こんにちは、週末は山に居る確率アップ中のなりなり @narinarissu です(^ ^)
本エントリーは2014年のものです。
【2017年版】山ではdocomoが最強って本当?docomoとauのエリアマップを比較してみた - なりなり日記
こちらに、2017年の情報を掲載しましたので、こちらもご参考に!
iPhone 6 ゴールド 64GB SIMフリーを予約しました! - なりなり日記
僕は既に、SIMフリーiPhone 6の予約と一年間の分割払い手続き済みです。
次は、何処のMVNOと契約して、SoftBankからのMNPするのかを決めなくてはいけませんが、幸い、iPhone 6が届くまでには3〜4週間の猶予が有りますし、そもそも、届いたとしても、すぐにキャリアと契約しなくてはいけない訳でも無いので、じっくり考えることが出来ます。
通話料定額なんて求めてない!SIMフリーiPhone + MVNOの音声付きSIMという選択肢を本気で考えてみる - なりなり日記
こちらにも書いたように、最近は山に行くことが多いので、docomo系のMVNOの最安値で提供してくれているU-mobileで決まりと思っていたのですが…
山で使うならdocomoで決まり??
山での通信確保と都市での高速LTE通信を両立するならモバイルルーターを活用するしかない! - なりなり日記
こちらにも書いたように、山ではdocomoが最強というのが通説で、当時はモバイルルーターを活用しようなどど考えていましたが、時は流れて(早っ!)、SIMフリーiPhoneが同時発売される時代になりました。
上のエントリーでも紹介していますが、山渓オンラインの2013年の記事で
山でつながる携帯電話は? 日本百名山にある山小屋・施設にうかがいました Yamakei Online / 山と渓谷社
この様な、やっぱdocomoの圧勝という記事が出ていて
携帯電話がご利用いただける日本百名山一覧 : どこでもつながりやすく | docomo LTE Xi | NTTドコモ
docomoは、日本百名山での繋がり具合を公表しています。
日本全国で考えるとdocomo優位は揺るがないように思えます。
ところが、少し前の奥高尾の景信山山頂で、僕のSoftBank iPhoneは普通に繋がるのに、目の前にいた山ガールのdocomo iPhoneは圏外でぶータレてました!
え?ここで繋がらないのdocomoは?
と、耳を済ませて山ガール同士の会話を聞いていると、「docomoって、山で繋がらないんだよねー!使えなぁーい!」とか言ってます(^◇^;)
マジで?この山ガール達が何処の山に行ったことが有るのかは不明ですが、ちょっとショッキングな会話でした。
全国的には良くても、結局、自分がよく行く山が繋がらなければ意味無いし、山渓の記事は2012年の情報なので、少しずつ変わってるはずです。
ということで、このままdocomo系のU-mobileにして良いのか確信を持てなくなったので、僕のトレランや奥さんとのトレッキングで良く行くエリアと今後行きそうなエリアでは実際どうなのか、auとdocomoのエリアマップで比較確認してみることにしました。
auの方が良さそうで有れば、au系唯一のMVNOであるmineoにMNPすることにします。
SoftBankはMVNOが無いし、そもそも、過去に、SoftBank幹部が「山などの過疎部でのエリア展開は、docomoにお任せします」とIT関係紙のインタビューで堂々と答えたのを見ているので、僕が山から引退するまで、対象外です。
調査対象とする山を絞るのも大変なのですが、
- 奥多摩
- 大山
- 高尾
- 箱根
- 筑波山
- 上高地
- 乗鞍岳
- 木曽駒ヶ岳
- 尾瀬
このくらいで、もう、充分かな。
めんどくさいし(^◇^;)
この手の情報をエリアマップで全て判断できるのかは、auとdocomoのマップの基準も異なるため難しいのですが、実際行ってみて繋がらないことが多かったら、またMNPすれば良いというのが、SIMフリーの強みです。
幸い、ほとんどのMVNOが1年以内の解約には違約金を課していますが、その後は解約金は取られませんし。
2年に一度の1ヶ月間しか違約金を取られないタイミングが無い、三大キャリアとは大きく異なるのです。
4G LTE、3Gサービスエリアマップ | エリア:スマートフォン・携帯電話 | au
auとdocomoのエリアマップは、それぞれこちらに有ります。
auとdocomoのマップの色の意味
auはこちら。
紫が現在のLTEエリア、薄紫は今年末までにスタートするLTEエリアです。
その他は3Gエリアですが、mineoでデータ通信出来るのはLTEのみで、3Gでは電話しか出来ません。
docomoはこちら。
ピンクとオレンジが現在のLTEで、薄ピンクが3Gエリアです。
ピンクと薄ピンクが紛らわしいのは、意図的でしょうか??
