幸いと言うか何というか、iPhone 5を予約したauから一向に連絡が来なくて待ち侘びていたところ、ビッグニュースが飛び込んできました。
SoftBankが1.7GH周波数と1万局の基地局を購入!
今日の昼頃、日経新聞がSoftBankとイーモバイル(イーアクセス)の経営統合についてリークしていたものの、「まーた、いつもの日経のガセネタだろう」と高を括っていたのですが、夕方には本当であることが分かりました!!
ソフトバンクが2012年12月15日にテザリングを前倒し&速度制限を他社レベルへ - GIGAZINE
詳細は、こちらが詳しいのでご参考に!
iPhone 5の発表以来、SoftBankとauのバトルは激しくて、孫さんはLTEのエリア展開に関しても、かなりアグレッシブな計画を提示してきましたが、僕にはその計画の根拠が見えませんでした。3G回線が圧倒的に逼迫しているSoftBankが一体どう頑張ればそんなに急速にエリアを拡大出来るのか、全く理解出来なかったのです。
その疑問が、今日のイーモバイル買収で吹き飛びました。でも、イーモバイルのLTEって1.7GHz帯だったはずで、そんな周波数帯がiPhone 5のLTEで使えるなんて聞いたことないと一瞬思ったのですが、それは単に、SoftBankはもちろん、auも持っていない周波数帯だったからなんですね。
結局、auは2.1GHz帯のみ、SoftBankは2.1GHz帯に加えて、既にエリア展開が進んでいるイーモバイルの1.7GHz帯のLTEが使えるということになったのです!!
ちなみに、イーモバイルのLTEエリアについてはこちらをご参考に!
EMOBILE LTEエリア
全国政令指定都市及び全県庁所在地人口カバー率99%人口カバー率:市町村の役場が所在する地点における通信が可能か否かを基に算出しています。下り(受信時)最大75Mbps/上り(送信時)最大25Mbpsサービスが利用可能な地域は、「EMOBILE LTE」エリアの一部エリアのみとなります。
となっており、都市部のエリア展開は、概ね済んでいるといえます。
プラチナバンドを地方のサービスエリア充実のためにに使える
とは言っても、イーモバイルなんてうちじゃあエリア外だしという方も多いでしょう。しかし、イーモバイルを手に入れたことで、SoftBankは都市部においては、残っている穴を埋めるだけですし、恐らくイーモバイルの回線はスカスカなので、3GからLTEに移行するために使おうとしていたプラチナバンドを、地方のエリア展開に使えます。
iPhone 5のLTEはプラチナバンド非対応ですが、まずは中々進まない地方部での3G強化にプラチナバンドを使ってくるのではないかと。
auが意外ともたもたしている
あとは、意外とauのLTEの地方展開が遅そうなことが分かってきたり、そもそも2.1GHzのエリアを公開しなかったりで、auも今ひとつ感が出てきています。
auにMNPした方が確実に料金は下がるのですが、一年間は「かえトクキャンペーン」で490円は割り引きですし。
悩みはテザリング
テザリングは悩みます。テザリングは特に求めていないのですが、せっかく出来るなら申し込みたい気もします。でも、まともに使ったら7GBなんてすぐに到達しそう…
ソフトバンクモバイル TOP
取り敢えず、先ほどSoftBankオンラインショップで予約しましたが、いつ入手出来るやら…
コロコロ変わりやがってー!という声も聞こえてきそうですが、状況が変わったので仕方ありませんm(_ _)m
孫さんを甘く見ていました。
auにも良さは有ります
au版「iPhone 5」で真に注目してほしいポイント--KDDI田中社長が熱弁 - CNET Japan
auもいろいろと良いところは有るみたいなので、既に決めた、あるいは手に入れた方は楽しみにしましょう!
僕も、バッテリーのもち具合の検証とかを楽しみにしていたのですけどね。iPhoneのカスタマイズなんて、SoftBankには出来無いと思いますし。とか言ってると、孫さんが何処かから技術者をヘッドハンティングしてくるかもしれませんが(⌒-⌒; )