こんにちは、なりなりです(^ ^)
コロナ禍の収束が見え無いため母の施設に会いに行くことが出来ません。
せめてビデオ通話が出来ればと思って施設に相談したのですが、施設には供用のタブレットやPCが無いとのことだったので、自分で購入して施設に送ることにしました。
母が認知症でなければ母に持たせたいところですが、もはや自分で物を管理できる状態では無いです。
両親の現状
実は、散々大騒ぎして施設に入居して1年も経たず、父は昨年末に他界してしまいました。
親が亡くなった時にやるべき事云々をブログに書こうかとも思ったのですが、あまりその気にならず書かずじまいでしたので、簡単に記しておきます。
気に留めておくべきことは
- 急ぐべきは死亡届と葬儀くらいで、年金手帳返還その他の公的手続きは、それほど厳密では無かった(家族が大変なのは役所も分かっています)
- 銀行へは死亡通知が届くわけでは無いので慌てず、必要なお金はキャッシュカードで下ろす
- 両親が別施設、或いは片親が施設入居などの別居状態で死亡した場合、遺族年金が簡単に降りない可能性があるため慎重な手続きが必要(年金事務所は手厳しい)
ということです。
特に注意すべきは遺族年金の申請手続きです。
うちの場合、介護施設に相談の上申請書類を書いたことに加えて、年金事務所の社労士さんが好意的であったため、申請窓口でもアドバイスを頂けましたので、経験者によれば運が良かったそうです。
無事遺族年金が出たため、父親存命時より一人あたりの収入が増えましたが、それでも多少足が出ています。
今のところは、父親の最後の年金(死亡日を含む2ヶ月分の年金が後から未払い年金として支給されます)、10万円の給付金を合わせて余力が有りますが、それを使い切ると私が補填することになります。
それでも月数万円ですし、以前と違って母一人ですから、不足分は私が補填して正規料金を支払うことにしましたが、遺族年金が出なかった場合は毎月6万円程度足が出ることになり、引き継ぎ施設と料金についてご相談しなくてはならなかったと思いますから、正直、施設の方もホッとされていました。
散々なことをして死んでいった父親の墓はどうでも良いと思っていましたが、母のためにも納骨堂は用意したので、これに100万円程度の出費が有りました。
これは私が用意しましたから、厳密には既に足が出ているというか、施設入居前の数々の不始末対応分を含めれば、もっと足が出ています。
母は元気ですが、認知症が刻一刻と進んでいてることに加えて、施設での生活で自分ですることが減ったせいでしょうか、入居時には要介護2でしたが今年は3に上がって、特養への入居条件を満たしています。
そのため、特養を順番待ちすることも考えたのですが、
- 施設の方にも施設を紹介していただいた方にも大変よくして頂いている
- 施設を移るとせっかく落ち着いた母の精神状態がまた崩れる
- 特養にしても終の住処とは言えず、入院となれば退所しなくてはならない
などを考えて、当面このままとすることにしました。
用意したiPad
夫婦揃ってiPhoneとiPadのユーザーであることもあり、タブレットとしてはiPadで決まり。
単体で4Gネットワークに接続できるCellular版で、後々使い勝手が良いであろう128GBにしました。税別59,800円とまずまずの価格ですが、128GBの下は32GBと実用すれすれの容量となる割には1万円しか違いませんから。
契約したSIM
契約するのは勿論格安SIMです。iPadには通常のnano SIMも挿すことが出来ますが、物理的なSIMカードを使わないeSIMにも対応しているので、せっかくなのでeSIMで契約しました。
IIJmio eSIMサービス データプラン ゼロ | IIJmio
今のところiPadでeSIMを使うなら、IIJmioかBIC SIM(中身はIIJmio)の2択みたいなのでIIJmioで契約しました。
必要な費用(税別)は
- 加入手数料 3,000円
- 月額固定費 150円
- 1GBデータ通信 300円
- 2〜10GBデータ通信 450円(1GB毎)
ですから、大容量通信向きではありません。
このプランが向いているのは、日常的に大容量通信は利用しないが万が一のために通信を確保しておきたいか、そもそも数GBしか使わない人です。
今回の場合、通信を利用するのは、母とビデオ通話するせいぜい月に1回程度ですから1GBで足ります。
普段はWi-Fiで足りているけど、たまにiPadを外で使う時に4Gが繋がれば便利だという場合も便利だと思います。使わない月は150円で足りる訳ですから。
IIJmio eSIMサービス データプラン ゼロ/ご利用の流れ | IIJmio
iPadを普通に使える人なら、この手順で簡単に出来ると思います。
iPadへのプロファイルインストールはIIJmioから送られてくるQRコードを読み込ませてアクセスするのが一番簡単ですが、勿論、その時にはiPadをWi-Fi接続しておく必要があります。
個人情報やクレジットカードの入力から始まって、IIJmioからプロファイルのアクセス先リンクとQRコードが記されたメールが届いてインストール完了するまで30分程度です。
この通信開通までの時間の短さがeSIMの魅力ですね。物理的なSIMカードを郵送して貰っていては、こうはいきません。
もう全てのSIMはeSIMにすべきだし、Apple WatchのCellular版もIIJmioなどで契約できる様にして欲しいものです。