こんにちは、なりなり@narinarissuです(^_^)
パールイズミの2016年秋冬5℃対応サイクリングジャケットとタイツを購入しました! - なりなり日記
こちらでご紹介した、先日購入したパールイズミのウェア自体が5℃対応ですから、まだ今の時期は重ね着が不要と思いますが、
- 汗冷えを防ぐため
- ウェアの余分な汗汚れを防ぐため
を兼ねて、薄手の速乾アンダーが必要だと思ったのですが、
ヒートテックを山岳ガイドが使わない理由 | IT技術者ロードバイク
先日こんな記事を見ました。
ユニクロヒートテックに使われている素材は以下の通り。
ポリエステル 34%
レーヨン 34%
アクリル 27%
ポリウレタン 5%「レーヨン」という素材に着目してほしい。このレーヨンはよくある人工繊維で植物繊維から作り出した天然素材の原料から構成されている。
レーヨン自体の特徴としては「肌触りが良く感じられる」といった利点はあるが、吸水性が高いという性質から、発汗が大量に行われると「吸水率が飽和」してしまうという欠点がある。
そして結果的に「乾くのが遅い」という特性があるのだ。この「乾くのが遅い」というのが外気温の影響で汗冷えを起こし、体温の低下につながる。
したがって3割もレーヨンが入ったユニクロのヒートテックは、特に汗を多くかくスポーツ、体温の低下が生死を分けるようなシチュエーションで使うのに適していないのだ。
え!?マジで?
今まで、ヒートテックは安物だから性能も大したことはないだろうとは思ってましたけど、まさか汗冷えの原因になるとは!!
実際検索してみると、他にも同様の記事が多数出てきました。
ヒートテックはレーヨンが発熱のキーになっているようなのですが、このレーヨンは乾きにくいので、発熱が持続するのは最初の10分とかだけで、その後は汗冷えの原因になるらしい(^-^;
確かにそんなものを登山で着るのは絶対NGだし、冬場のサイクリングでも風邪ひいちゃいます。
アンダーはパールイズミでも出していますが、種類が少ないのと、この手の素材に関しては、山のブランドの方が一枚上手投げな気がします。
ということで、山物でコスパと性能に定評のある、モンベルから選びます。
その中で、ポリエステル素材速乾アンダーウェア「ジオラインLW(ライトウェイト、一番薄いやつ)」のラウンドネックとタイツ、共にライトシルバーを購入しました。
デザイン的には普通の丸首の長Tとタイツですが薄手といっても、ヒートテックよりは厚みがある気がします。
アップにするとこんなボーダーの入ったグレーです。
サラサラのヒートテックより表面に凸凹が有るのも速乾性に貢献するのだろうか?
もう少し寒くなったら、上だけ中厚手のMWハイネックを重ね着しようかなと。
重ね着しやすいように、LWはハイネックでなく、ラウンドネックにしました。
下は薄手で大丈夫ではないかと。
シューズカバーは買いますけど。
因みに、最近は速乾ウェアとしてメリノウールも注目されていて、モンベルではメリノウール素材のスーパーメリノウールのアンダーも出しているのですが、
- ジオライン(ポリエステル)は、運動量が多く、保温より汗の速乾性を優先する場合にお勧め
- スーパーメリノウールは、運動量が少なく、速乾性より保温を優先する場合にお勧め
となっており、それぞれ、薄手、中厚手、厚手と分かれています。
ですから、サイクリングで使う場合、本気走りならジオライン、ポタリングならスーパーメリノウールですかね。
ジオラインの説明
スーパーメリノウールの説明
僕も、奥さんとのポタリングと秋冬のハイキング用を兼ねてモンベルを中心にウェアを購入検討中なのですが、アンダーは、スーパーメリノウールの中厚手か、思い切って厚手を買う予定です(^_^)
何せ、二人で走ると、奥さんはそれなりに頑張って走っていても、僕にとっては、かなりのゆっくりペースなので、汗冷えより寒さが心配なのです(^-^;
追記
サイクリングジャージとタイツの下に着る上で、ひとつ注意点が有りました。
このアンダーは、最近よく有るコンプレッション系のアンダーとは違って、ゆったり目なのです。
それに対して、サイクリングウェアの特にタイツはかなりタイトな作りです。
僕は、身長170cmの標準より少し痩せ型の体型でMサイズを購入したのですが、上はまだしも、アンダーを履いた上からサイクリングタイツを履こうとすると、アンダーがずり上がってしまって履きにくいです。
そのため、痩せ型の人は1つ下のサイズを選んだ方が良さそうですよ(^_^)