なりなり日記

Appleと折りたたみ自転車(BROMPTON / Tern Vektron S10 / BESV PSF1)の情報を中心に発信中!

2019年最新 輪行やサイクリングに向く折りたたみe-BIKEまとめ


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こんにちは、なりなりです(^ ^)

10万円台で輪行も可能な軽量折りたたみe-BIKE(電動アシスト自転車) お勧め6選 - なりなり日記

去年の夏にこの様なエントリーを書いて、


折りたたみe-BIKE(電動アシスト自転車) ULTRA LIGHT E-BIKE「TRANS MOBILLY」16インチを購入しました! - なりなり日記

TRANS MOBILLYの16インチを購入したのですが、ノーマルだとギアが軽過ぎてスピードが出ないためサイクリングには向かず


折りたたみ e-BIKE「TRANS MOBILLY 16インチ」の高速化改造を依頼しました! - なりなり日記
高速化改造すると違法になる可能性有り


【birdyとTRANS MOBILLYで行こう!】小豆島・高松輪行旅行② 寒霞渓のヒルクライムと絶景 - なりなり日記
1年経たずしてアシストの調子が悪いなど、お勧めできません。

そんなに長く乗れる期待はしておらず、数年で他にもっと良いのが出てくる前提で買ったのですが、調子悪くなるの早すぎ…


BESV初の折り畳みe-BIKE、PSF1の発売が決定! - なりなり日記
先日、注目していたBESVの折りたたみe-BIKEの発売が決まったこともあり、もう一度まとめてみます。

残念ながら、軽々輪行出来てスピードも出せるモデルは存在しないため、

  • 重量20kg以下
  • 一漕ぎ距離5m以上
  • 最大走行距離50km以上

を条件とします。

これ以上重いと輪行しないと思うし、これ以下の一漕ぎ距離ではスピードが遅過ぎて数十kmのサイクリングは辛いです。

最大走行距離は50km有れば十分です。輪行前提なので往復距離で考える必要が無いし、ミニベロで100kmも走る想定は不要です。

birdyでも100kmは走りたくない。

BESV PSF1


PSF1 | BESV JAPAN(ベスビー ジャパン) | 次世代のプレミアムe-Bike | 電動アシスト自転車

殆どのe-BIKEは普通の自転車にモーターとバッテリーを追加したデザインですが、BESVは一からe-BIKE専用に設計されていて、とてもカッコいい。

そのBESVが満を持して新発売したのがPSF1です。

折りたたみ形状もスマートですが、重量は18.3kgと意外と重いです。

Daytona DE01


お洒落なミニベロサイズの折りたたみ電動自転車 DE01シリーズ

標準グレードDE01の他に、スポーツグレードDE01S、最上級DE01Xが有りますが、DE01を代表にして比較します。

DE01シリーズはアシストが1モードと簡易的ではありますが、PSF1より10万円も安く、折りたたみサイズも小さく、少し軽いです。

バッテリーがサドル下の革の小箱に収まっていること、ハブモーターでハンドル周りにスイッチも無いため、一見するとe-BIKEに見えません。

国産なのでサポートも得やすいでしょうし、ローロ馬車道店でもトラブルは聞かないそうです。

tern Vektron S10


Vektron | Tern Bicycles
Vektron S10 | Tern Bicycles Japan

DAHON創設者の息子さんが創設したternにはVektron S10が有ります。

Vektronはおよそ20kgなので、輪行には体力が必要で、価格30万円超えと超高級品なので、なかなか手が出ませんよね。


Why Brompton Electric? | Brompton Bicycle
BROMPTONのe-BIKEが日本で発売されたら更に高額だと思われますが、16.6kgなので軽量な方です。

beneli ZERO N2.0


ZERO N2.0 | ベネリ 電動アシスト自転車
benelli ZERO N2.0[ホワイト] | トイファクトリーのミニベロ専門店「トイバイク」

僕は聞いたことの無かったbeneliというブランドですが、e-BIKEのラインナップは充実しています。

その中で標準的なZERO N2.0を比較対象とします。

価格はDE01と同じで安めですが、少し重く、折りたたみ時の幅が46cmも有るので輪行しにくいです。

仕様まとめ

PSF1 DE01 Vektron ZERO N2.0
価格(税別) 24万5,000円 14万8,000円 29万8,000円 14万8,000円
重量 18.3kg 16.8kg 19.8kg 18.5kg
折りたたみ時サイズ(cm) W84xH77xD34 W86.5xH68.5xD38.5 W86xH65xD41 W86×H70xD46
ギア Shmano Altus 7s Microshift 7s Shmano Tiagra 10s Shmano Turney 7s
チェーンリング 48T 52T 52T 52T
スプロケット 12-28T 11-28T 11-32T 14-28T
タイヤサイズ 20x1.75 20x1.25 20x2.15 20x1.75
タイヤ周長(cm) 152 145 163 152
一漕ぎ距離(m) 2.60-6.08 2.76-7.04 2.64-7.70 2.82-5.64
アシストモード 3 1 5 4
バッテリー 36V 10.5Ah 36V 6.6Ah 36V 8.4Ah 36V 7.8Ah
モーター 250W 250W 250W 250W
最大走行距離 90km 50km 100km 65km


※ PSF1の折りたたみ時のサイズはD44cmというのが当初の仕様だったはずですが、後に34cmと訂正された様で、以下、コメントを一部訂正しています。


PSF1のチェーンリングとスプロケット、タイヤサイズは、BESV JAPANにメールで問い合わせた結果です。PSF1の折りたたみ形状はbirdyとよく似ていることもあり、D34cmと飛び抜けており、輪行時に邪魔になりません。


DE01のアシスト力がイマイチ分からないためPSF1と比較してみます。

PSF1の走行距離90kmはエコノミーモードの場合で、性能はPSA1と同じと思われるため、ミドルモードで74km、パワーモードでは60kmとなります。

PSF1のバッテリー容量はDE01の1.59倍なので、DE01の50kmを1.59倍すると79.5kmになりますから、DE01のアシストはPSF1のミドルモードより少し弱め程度ということになります。

それでも貧脚なうちの奥さんが、港の見える丘公園に向かう谷戸坂という、結構な勾配の坂を楽々登れていたので、十分な登坂力が有ると思います。


DE01のタイヤとフレームサイズを少しダウンさせて、更に軽いモデルが出てきてくれると、より輪行しやすくなるのですが、折りたたみ時のサイズもそこそこ小さく、最軽量で輪行しやすく、価格も一番手頃なDE01が現状のベストチョイスでしょう。