なりなり日記

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グラベルロードなら林道・砂利道・ロングツーリングもバッチリ!10万円台の2016年お勧めモデルを徹底比較!


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こんにちは、なりなり@narinarissuです(^ ^)

最近、長いこと眠らせていたBD-1によく乗るようになって、ランニングよりサイクリングの方が楽しくなってきました。

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ランニングのタイムが伸びないのも理由のひとつに有りますけど、ランと比べると

  • 楽に倍以上遠いところに行ける
  • 爽快なスピード感が味わえる
  • 休憩時にそこそこご飯を食べてもOK
  • 疲労限界で走れなくなることは有っても、脚が痛くて走れなくなることは皆無なので、体力の限界まで走れる

と、かなりの運動になりつつ、楽しめるというメリットがあるうえ、分解して輪行すれば、ランと同じように帰りは電車というのも有りだからです。

特に僕の走力では、「爽快に走る」というのは、永遠に無理そうなので、走ることが楽しくなくなって来たんです(^-^;

【目次】

 

なぜグラベルロードバイクなのか

BD-1より、更に長距離を快適に走りたいと思うと、本格的なスポーツサイクルが必要になります。

過去にマウンテンバイクにスリックタイヤを履かせて走っていた経験からすると、マウンテンバイクは

  • 重い
  • アップライト(体が立った)ポジション
  • フラットハンドル

という特徴のために、スピードを出しにくく、長時間乗りにくいです。


その後、マウンテンバイクからサスペンションを外して、細いタイヤを履かせて、マウンテンバイクを山以外で乗るときのデメリットを解消した、クロスバイクというカテゴリーが生まれましたが、やはり、フラットハンドルは、長時間乗るのには向きません。

クロスバイクで走るのは100km程度まででしょうが、そのくらいなら、BD-1でもいけます。


かといって、一般のロードバイクは、要するにガチガチのスポーツカーというか、レーシングカーのようなもので、主に極細タイヤのおかげで

  • パンクしやすい
  • 衝撃に弱く、砂利道すらキツイ

というデメリットが、一般人が手を出すのを躊躇する理由であり、僕が過去に、マウンテンバイクを選んだ理由でも有ります(当時は、クロスバイクというカテゴリーも無かった)。


ここ数年盛り上ってきたグラベルロードバイクは、ロードバイクを

  • 直径はそのままに、40c程度まで太いタイヤに対応(標準タイヤが32cくらいが多い)
  • 浅いブロックタイヤ、もしくは、セミスリックタイヤ標準
  • ディスクブレーキ標準
  • 少しアップライトで楽なポジション

と、ある意味改良することで、そこそこの悪路と長距離のロードに対応できる、よく言えばロードとマウンテンバイクの良いとこ取り、悪く言えば中庸で中途半端なバイクです。


恐らく、生粋のロード乗り(ローディというらしい)には、邪道だと言われるでしょうが、僕のようなロード入門者には、とてもいいように思えます。

タイヤは、もっとロード寄りにしたいと思えば、細いものに交換可能ですから、同価格帯のロードよりも多少重いことさえ許容すれば、単なる入門用ロードバイクともとらえられます。

似たジャンルにシクロクロスという、競技用の物も有り、メーカーに依っては、グラベルロードバイクとシクロクロスバイクを兼用している場合も有ります。

グラベルロードバイク各種

グラベルロードという名称は、まだ完全に一般化されていないため、各社が用いているとは限らず、アドベンチャータイプなどと名前が違ったり、シクロクロスと共用の場合があったりします。

ここでは、明らかにシクロクロスと謳っているCannondaleのCAADXなどは対象外としました。

また、ご紹介するのは、10万円~20万円未満、基本、15万円程度までという、初心者が何とか手を出しても良いかなという価格帯の物に限り、20万円を越えるモデルしかないコルナゴなどは、対象外としました。


対象となるモデルは

メーカー モデル名 標準価格(税抜)
GIANT REVOLT 1 / 3 ¥155,000 / ¥110,000
GIANT ANYROAD 1 / 3 ¥140,000 / ¥110,000
SPECIALIZED Diverge Elite DSW ¥189,000
Bianchi ZURIGO TIAGRA 10SP ¥157,000
GT GRADE ALLOY 105 / CLARIS ¥168,000 / ¥108,000
TRECK CrossRip LTD / Elite ¥190,000 / ¥140,000
JAMIS RENEGADE EXPAT / EXILE ¥160,000 / ¥105,000
LOUIS GARNEAU LGS-HST2 ¥140,400

 

の13種類(価格は税抜き標準価格)です。


では、少しだけ細かく見ていきましょう!

