こんにちは、なりなり @narinarissu です(^ ^)
生まれて初めての寝台列車の旅、上野からカシオペアに乗って、札幌まで行ってきました(^ ^)v
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カシオペアの公式情報はこちらから。
カシオペアの外観
上野駅13番線から乗り込みます。
電気機関車EF510に引っ張ってもらいます。結構、煙臭かった気がしたので、てっきり、ディーゼルだと思っていましたが、電気機関車でした。
あれは、オイルの匂いでしょうか?
先頭の12号車は売店とラウンジが有ります。
中間の客車
最後尾のスイートです。
いやー、お金が余っていれば、乗ってみたいものです。
札幌に着いて外から見ると、道内の機関車であるディーゼル機関車DD51は二連結されていました。
D51(デゴイチ)のディーゼル版だからDD51なのかな?
機関車は、出発時、青函トンネル通過時、函館以降の道内と、二回切り替わり、進行方向も二回代わります。
青森から函館の間は、機関車はスイート客室側に連結されているので、どの様な機関車かは不明です。
客室内
僕らが乗った(泊まった)のは、ツインの2Fです。
車内に乗り込むと、すれ違うには横向きになる必要がある程の通路です。
窓が大きくて、景色が抜群です!
対面式のシートがL時型のベッドに変形します。
ベッドにするとこんな感じ。
雑で済みません(^◇^;)
TV台の下に、車両にワゴン販売が到着したことを教えてくれるメッセージ表示が有り、同時にアラームが鳴ります。
TVは、BS1とBSプレミアムのみ。
あと、ビデオが何か流れていたのと、クラッシックが流れているチャンネルが有りました。
地デジは無し。
僕らは、ほとんど、このGPS画面にしていました。
トイレ、兼、洗面台がこちら。
鏡の横に、コンセントがひとつ有ります。
シャワー
シャワーは予約が必要で、発車前からダイニング カーで受け付けています。
すぐに予約一杯になるので、よく知っている人は、荷物を持ったまま並んでいます。
僕らは、先に荷物を部屋に仕舞って(部屋はパスワードロック出来ます)、電車の外を撮影してから行きましたが、ラスト2をギリギリゲット!
10:00からと、到着1時間前ですが。
結局、僕は面倒になって使いませんでした。
奥さんが撮ってきた写真がこちら。
シャワー室を使えるのは30分で、シャワーが出るのは6分と短い!
水をそんなに積めないのでしょう。
売店・ワゴン販売
発車後暫くは、車内がゴタゴタしているので、車内では小さな自販機(かなりショボい)で300mlサイズのドリンクが購入出来るのみです。
開店前の売店。
自販機は何台か有りますが、中身が多少違う程度です。
そのため、ダイニングカーで予約しているけど食事の時間が遅い方などは、乗車前にコンビニでドリンクやスナックを購入して持ち込むことをお勧めします。
早めのダイニングや、お弁当を予約されている場合は問題無いです。
僕らは、売店が6時半に開いたので、ダッシュしてワインやスナックを購入して凌ぎました。
但し、お弁当はワゴン販売のみで、売店には置かれていませんから、車内販売でお弁当を購入しようとしている方は要注意です。
ワゴン販売は宇都宮を過ぎて、6時頃1号車から開始されましたが、僕らの10号車にたどり着いたのは7:50頃でした。
明日の朝用にサンドウィッチかお弁当を購入しようと思っていたのですが、既に売り切れでした。
但し、明日の朝7:00から、1号車と8号車スタートでワゴン販売が開始されるとのこと。
晩ご飯は、カレーであれば用意してくれるとのこと。レストランもお弁当も予約していなかった場合は、カレーで凌げます。
売店もワゴン販売も、売り子さんが目の前にいるので、撮影しにくくかったので、写真は無し。
夕方のワゴン販売は売り切れも早く、なかなか回って来ませんが、朝のワゴン販売は、台数も多く、お弁当も大丈夫そうでした。
僕らは、夕方のワゴン販売の売り子さんに、心配なら、1号車と8号車からスタートするから、待たずに買いに行くといいと言われたので、販売開始とともに、ダッシュでお弁当をゲットしましたけど(^◇^;)
売店、ワゴン販売共に、飲食物以外に、カシオペアグッズが売られていますので、気に入られたらどうぞ。
男の子などは、DD51のチョロQなど如何でしょう?