奥多摩
こちらauで
こちらがdocomoです。
左上端が雲取山なのですが、奥多摩駅から向かう途中まではどちらも多少のエリアが有るものの、基本的に圏外です。
なるほど、雲取山は、色んな意味で険しいのですね^^;
他に僕の行きそうな奥多摩湖周辺や、御岳山、高水三山の惣岳山など、どちらも概ねエリアですが、docomoは基本的に3Gです。
全体的に繋がる繋がらないで言うと、やはりdocomo優位といった感じです。但し、よく言われる様に、docomoのLTEエリアはとても狭い。
大山
こちらauで
こちらがdocomoです。
docomoは3Gがピンポイントで繋がるのみで、auも南東側のみですがLTEが繋がります。
見晴らし台はSoftBankも圏外でしたが、auなら繋がるかもしれません。
高尾
こちらauで
こちらがdocomoです。
山ガールの言うように、docomoはダメです。さすがに高尾山は3G圏外ではありませんがLTE化が遅れていますし、景信山や陣馬山は完全圏外です。SoftBankすら、二つの山とも圏内なのに…
auは勿論、LTE圏内です。
何か、早くもそろそろ、auが最強に決定でしょうか??
箱根
まずは北側から
こちらauで
こちらがdocomoです。
auも明神ヶ岳と金時山の間は途切れそうですが、概ねLTE圏内です。しかし、docomoは山に入ると多くは3Gで、明神ヶ岳は完全圏外です。
ちなみに、明神ヶ岳はSoftBank圏内です…
次に南側です。
こちらauで
こちらがdocomoです。
やはり、docomoは3Gが多いですが、湖尻から芦ノ湖に沿って南下する登山道(道路の東沿い)は、3Gが多いとはいえ、何と無くdocomoの方が圏外が少ない気がします。
気がする程度ですけど(⌒-⌒; )
筑波山
こちらauで
こちらがdocomoです。
珍しく山頂までdocomoのLTEが繋がるようですが、auのLTEの方が遥かに広いです。
上高地
こちらauで
こちらがdocomoです。
さすがにどちらも殆どが圏内ですが、docomoの半分は3Gです。
乗鞍岳
こちらauで
こちらがdocomoです。
auはそれなりに繋がりそうですが、docomoはピンポイントで3Gが繋がるだけ。
木曽駒ヶ岳
ここは、エリアは狭いものの、現状はauが圏外であるのに対して、docomoは3Gとはいえ圏内です。
但し、auは12月にはLTE圏内になるので、docomo優位は後数ヶ月でおしまい。
こういうのを見ると、auが次々にエリアを拡大しているので、山ではdocomoというのは既に過去の話なのかもしれません。
尾瀬
尾瀬は見事に圏外なんですね!
SoftBank同様、鳩待峠のみが圏内なようです。ここは、両社痛み分け。
人はたくさん居るのに圏外になってるのは、尾瀬がケータイを拒んでるのか??
結論
山ガール嘘つかない!って事でしょうか??
auの圧勝!っていうほどエリアが広いわけでも有りませんが、基本的にauのエリアはLTE化されていることも含めて、今回調べたエリアでのNo.1はauのようです。
実際に行ってみてどうだったかは、そのうち実地検証しますが、mineoにMNPするのが12月の予定なので、春以降に少しずつ報告することになると思います。
何れにしても、それぞれのよく行く山によって事情が異なるので、山はdocomoという思い込みは一旦捨てて、エリアマップで比較した方が良さそうですよ(^-^)
但し…
mineoユーザーサポート|お知らせ|詳細
2014/9/19日現在、iPhone 6 / 6 Plusを含む全てのiOS 8.0インストールしたiPhoneがmineoに繋がらない事態が判明しています。
mineoが問題を解決してるれるまで、MNPは控えましょう。さすがに、僕がMNPする12月までには何とかしてくれるでしょうが。
iPhoneが繋がらないなんて、死活問題ですからね。
速攻チェック:「iPhone 6/6 Plus」「iOS 8」で格安SIMは使える? 主要MVNOまとめ【随時更新】 - ITmedia Mobile
MVNOを使っている場合は、iOSのアップデート、特に、メジャーアップデートは、慎重にした方が良さそうです。新型のiPhoneやiOSのメジャーアップデートが有れば、確実にMVNOが検証してくれますから。
これまでのように速攻アップデートしてのレビューは出来なくなりそうです。