GIANT(ジャイアント)

REVOLT 1(リボルト1)

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2016 Giant Bicycle [REVOLT 1]

  • 本体価格 ¥155,000
  • コンポーネント SHIMANO TIAGRA
  • ギア 2(34/48T) x 10(11-34T)
  • ギア比 1.0 - 4.36
  • フレーム アルミ
  • フォーク カーボン
  • タイヤ幅 35C
  • 重量 10.5kg
  • ディスクブレーキ 機械式
  • 補助ブレーキレバー 有り
  • 泥除け/キャリア 取り付け可

さすが、自転車界のトヨタといえる、巨人(ジャイアント)の面目躍如、上ハンドルに補助ブレーキが有るために初心者に扱いやすい上、コスパが高いです。

このモデルはギア比が低く、タイヤが太いため、グラベルよりのモデルと言えます。

太すぎると思ったら、30C未満のタイヤに履き替えればOK。


また、ディスクブレーキ(TRP SPYRE C AL 160mm)は、機械式ですが、油圧式のようなデュアルピストンのようです。

そのため、油圧式に近いブレーキフィーリングが得られると思われます。


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アキコーポレーション 自転車およびパーツ類の輸出入 グローバルベンチャーカンパニー

Spyre-160

各社ロードバイクのレバーに対応したデュアルピストン機械式ディスクブレーキです。
ローターへの負担やパッドの片べりを軽減し、制動力にも優れます。アルミ製のアームを採用することで性能はそのままにコストを抑えたモデルです。

REVOLT 3(リボルト3)

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2016 Giant Bicycle [REVOLT 3]

  • 本体価格 ¥110,000
  • コンポーネント SHIMANO CLARIS
  • ギア 3(30/39/50T) x 8(11-32T)
  • ギア比 0.94 - 4.55
  • フレーム アルミ
  • フォーク カーボン
  • タイヤ幅 35C
  • 重量 11.3kg
  • ディスクブレーキ 機械式
  • 補助ブレーキレバー 無し
  • 泥除け/キャリア 取り付け可

パーツ全般に違いはありますが、REVOLT 1のコンポーネントをCLARISにして低価格に押さえたのが、REVOLT 3です。

CLARISにした代わりに、フロントを3段にすることで、ギア比をワイドレンジ化しています。

CLARISでフロント2段にしてしまうと、16段になってしまうため、3段化するモデルが多いようです。

他社も含めて、最廉価モデルには、CLARISが搭載されているようですね。これをどう評価するか...

色もちょっと地味...

105/TIAGRAとSORA/CLARISにはパッと見で明らかな違いが有るんですね! - なりなり日記

105/TIAGRAとSORA/CLARISには、こんな違いも!


ANYROAD 1(エニーロード 1)

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2016 Giant Bicycle [ANYROAD 1]

  • 本体価格 ¥140,000
  • コンポーネント SHIMANO TIAGRA
  • ギア 2(34/50T) x 10(11-34T)
  • ギア比 1.0 - 4.55
  • フレーム アルミ
  • フォーク カーボン
  • タイヤ幅 32C
  • 重量 10.9kg
  • ディスクブレーキ 機械式
  • 補助ブレーキレバー 有り
  • 泥除け/キャリア 不明

GIANTのもうひとつのグラベルロードシリーズがANYROADです。どんな道でも走れるということか。

パーツはREVOLTと似通っていますが、フレーム形状が独特で、トップチューブが湾曲しています。この一点で却下する人も多そう。僕も悩みます。

ギア比とタイヤ幅から、REVOLTよりロード寄りになのと、明記されていませんが、恐らく、泥除けやキャリアが取り付けられるようになっていません。

REVOLTの方が、長距離をガシガシ走ることを想定しているのかな。

ANYROAD 3(エニーロード 3)

