既に報じられていますが、iOS5.0から文字入力にフリック専用入力モードが追加されました。
フリック入力専用モードにするには、iPhoneの設定→キーボード→各国のキーボード→日本語と辿って行って下さい。
何故フリック入力専用モードが無いのか?という不満は、iPhone 3G発売依頼、ずーっと持っていた不満でした。何故、簡単に出来ることを実現してくれないのか?
ガラケー入力モードを止められないと、
- あ行の連続入力がしにくい
- 同じ数字を連続して入力しにくい
という不便さが有ります。
これらをするには、一度フリックしてから指を離さずに元に戻すか、右矢印を押してカーソルを進めてやる必要が有り、一手間多かったのです。
数字なら左、上、右にフリックすることで2から4連続まで入力することも出来ますが、変換リストの一つとして表示されるので、そこから選択する一手間が有ります。
つまり、ガラケー入力モードは、フリック入力に慣れた人にとっては、邪魔以外の何者でもなかったのです。
iOS5で、フリック入力専用モードが用意されたことによって、ようやく、普通に連打するだけで、簡単に入力出来る様になったんです!
こちら、フリック専用モード。ガラケーモードで必要であったカーソル右に移動キーと、選択方向反転(あいうえお→おえういあ)が無くなって、数字モード、アルファベットモードキーが独立になります。
いやいや、良かった良かった(^ ^)
長いこと待ってたよ〜^^;
但し、
- 変換候補が常に表示される様になって、且つ、その文字が大き目なので、文字入力エリアが小さくなってしまった。
- 文字変換に限らないのですが、動きが緩慢になってしまった。
という問題が有ります。
特に、iOS5.0で全体的に動きが緩慢になっているのが残念な点です。恐らく、操作を快適にするために、いろいろとバックグラウンドで処理をしているのでしょうが、それはデュアルコアのA5プロセッサに最適化されているため、iPhone 4のA4プロセッサには荷が重いのではないでしょうか。
iPhone 4ユーザーは、この辺りを覚悟の上でアップデートする必要が有りますし、3GSユーザーはやめておいた方が良さそうです。
3GSユーザーは、アップデートするくらいならiPhone 4Sを買うか、iPhone 4の中古品を買ってアップデートした方がいいでしょう。
3GS + iOS4と比較して、iPhone 4 + iOS5の速度は、特別遅くは感じないと思いますから。