こんにちは、なりなり @narinarissu です(^ ^)
切り刻まれるソニー、「大手電機」卒業へ 平井社長退任とスマホ&テレビ撤退へ期待高まる|ビジネスジャーナル スマホ
SONYの先日の中期計画を斜め読みして僕が感じたのは、これと同じ様な感想でした。
SONYの電機メーカーとしての基盤は、出井がデタラメなイメージ戦略で体力を奪い、ストリンガーが壊滅状態に追い込み、平井がハンマーで粉々にするのかと。
しかし、全く別の見方をしている人もいました。当たり前ですが。
地味さが冴えたソニーの中期経営方針:日経ビジネスオンライン
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20150219/277761/?ST=smart
企業経営は博打ではない。成功する保証のない探索的な新規事業に恐れず取り組むソニーは、いかにも(私も含めて)ソニー好きが期待するソニーの姿である。だが、当たり外れのリスクが存在する以上、うまくいかない局面も存在するわけであり、その時に企業が持続的に存続できるかどうか、その可否を決めるのが、経営戦略である。
まあ、確かに。
厳しい言い方をすれば、これまでの数代のソニーのトップマネジメントは「やりっ放しの経営」か、もしくは「経営ごっこ」に過ぎなかった。
手厳しですが、的を射ています。
一方、今回の中期経営方針は、かつてのカンパニー制と次の2点で大きく異なる。1点目は、事業ポートフォリオの位置付けを、事業内容ではなく、事業環境によって成長牽引領域と安定収益領域に分類したことである(事業変動リスクコントロール領域という第3の枠組みも示しているが、これについては後述する)。
かつてのカンパニー制では、事業環境ではなく、事業領域(製品カテゴリー)によってカンパニーが分類され、それぞれのカンパニー内に成長牽引領域と安定収益領域を持つような構造になっていた。
僕も、今回の分社化戦略と、かつてのカンパニー制の区別が付かなくて、また元に戻るのか、迷走してるなと思っていましたが、言われてみれば違うのですね。
また、一部にエレキ売却のような話もあったが、新人事体制で、エレキの成長分野をこれまで推進してきたエンジニアの鈴木智行氏を、ビジネスの吉田憲一郎氏とともに副社長に起用したことからも、ソニーにとって、エレキはエンターテインメントや金融とともに本業の一つとして役割を担っていくのであろうと予想される。
この見方が正しいと思いたいです。
平井ソニーの最大の課題は、この2事業(テレビとモバイル)を安定収益領域に移行できるかどうかにかかっている。携帯電話もテレビも市場がなくなることはないだろう。市場規模も大きく、必ずしも市場の過半を占めなければ収益性が出ないという事業ではない。
Appleやサムスン、シャオミーとがっぷり四つで戦う必要は無いということですよね。
一端末メーカーでしかないサムスンが、Appleとマトモにやり合うのは、馬鹿だなと思っていました。
もっと上手く付き合えばいいのに。まあ、韓国人だから仕方無いか。
ちなみに、
Xperia - Wikipedia
ここで、Xperiaの発売端末種類を見ると、SONYが如何に戦略無しに馬鹿みたいに数多くのXperiaを開発してきたかが分かります。
Appleが多くても年に2種類しか開発していないのと対照的で、これでは膨大な開発費に売り上げが追いつく訳が有りません。
今年はきっちりと戦略を練って、ターゲットを絞り込んで開発して欲しいです。
日経ビジネスでの長内さんの分析が合っていることを祈りたいです。
今後出てくるSIMフリー端末の出来次第では、iPhoneからの乗り換えを検討したいです。