UQコミニュケーションズによる、モバイルWiMAXの商用サービスが7月から始まるわけですが、ほぼ同時に、ヤマダ電機とビックカメラが、UQコミニュケーションズの回線を借りてのMVMOサービスを開始するそうです。
MVNO(Mobile Virtual Network Operator)とは、認可を得た通信回線を持っている通信会社の回線を借りて、回線を持たない会社がサービスを提供する事業者のことです。
回線を持つ会社からすると、販売網の拡大によるユーザー数の増大が、サービス会社からすると、免許を取得する必要も、インフラのための設備投資も必要無いというメリットが有ります。
ユーザーのメリットは、サービス提供会社が増えることによって、料金体系や端末などのサービスの多様化が期待できる事などでしょうか。
夏商戦で出て来る、WiMAX内蔵ノートPCとセットにして、販売に弾みをつけたいのでしょう。
http://www.tripletgate.com/yodobashi/
ヨドバシはWi-Fiサービスを展開していますが、これにWiMAXを絡めてくるでしょうね。
http://www.uqwimax.jp/service/price/
UQコミニュケーションズも、エリア不足を補うために、Wi-Fiとの連係は出来るようです。
僕的には、ノートPCとの組み合わせよりは、iPhoneとiPod touchで使える、ドックコネクタタイプの方が全然有望だと思います。
iPod touchユーザーは、ケータイを止めてiPhoneに一本化するか悩んでいる人が多いし、Wi-FiだけでなくWiMAXが加わることで、格段に通信環境が向上します。
iPhoneにもiPod touchにも、将来的にはWi-Fiと同じようにWiMAXが標準搭載されると思いますが、もう暫く先でしょうし、どちらにもWi-Fiが内蔵されているので、このタイプにはWi-Fiを内蔵させる必要が有りません。
また、加入の敷居を下げるために、月額フラット料金でなく、日割り料金が必要でしょう。一週間も使ったら、月額MAXに達して良いと思いますが。
どのみち、使い出したら、大抵の人は、月額MAXに達します。敷居を低くして、加入しやすくする事が重要なのです。iPhoneの月額料金と同じですよ。
そうは言っても、本当に短期で使いたい人もいるはずで、こういうニーズに対応出来るように、サービスの開始と停止を簡単に出来るようにすべきです。
支払いは、若年層を取り込めるように、クレジットカードだけでなく、Suicaなどのプリペイド電子マネーにも対応する。
ということて、僕の提案は、
- iPhone&iPod touch用のドックコネクタタイプの開発
- 日割り対応定額プランの追加
- サービスの開始と停止を簡単に
- 電子マネーによる支払い対応
です。如何ですかね?