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2016 Giant Bicycle [ANYROAD 3]

  • 本体価格 ¥110,000
  • コンポーネント SHIMANO CLARIS
  • ギア 3(30/39/50T) x 8(11-32T)
  • ギア比 0.94 - 4.55
  • フレーム アルミ
  • フォーク カーボン
  • タイヤ幅 32C
  • 重量 11.3kg
  • ディスクブレーキ 機械式
  • 補助ブレーキレバー 有り
  • 泥除け/キャリア 不明

これは、ANYROAD 1のCLARIS版です。

SPECIALIZED(スペシャライズド)

Diverge Elite(ディヴァージュ エリート) DSW

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http://m.specialized.com/ja/ja/bikes/adventure/diverge/diverge-elite-dsw

  • 本体価格 ¥189,000
  • コンポーネント SHIMANO TIAGRA
  • ギア 2(34/50T) x 10(11-32T)
  • ギア比 1.06 - 4.55
  • フレーム アルミ
  • フォーク カーボン
  • タイヤ幅 30C
  • 重量 不明
  • ディスクブレーキ 機械式
  • 補助ブレーキレバー 無し
  • 泥除け/キャリア 不明

SPECIALIZEDというブランドには惹かれますが、特に尖ったところが無く、重量も不明...

TIAGRAで19万はブランド代かな?

オレンジ色は、今回紹介するなかでピカ一の派手さではあります。どうも、グラベルロードは地味地味なカラーばかりですから。

Bianchi(ビアンキ)

※Web情報更新に合わせて、掲載内容も更新しましたが、URLを見るとシクロクロスのようです。ビアンキのサイトは分かりにくい...

ZURIGO(ズーリゴ) TIAGRA 10SP

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bianchi - イタリアの自転車メーカー「Bianchi」のジャパンオフィシャルウェブサイト。

  • 本体価格 ¥157,000
  • コンポーネント SHIMANO TIAGRA
  • ギア 2(34/50T) x 10(12-28T)
  • ギア比 1.24 - 4.16
  • フレーム アルミ
  • フォーク カーボン
  • タイヤ幅 32C
  • 重量 不明
  • ディスクブレーキ 機械式
  • 補助ブレーキレバー 無し
  • 泥除け/キャリア 不明

イタリアのビアンキですが、地味なカラーリングです...他のロードも見てみると、ビアンキって、特徴的なグリーンかブラックかの、ほぼどちらかなのですね。

仕様は平均的で、ビアンキという名前以外に特徴無し。

GT(ジーティ)

GRADE(グレード) ALLOY 105

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http://www.riteway-jp.com/bicycle/gt/2016/9166600.html

  • 本体価格 ¥168,000
  • コンポーネント SHIMANO 105
  • ギア (36/52T) x 11(11-32T)
  • ギア比 1.13 - 4.73
  • フレーム アルミ
  • フォーク カーボン
  • タイヤ幅 28C
  • 重量 10.4kg
  • ディスクブレーキ 機械式 油圧式
  • 補助ブレーキレバー 無し
  • 泥除け/キャリア 取り付け可

GTでは、エンデュランス(耐久)というカテゴリーになっています。他社にもエンデュランスのカテゴリーが有りますが、通常は、ロードで長距離を楽に走るモデルのことですが、GTのエンデュランスは、オンロード、オフロード両方を走ることを想定しているので、グラベルロードとしてよいでしょう。

グラベルロードとしては、28Cという細目のタイヤと高いギア比から、今回紹介する中で、一番のロード寄りです。

GTはMTBなどのオフロードバイクがメインのメーカーですが、その中でロード寄りがエンデュランスなのでしょう。

僕としては、それほど積極的にグラベルを走る気はないので、いい選択肢のひとつです。

惜しむらくは、地味すぎるカラー(ベージュ?)と、少し高価なところ。TIAGRAにする代わりに14万にして、もう少し派手なカラーなら、これに決まりだったかも。

と思ったら、過去にはTIAGRAのグレードが有ったけど廃止された様です。売れなったから、グレードを絞ったのかな?となると、これが売れなかったら、GRADE自体が廃止の可能性も...

