なりなり日記

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ナビタイムは復活しないのか?


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iPhone OS 3.0でリアルタイムナビゲーションが許されたわけですし、そろそろ、ナビタイムのアプリをリニューアルしの復活を期待しています。


去年は、無料版をリリースしたものの、

  1. リアルタイムのナビゲーションが出来なかったこと
  2. 多くの機能は、独自にカード決済による月額課金としたこと
  3. ケータイ版のやっつけで出したこと


などから、多くのユーザーからボコボコにされて、恐らく、ケータイで充分に実績の有るナビタイムからすれば、ニッチのiPhoneに叩かれてまで対応したく無いということで、撤退したのだと思います。


1は、OS 3.0で解禁されました。

2の月額課金も、OS 3.0でアップルがサポートしましたし、いつもNAVI いつもNAVI に年額2800円を前払いすることを考えれば、月額200円なら文句無いでしょう。


問題は3のアプリの出来次第だと思います。
当時は、駅探エクスプレス(乗換案内)のよく出来たインターフェイスと比較して酷評されました。

でも、テキストベースで時刻表と乗換案内をするアプリと、地図を使ったルート案内をするアプリの比較はナンセンスだと思いました。

アプリの複雑さが違いすぎます。


また、去年iPhone 3Gに乗り替える前は、docomoユーザーでしたので、当時の最新機種に、ナビタイム、ゼンリンナビ、全力案内をインストールして、更に、HDDタイプのカーナビ バナソニック ストラーダと比較したことが有りました。

その時の印象は、

  • ナビタイム

地図は綺麗とは言えないが、一般道、高速道ともに、ストラーダと同じ渋滞情報が表示されて、それに基づくリルートをしてくれました。

更に、高速が大渋滞した時には、一度、下道に降りて、先のインターで乗り直すなどの賢いナビをしてくれました。これは、ストラーダを超えた機能でした。

更に、徒歩ナビ、電車+徒歩ナビ、ぐるなびと連携したぐるめ検索など、非常に高性能なものでした。

  • ゼンリンナビ

基本的にauに育てられたナビタイムに対抗して、docomo出資をバックに作られたので、パッと見の機能は、ナビタイムのパクリで、こちらのぐるめ情報は、ホットペッパーを使っていました。

地図メーカーのゼンリンらしく、地図は非常に綺麗でしたが、ナビとしての実績は、何年もauで培ってきたナビタイムには遠く及ばず、一般道の渋滞情報は表示されないところが多かったし、高速道に至っては全く表示されず。

そのせいも有って、ルート検索が不適切でしたし、高速の大渋滞にもそのまま突っ込むだけでした。

  • 全力案内

ゼンリンよりも更に後発で出てきましたが、地図はナビタイムより更に荒く、そもそもインターフェイスが二社より大きく劣り、使う気にすらなりませんでした。


というわけで、iPhoneのアプリ開発では大きく出遅れてしまったナビタイムですが、大元のルート検索エンジンやナビのノウハウの蓄積は、他の二社とは比較にならないはずです。


ケータイのナビでは、過去の渋滞情報の蓄積から、出発の推奨時刻を教えたり、ETCに対応した料金表示など、最新カーナビにも劣らない機能を提供していますから、これにiPhoneのインターフェイスを組み合わせれば、かなり良いものになるはずです。


是非ともiPhone用にインターフェイスを練り直したバージョンをリリースして頂きたいです。