こちらは、朝のお弁当。
函館駅から積み込まれます。
ダイニングカー
僕らは、フレンチを予約してありました。今回は、旅行代理店(近ツー)に前もってお願いしておいて、カシオペアのツアー販売が始まったら連絡を貰う約束をしておきました。
JTBも同じ様な約束をしたのですが、近ツーの方が対応が良かったです。
但し、この辺りは担当者にもよるので、複数の代理店にお願いするのが良いでしょう。
個人で取るのは、なかなか大変そうで、更にダイニング カーでの食事は、競争率が高そう。
こちら、ダイニングカーです。
およそ、2人掛けが13席ほどしか有りません。
これで3回回しますから、78人分でしょうか。
メニューは、フレンチか和懐石かの二択で、僕らはフレンチを選びました。メニューは予約時に決めます。
今回のメニューはこちら。
前菜は、海の幸とグリーンアスパラムースのサラダ仕立て。
お魚は、真鯛のポワレ、二種のソース。
ソースは、バジルと、何だっけかな…
お肉は、牛フィレ肉のソテー、ボルトソース。
デザート。
あとはコーヒーか紅茶。
ハッキリ言ってコスパは悪いですが、どれもとても美味しかったし、寝台列車の食堂車での食事って、ちょっとした憧れですから、大満足です(^ ^)
旅先ではケチケチしない主義。
車窓からの眺め
早朝のラウンジからの、青森と函館の景色をいくつか。
4:30頃、青森の津軽海峡から登る朝日です。間も無く、列車は青函トンネルに入ります。
ラウンジには、景色を眺めたり、写真を撮る人たちで、いっぱいです。
出発時には、ラウンジ側に機関車が接続されていますが、青森駅で反転して、今は、スウィートルーム側に機関車が接続されています。
青函トンネルの区間のみ、方向が逆転します。
後方の眺めです。
線路は続くよ〜、ど〜こまで〜も〜
青函トンネルを抜けました!
小さな黒い丸がトンネル出口です。
トンネルに入ったのは、だいたい、4:50頃、抜けたのは5:03でした。
窓際に陣取り続けるカメラマニアとの攻防の結果、なんとか撮影(⌒-⌒; )
函館〜!函館〜!
お弁当を食べて、ひと眠りしてから再び訪れると、DD51に牽引されていました。
カシオペアまとめ
- 部屋は綺麗だし、十分寛げる
- 電車の揺れは微妙。起きている時は問題無いけど。熟睡出来る人は少ないでしょう。僕は、概ね寝れたけど、奥さんは殆ど眠れなかったらしい。
- シャワーは一部の人しか浴びられないが、季節によっては、浴びなくても問題無し。
- 食事は、食堂車は価格も競争率も高いけど、食べる価値は有り。夜の弁当は予約しないと品切れの危険有り。勿論、持ち込みは問題無い。
トータルとして、決して安くは無いけど、満足度は高いです。
既に、北斗星は定期列車が廃止されていますし、カシオペアもいつ廃止されるか分かりません。
興味の有る方は、出来るだけ早めに代理店にお願いした方が良いです。
決して、後悔はしないと思いますよ(^ ^)
僕ら夫婦は、今度は、サンライズ出雲に乗ってみようと思っています。
あちらは、売店も食堂車も無かったと思うので、全て持ち込みですけど。
おまけ
今回は、札幌に11:20頃到着した後、札幌中央卸売市場で昼ごはんと、両親に蟹のお土産を送付、大倉山ジャンプ台と併設のウィータースポーツミュージアムに行った後、小樽に向かいました。
翌日も小樽でノンビリして、日曜日の夜、千歳から羽田へという旅程です。
道内の旅としては、それほど珍しくありませんが、札幌中央卸売市場の食堂が抜群で、大倉山のジャンプ台も良かったので、簡単にご紹介。
札幌中央卸売市場の「食事処 魚屋の台所」
中央卸売市場のメインストリートに
ちょっと怪しげな看板。店は2Fだし。
奥に進むと、更に怪しくなり
2Fに上がると、怪しさ倍増!周りは、閉店の店ばかりだし(⌒-⌒; )
入り口まで行っても、常連さんが寛いでいる雰囲気。でも、安いし、悪く無いのでは?と、勇気を持って入りました。
店内の雰囲気も独特…
お任せ海鮮+ウニ丼が2,500円。
ウニ無しなら2,000円。
まあまあ、リーズナブルだけど、普通かな。と思ったのですが、食べ始めると、刺身の下から、何段も現れる刺身!
やけに時間がかかるなと思ったのですが、見た目の倍以上の刺身がてんこ盛りです!
もっと、大きな浅いどんぶりに入れたら、相当豪華に見えるのに、何故だ!
いかつい雰囲気のオヤジの方針だろうか!?
まあ、なんにせよ、中央卸売市場に来たら、是非、「食事処 魚屋の台所」へ!
ご飯は少な目なのに、お腹いっぱい、美味しい海鮮が食べられます(^ ^)