうことが気になっていました。

オートテニスの場合は良くてノンプレッシャーボール、ダメなところはパンクボールを使っている(というか、プレッシャーボールを使っていて何ヶ月も入れ替えをしない)のが通例ですけど。


テニスボール(プレッシャーボール)の空気が抜けない様に圧縮をかける容器は今までも有って僕も使っていましたが、どの程度の圧がかかっているのか、一度圧縮したら圧が保たれているのかが全く分からず、効果もよく分からないものしか無かったので、ここでは紹介しませんでした。


今回見つけたというか、YouTubeで紹介されていて知ったのが


ボールレスキューで、楽天のウィンザーはポンプは付属していないタイプですが送料無料、ラフィーノはポンプ付きも販売していますが送料650円となっていて、今のところAmazonでは取り扱いが無いです。

価格的には4球入り練習ボールの20缶分ほどするので安くはなく、価格だけ考えるとペイするの時間がかかるし、どれだけの耐久性があるのか未知数ではありますが、僕もそうですが、「まだフェルトが綺麗なボールを捨てることに罪悪感がある」人にはお勧めです(^ ^)


f:id:narinarissu:20201104142720j:plain

僕はポンプ無しタイプをウインザーで購入しましたが、本体は、ケース、アタッチメント、カバー(米式バルブ、空気抜きボタン、簡易空気圧ゲージ付き)で構成されています。

ポンプは米式バルブに対応した自転車用ポンプであればよく、空気圧ゲージ付きであれば尚良く、未検証ですがケースは市販されているテニスボールのケースと同じだと思います。


僕が持っているのはこれで、リーズナブルでとても使いやすいですが、他のものでも構いません。自転車を良く知らない人は、2気圧程度なら大して力が必要無いため、ポンプ付きを購入しても良いですが、上のタイプは

  • 直結でなくホース経由で接続するのでポンピングしやすい
  • ゲージが見やすい

ことからお勧めです。セットのポンプより多少嵩張りますが、ポンプは練習に持って行く必要は有りません。帰って来てから加圧すれば良いので。


f:id:narinarissu:20201104143428j:plain

カバーに実装された空気圧ゲージは簡易的なもので、1気圧(加圧しない状態)では黄、赤、緑の3色が見えますが


f:id:narinarissu:20201104143424j:plain

2気圧まで加圧するとほぼ緑だけが見える様になります。簡易的ではありますが、圧が抜けていないことは、これで確認可能です。

簡易ゲージが信用できない場合は、ポンプを繋げばポンプのゲージで圧を確認できますし、空気抜きボタンを押せば「プシューッ」とエアが抜けますから、圧がかかっていることが良くわかります。


更に空気を入れて2.3気圧ほどにすると、ボールがポコンと凹んでしまうので注意してください。そのままにすると逆に空気が抜けてしまうので。

既にエアが抜けてしまったボールを修復したい場合は、2気圧以下のボールが凹まない程度にして、1ヶ月〜数ヶ月かけて、ゆっくりとボール自体の空気圧を回復させる必要があります。


市販ボールは凡そ2気圧で加圧したケースに入れることで空気が抜けないようになっているので、レスキューに入れて2気圧に保っていれば空気が抜けないのは理にかなっています。

実際、開封してレスキューに入れて3ヶ月、練習で2回使ったボールは、フェルトは多少毛羽立っていますが、圧は購入当初との違いが分かりません。

これで効果は確認できたので、あと一つ購入していません練習時に8球使えるようにするつもりです。2〜3人で練習するにしても、ボールは8個あった方が楽なので。

試合直前の練習ではニューボールを開けて、古い2球を処分する使い方をしていくつもりです。今までは、試合(市民大会でも実業団でも)で使うダンロップ フォートは高価(練習球の2.5倍の価格)なため、もったいなくてで使いにくかったのですが、レスキューが有れば躊躇なく購入できます(^^)

テニス部とかスクールでは使うボールの数が多いので、レスキューで保管するといっても何個必要になるのかという話になって無理でしょうけど。


ボールレスキューは大袈裟でなく、テニス史における革新的な製品です。僕は高校時代にテニスを始めた時から、ずっとこういうのを待っていました。軟式テニスのボールはポンプで空気注入出来るのに、何で硬式は使い捨てなのかと。

テニスボールメーカーは嬉しくないでしょうが、環境やゴミが大きな社会問題となっている昨今では必需品でしょう。