以前、アップルストアでiTunesデータのWindowsからMacへの移行、つまり、Windowsで同期していたiPhoneをMacでの同期について質問したところ、iTunesディレクトリをコピーすれば良いということだったので、実際にやってみました。
基本的に、WindowsからMacに移行する場合には、両方のPCから同時に接続できるHDD、つまり、LANによるネットワーク接続対応のFAT32でフォーマットしたHDDを用意しておいた方がいいです。
まず、Windows PCからiTunesディレクトリをコピーするのですが、これはVistaであれば、ユーザーディレクトリの下のミュージックにあります。これをまずは、ネットワークHDDに置きます。
次に、今度はMacからネットワークHDDにアクセスして、これもユーザーディレクトリの下のミュージックに有るiTunesに上書きします。
一瞬、これで終わりかと思いきや、同期を取ると、iPhoneにインストール済みのアプリが次々と削除されていきました(^ ^;
iTunesのライブラリをみると、削除されたアプリのアイコンに!が表示されています。どうやら、iTunesストアとの同期がうまくいかなかった模様です。よくわかりませんが、同期がうまくいっていない雰囲気のアプリのアイコンを右クリックして、「情報をみる」を実行してやると!が消えました。
もう一度iPhoneの同期を取ってやると、先ほど消えたアプリがiPhoneに戻りましたが、余分なアプリがインストールされてしまっていたりなんやらで、アプリの画面レイアウトがめちゃくちゃです。
今までなら、ここでかなり滅入るところですが、iTunes9では、iTunes上で画面レイアウトが編集できるようになっています。おかげで短時間で元の状態に復帰できました。アプリを別の場面上にドラッグできるだけでなく、画面単位で順番を入れ替えることも出来ます。
ちなみに、Windows Vistaでは、iTunesの起動だけで結構な時間がかかるし、起動後も動作が相当緩慢で、あまり多くのことをやる気にはなりませんでしたが、Macでの起動は一瞬で、起動後の動きもサクサクです。ただし、同期とバックアップについては、iPhoneとの通信速度がネックになるのか、それほど劇的には高速化していませんでしたが、それでも、半分程度の時間にはなっています。
もっとも、僕の場合、iTunesのバージョンアップとWindowsからMacへの乗り換えが同時でしたから、iTunes9でのWidowsとMacの比較は出来ていませんが。
※ 以上の移行作業は、手持ちのWin、MacのPCをアップルストアに持ち込めば、Genius Barでスタッフが作業しくれるそうです。