28Cか32Cがクロスバイクの標準のようてすね。28Cだと、グラベルを走るには心許ない気がしますが、物足りなければ35Cまで対応しているので、交換すればOK!

また、ディスクブレーキは油圧式ですが、TRP HY/RD-160というワイヤー引きタイプです。REVOLT 1と同じTRP製のひとつ上のグレードの様です。


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アキコーポレーション 自転車およびパーツ類の輸出入 グローバルベンチャーカンパニー

HY/RD-160

各社ロードバイクのレバーに対応した油圧ディスクです。キャリパー本体にマスターシリンダーを統合、放熱性に優れた鍛造アルミボディ採用。PARABOXと比べキャリパーの交換のみの作業で装着可能となりポジションを変えずに使用できます。

GRADE(グレード) CLARIS

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http://www.riteway-jp.com/bicycle/gt/2016/9166705.html

  • 本体価格 ¥108,000
  • コンポーネント SHIMANO CLARIS
  • ギア 2(34/50T) x 8(12-25T)
  • ギア比 1.36 - 4.16
  • フレーム アルミ
  • フォーク カーボン
  • タイヤ幅 28C
  • 重量 11kg
  • ディスクブレーキ 機械式
  • 補助ブレーキレバー 無し
  • 泥除け/キャリア 取り付け可

CLARIS版です。ちょっとギア比が低すぎないか?

でも、4色も展開しているので、やる気有りのようです。

TRECK(トレック)

CrossRip LTD(クロスリップ リミテッド)

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CrossRip LTD | Trek Bikes (JP)

  • 本体価格 ¥190,000
  • コンポーネント SHIMANO 105
  • ギア 2(34/50T) x 10(11-32T)
  • ギア比 1.06 - 4.55
  • フレーム アルミ
  • フォーク カーボン
  • タイヤ幅 32C
  • 重量 10.68kg
  • ディスクブレーキ 油圧式
  • 補助ブレーキレバー 有り
  • 泥除け/キャリア 取り付け可

105にしては割高に感じます。
GIANT同様に補助ブレーキ付きなのは嬉しいけど。

ブレーキは油圧式となっていますが、GT GRADE 105と同じ、TRP HY/RD-160というワイヤー引きタイプです。

CrossRip Eiite(クロスリップ エリート)

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CrossRip Elite | Trek Bikes (JP)

  • 本体価格 ¥140,000
  • コンポーネント SHIMANO SORA
  • ギア 2(34/50T) x 9(11-32T)
  • ギア比 1.06 - 4.55
  • フレーム アルミ
  • フォーク カーボン
  • タイヤ幅 32C
  • 重量 11kg
  • ディスクブレーキ 油圧式 機械式
  • 補助ブレーキレバー 有り
  • 泥除け/キャリア 取り付け可

TIAGRAより1グレード下のSORA採用モデルのEliteなら、14万と買いごろの値段です。

トレックも少し割高に感じます。トレックとスペシャライズドは高い。共にブランド代込みでしょうか。

また、真っ黒で、特にカッコ良くも無い。

でも、補助ブレーキ付きは惹かれます。


このモデルは、先日、店頭でちらっと見てて、ホイールがクイックリリースでないことが気になったのですが、これは交換してくれるらしいので、店頭で確認してみます。単に有料で交換してくれるだけかもしれません。

もう一点、このモデルは、LTDも含めて、チューブレスに対応できる(ホイールの問題)ようなので、さらにパンクに強いチューブレスタイヤに交換できます。これは魅力的です。

JAMIS(ジェイミス)

RENEGADE EXPAT(レネゲード エキスパット)

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http://www.jamis-japan.com/renegadeexpat.html

  • 本体価格 ¥160,000
  • コンポーネント SHIMANO TIAGRA
  • ギア 2(34/50T) x 10(12-30T)
  • ギア比 1.13 - 4.17
  • フレーム クロモリ(鉄)
  • フォーク カーボン
  • タイヤ幅 35C
  • 重量 10.8kg
  • ディスクブレーキ 油圧式
  • 補助ブレーキレバー 無し
  • 泥除け/キャリア 取り付け可

こちらは、35Cでギア比がREVOLT 1よりも低い、グラベル寄りのモデルです。

真っ黒でなく、ワンポイント入っているのがカッコイイ。

しかし、クロモリ...

