歌舞伎俳優の中村勘三郎さんが、特発性両側性感音難聴に罹って入院したというニュースを今朝聞きました。
難聴と聞くと、他人事とは思えませんが、特発性?聞いたことが有りません。しかも、両側性?両耳聞こえないということ!?
ということで、私にはお馴染みの、難病情報センター調べてみました。
難病情報センターより引用
1993年に厚生省研究班を中心に行った調査では、特発性進行性難聴の全国受療者数は推定、年間700人で、人口100万人対で5.6人でした。
1993年の全国年間受療者数推計
病名 全国受療者数 人口100万人対 突発性難聴 24,000名 192.4 特発性進行性難聴 700名 5.6
特発性難聴の30倍以上稀な病気なのですね…
難病情報センターより引用
5. この病気ではどのような症状がおきますか
すでに存在していた難聴が急に進行して、または徐々に進行した結果聞き取りに不自由を自覚して病院を受診することが多いようです。 難聴は両側同時に進行するとは限らないため、左右の難聴の程度が異なることもあります。また、進行の程度も一様ではなく、一気に高度難聴になることもあれば、徐々に段階的に進行することもあります。難聴は最終的には聾になることもあります。随判症状として耳鳴りをともなうことは稀ではありませんが、めまいを訴えることは少ないようです。めまい発作を繰り返すものは、この疾患から除外されます。難聴が両側に生じるため、コミュニケーション障害が最も深刻な問題となります。
どうやら、突発性難聴とはだいぶ違う病気のようです。
耳鳴りの辛さはよく分かりますが、私の場合は、もしもう片方の耳がおかしくなったら?という漠然とした不安が有るのですが、実際に両耳の聴力が落ちて行く恐怖は、想像出来ないです。
それに、耳鳴りも問題。周囲の音の大きさに反応して耳鳴りが大きくなったりするので、TVや舞台など、大勢の前に出るのが辛いと思います。
少しでも回復されることをお祈りしています。
突発性難聴については、こちらをご参考に。