こんにちは、なりなりです(^ ^)
10万円台で輪行も可能な軽量折りたたみe-BIKE(電動アシスト自転車) お勧め6選 - なりなり日記
去年の夏にこの様なエントリーを書いて、
折りたたみe-BIKE(電動アシスト自転車) ULTRA LIGHT E-BIKE「TRANS MOBILLY」16インチを購入しました! - なりなり日記
TRANS MOBILLYの16インチを購入したのですが、ノーマルだとギアが軽過ぎてスピードが出ないためサイクリングには向かず
折りたたみ e-BIKE「TRANS MOBILLY 16インチ」の高速化改造を依頼しました! - なりなり日記
高速化改造すると違法になる可能性有り
【birdyとTRANS MOBILLYで行こう!】小豆島・高松輪行旅行② 寒霞渓のヒルクライムと絶景 - なりなり日記
1年経たずしてアシストの調子が悪いなど、お勧めできません。
そんなに長く乗れる期待はしておらず、数年で他にもっと良いのが出てくる前提で買ったのですが、調子悪くなるの早すぎ…
BESV初の折り畳みe-BIKE、PSF1の発売が決定! - なりなり日記
先日、注目していたBESVの折りたたみe-BIKEの発売が決まったこともあり、もう一度まとめてみます。
残念ながら、軽々輪行出来てスピードも出せるモデルは存在しないため、
- 重量20kg以下
- 一漕ぎ距離5m以上
- 最大走行距離50km以上
を条件とします。
これ以上重いと輪行しないと思うし、これ以下の一漕ぎ距離ではスピードが遅過ぎて数十kmのサイクリングは辛いです。
最大走行距離は50km有れば十分です。輪行前提なので往復距離で考える必要が無いし、ミニベロで100kmも走る想定は不要です。
birdyでも100kmは走りたくない。
BESV PSF1
PSF1 | BESV JAPAN(ベスビー ジャパン) | 次世代のプレミアムe-Bike | 電動アシスト自転車
殆どのe-BIKEは普通の自転車にモーターとバッテリーを追加したデザインですが、BESVは一からe-BIKE専用に設計されていて、とてもカッコいい。
そのBESVが満を持して新発売したのがPSF1です。
折りたたみ形状もスマートですが、重量は18.3kgと意外と重いです。
Daytona DE01
お洒落なミニベロサイズの折りたたみ電動自転車 DE01シリーズ
標準グレードDE01の他に、スポーツグレードDE01S、最上級DE01Xが有りますが、DE01を代表にして比較します。
DE01シリーズはアシストが1モードと簡易的ではありますが、PSF1より10万円も安く、折りたたみサイズも小さく、少し軽いです。
バッテリーがサドル下の革の小箱に収まっていること、ハブモーターでハンドル周りにスイッチも無いため、一見するとe-BIKEに見えません。
国産なのでサポートも得やすいでしょうし、ローロ馬車道店でもトラブルは聞かないそうです。
tern Vektron S10
Vektron | Tern Bicycles
Vektron S10 | Tern Bicycles Japan
DAHON創設者の息子さんが創設したternにはVektron S10が有ります。
Vektronはおよそ20kgなので、輪行には体力が必要で、価格30万円超えと超高級品なので、なかなか手が出ませんよね。
Why Brompton Electric? | Brompton Bicycle
BROMPTONのe-BIKEが日本で発売されたら更に高額だと思われますが、16.6kgなので軽量な方です。
beneli ZERO N2.0
ZERO N2.0 | ベネリ 電動アシスト自転車
benelli ZERO N2.0[ホワイト] | トイファクトリーのミニベロ専門店「トイバイク」
僕は聞いたことの無かったbeneliというブランドですが、e-BIKEのラインナップは充実しています。
その中で標準的なZERO N2.0を比較対象とします。
価格はDE01と同じで安めですが、少し重く、折りたたみ時の幅が46cmも有るので輪行しにくいです。
仕様まとめ
PSF1 | DE01 | Vektron | ZERO N2.0 | |
---|---|---|---|---|
価格(税別) | 24万5,000円 | 14万8,000円 | 29万8,000円 | 14万8,000円 |
重量 | 18.3kg | 16.8kg | 19.8kg | 18.5kg |
折りたたみ時サイズ(cm) | W84xH77xD34 | W86.5xH68.5xD38.5 | W86xH65xD41 | W86×H70xD46 |
ギア | Shmano Altus 7s | Microshift 7s | Shmano Tiagra 10s | Shmano Turney 7s |
チェーンリング | 48T | 52T | 52T | 52T |
スプロケット | 12-28T | 11-28T | 11-32T | 14-28T |
タイヤサイズ | 20x1.75 | 20x1.25 | 20x2.15 | 20x1.75 |
タイヤ周長(cm) | 152 | 145 | 163 | 152 |
一漕ぎ距離(m) | 2.60-6.08 | 2.76-7.04 | 2.64-7.70 | 2.82-5.64 |
アシストモード | 3 | 1 | 5 | 4 |
バッテリー | 36V 10.5Ah | 36V 6.6Ah | 36V 8.4Ah | 36V 7.8Ah |
モーター | 250W | 250W | 250W | 250W |
最大走行距離 | 90km | 50km | 100km | 65km |
※ PSF1の折りたたみ時のサイズはD44cmというのが当初の仕様だったはずですが、後に34cmと訂正された様で、以下、コメントを一部訂正しています。
PSF1のチェーンリングとスプロケット、タイヤサイズは、BESV JAPANにメールで問い合わせた結果です。PSF1の折りたたみ形状はbirdyとよく似ていることもあり、D34cmと飛び抜けており、輪行時に邪魔になりません。
DE01のアシスト力がイマイチ分からないためPSF1と比較してみます。
PSF1の走行距離90kmはエコノミーモードの場合で、性能はPSA1と同じと思われるため、ミドルモードで74km、パワーモードでは60kmとなります。
PSF1のバッテリー容量はDE01の1.59倍なので、DE01の50kmを1.59倍すると79.5kmになりますから、DE01のアシストはPSF1のミドルモードより少し弱め程度ということになります。
それでも貧脚なうちの奥さんが、港の見える丘公園に向かう谷戸坂という、結構な勾配の坂を楽々登れていたので、十分な登坂力が有ると思います。
DE01のタイヤとフレームサイズを少しダウンさせて、更に軽いモデルが出てきてくれると、より輪行しやすくなるのですが、折りたたみ時のサイズもそこそこ小さく、最軽量で輪行しやすく、価格も一番手頃なDE01が現状のベストチョイスでしょう。