クロモリは、アルミより柔軟性が有るためグラベル向きで、耐久性も高いという話が有ります。

そういう理由で、ジェイミスは中間グレードのEXPATをクロモリにしたのでしょう。

しかし、所詮、錆びやすい鉄です。

ずぼら、且つ、マンションのベランダ保管予定の僕には、敷居が高いです。

クロモリは無い。

RENEGADE EXILE (レネゲード エグザイル)

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http://www.jamis-japan.com/renegadeexile.html

  • 本体価格 ¥10,5000
  • コンポーネント SHIMANO CLARIS
  • ギア 2(34/50T) x 8(11-32T)
  • ギア比 1.06 - 4.55
  • フレーム アルミ
  • フォーク アルミ
  • タイヤ幅 35C
  • 重量 11.23kg
  • ディスクブレーキ 機械式
  • 補助ブレーキレバー 無し
  • 泥除け/キャリア 可

お安いCLARISモデルですが、フォークまでアルミです。グラベルを走るには、アルミは固いそうです。そのため、他のモデルでは、比較的振動がソフトに伝わるカーボンを、フォークだけでも採用しているのです。

CLARISモデルを選ぶなら、他にした方が良さそう。

LOUIS GARNEAU(ルイガノ)

LGS-HST2


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http://www.louisgarneausports.com/lgs-hst2.html

  • 本体価格 ¥140,400
  • コンポーネント SHIMANO SORA
  • ギア 2(34/50T) x 9(11-28T)
  • ギア比 1.21 - 4.55
  • フレーム クロモリ(鉄)
  • フォーク カーボン
  • タイヤ幅 25C
  • 重量 11.2kg
  • ディスクブレーキ 機械式
  • 補助ブレーキレバー 無し
  • 泥除け/キャリア 不明


カラフルなのが特徴ですが、実はルイガノだけ、ウェブの更新が遅くて、まだ2015年モデルが掲載されています。 

2016年モデルは、楽天などには出てきていて、ピンクかオレンジになってます。

更に、25Cは細いな。ロードバイクにもある太さです。

しかも、クロモリだし、無いな...


仕様比較

おおよその仕様を一覧にまとめると、以下のようになります。

メーカー モデル名 標準価格(税抜) コンポーネント ギア ギア比 フレーム フォーク タイヤ幅 重量 ブレーキ 補助ブレーキ 泥除け/キャリア
GIANT REVOLT 1 ¥155,000 TIAGRA 2(34/48T) x 10(11-34T) 1.0 - 4.36 アルミ カーボン 35C 10.5kg 機械式
GIANT REVOLT 3 ¥110,000 CLARIS 3(30/39/50T) x 8(11-32T) 0.94 - 4.55 アルミ カーボン 35C 11.3kg 機械式
GIANT ANYROAD 1 ¥140,000 TIAGRA 2(34/50T) x 10(11-34T) 1.0 - 4.55 アルミ カーボン 32C 10.9kg 機械式 不明
GIANT ANYROAD 3 ¥110,000 CLARIS 3(30/39/50T) x 8(11-32T) 0.94 - 4.55 アルミ カーボン 32C 11.3kg 機械式 不明
メーカー モデル名 標準価格(税抜) コンポーネント ギア ギア比 フレーム フォーク タイヤ幅 重量 ブレーキ 補助ブレーキ 泥除け/キャリア
SPECIALIZED Diverge Elite DSW ¥189,000 TIAGRA 2(34/50T) x 10(11-32T) 1.06 - 4.55 アルミ カーボン 30C 不明 機械式 × 不明
Bianchi ZURIGO TIAGRA 10SP ¥157,000 TIAGRA 2(34/50T) x 10(12-28T) 1.24 - 4.16 アルミ カーボン 32C 不明 機械式 × 不明
GT GRADE ALLOY 105 ¥168,000 105 2(36/52T) x 11(11-32T) 1.13 - 4.73 アルミ カーボン 28C 10.4kg 機械式 油圧式 ×
GT GRADE ALLOY CLARIS ¥108,000 CLARIS 2(34/50T) x 8(12-25T) 1.36 - 4.16 アルミ カーボン 28C 11kg 機械式 ×
メーカー モデル名 標準価格(税抜) コンポーネント ギア ギア比 フレーム フォーク タイヤ幅 重量 ブレーキ 補助ブレーキ 泥除け/キャリア
TRECK CrossRip LTD ¥190,000 105 2(34/50T) x 10(11-32T) 1.06 - 4.55 アルミ カーボン 32C 10.68 油圧式
TRECK CrossRip Elite ¥140,000 SORA 2(34/50T) x 9(11-32T) 1.06 - 4.55 アルミ カーボン 32C 11kg 油圧式 機械式
JAMIS RENEGADE EXPAT ¥160,000 TIAGRA 2(34/50T) x 10(12-30T) 1.13 - 4.17 クロモリ(鉄) カーボン 35C 10.8kg 油圧式 ×
JAMIS RENEGADE EXILE ¥105,000 CLARIS 2(34/50T) x 8(11-32T) 1.06 - 4.55 アルミ アルミ 35C 11.23kg 機械式 ×
LOUIS GARNEAU LGS-HST2 ¥140,400 SORA 2(34/50T) x 9(11-28T) 1.21 - 4.55 クロモリ(鉄) カーボン 25C 11.2kg 機械式 × 不明

 

一見して分かるように、本体価格は、ほぼSHIMANOのコンポーネントに依存しています。

10万程度はCLARIS(SHIMANOの最廉価グレード)、14万までがSORA、その上がTIAGRA、更に上が105と、コンポーネントのグレードに応じて価格が上がっていきます。

レースに出る予定は無いとはいえ(ロードの本格的なレースはディスクブレーキ不可らしい)、最廉価グレードは嫌ですし、耐久性に不安を感じるので、CLARISモデルは却下。


TIAGRAで19万するSPECIALIZEDのDiverge Elite DSWは割高だし、105で19万のTRECK CrossRip LTDもちょっと高いので却下。

室内でなく、ベランダで保管の予定なので、クロモリ(鉄)のJAMISとLOUIS GARNEAUも却下。


ということで、

  1. GIANT REVOLT 1 ¥155,000 TIAGRA
  2. GIANT ANYROAD 1 ¥140,000 TIAGRA
  3. Bianchi ZURIGO ALU ¥143,000 TIAGRA
  4. GT GRADE ALLOY 105 ¥168,000 105
  5. TRECK CrossRip Elite ¥140,000 SORA

の5モデルに絞ります。

GTは105のため少し高いですが、ギア比が高く、タイヤが細く、軽いため、高速走行寄りです。惹かれます。

TRECKはSORAの割には高いですね。

見た目、スペック、価格のバランスが良いのは、GIANTのREVOLT 1に見えます。

残念ながら、ヨーロッパ、アメリカがメインの自転車市場で、台湾のGIANTはブランド価値が低いことが、唯一のネックと言ってもいいかも。

但し、「おおー!ジャイアント買ったんだ!」と憧れの眼差しで見られることは有り得ないけど、「ジャイアントにしちゃったの?」とも言われないでしょう。

「ああ、ジャイアント、いいんじゃない。コスパが良いしね」というのが、多くの自転車乗りの感想だと思います。

そもそも、15万円クラスは、エントリーモデルですし。


一見して普通のロードともエンデュランス系のロードとも違うREVOLTとGRADE(ANYROADも違いますけど)が、グラベルロードっぽくて良さそう。

 
これから、ショップを回って、これら5モデルの実物を見てのレビューをしていく予定です。

購入するのは、これから少しずつ節約してお金を貯める予定なので、まだ少し先ですけど...

実際に買うのが2017年モデルにならないといいなぁ(^-^;


ちなみに、自転車は、購入後のメンテの問題などがあるため、なるべく近場の店舗で買った方が良いと思いますが、ネットでとなると、


Bianchi ZURIGO ALU ¥143,000が、¥144,123 (税/送料込)


GT GRADE ALLOY 105 ¥168,000が、¥153,576(税/送料込)で売られていました。


店頭でも、実売価格は、GTは安かったりするのだろうか??