こんにちは、なりなり @narinarissu です(^ ^)
「Try WiMAXレンタル」に申し込んでみました! - なりなり日記
僕の使いたい環境では、WiMAXは、常時接続として十分に機能しそうであることは分かりました。
届いた端末がWiMAX 2+とLTEのみの対応で、WiMAX非対応のため、WiMAXのノーリミットモードで使い物になるのか確認出来なかったのが残念なのですが…
早速、So-net、でなく、BIGLOBEで契約するぞ!と思ったのですが、1週間はTry WiMAXで凌げるので、ここは一度落ち着いてWiMAXやWiMAX 2+、端末の違いなどをよく確認してみることにしました。
WiMAXとWiMAX 2+の違い
まず、僕は無線のハードウェア設計技術者なので、的はずれな考察にはならないと思いますが、WiMAXの開発者ではないので、詳細を知っているわけではないことはおことわりしておきます。
WiMAXやWiMAX 2+については、ウィキペディアに詳細が記されていますが、仕様はガチガチではなく、キャリアに選択の余地が有るため、実際にUQ WiMAXがどの様に設計しているかは、UQの発表を確認する必要があります。
WiMAX 2+の下り220Mbpsに注いだ技術。そして「1Gbps」への道筋とは
こちらや、
【インタビュー】WiMAX 2+はWiMAXと「何が」違うのか? 採用された新技術とは? UQの技術トップに聞く - WiMAX Watch
こちらで、いずれも、UQの技術者のトップらしき、要海さんのインタビュー記事を見ることが出来ます。
通信速度は下りのみで上りは省略、MIMO(空間多重)などの技術用語の解説も省略して、WiMAXとWiMAX 2+の違いをまとめます。
キーワードは
- 2×2 MIMO(通常の2倍速度)
- 4×4 MIMO(4倍速度)
- キャリアアグリゲーション(2チャネル多重なので2倍速度)
です。
MIMOもキャリアアグリゲーションも、将来的にはもっと多重化が進むと思います。
興味があれば、要海さんは、少し詳しく説明してくれています。
WiMAX2技術の開発(1)WiMAX2の概要 - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)
こちらは、ちょっと技術的過ぎるかな。僕も読み飛ばしました(⌒-⌒; )
WiMAX
・無線帯域 10MHz × 3チャネル(最終的に、全て2+に移行しようとしている)
・2×2 MIMO対応
・速度制限一切無し(WiMAXに固定するモードをノーリミットモードと呼ぶ)
・通信速度 40Mbps maxだか、2チャネル分の2+への移行を進めているため、1/3の13.3Mbpsの基地局が増加中。
WiMAX 2+
・無線帯域 20MHz × 1チャネルを新たに追加
・4×4 MIMO、キャリアアグリゲーション対応
・3GB/3日を超えると速度制限(1Mbps程度)、低価格プランでは、7GB/月を超えると速度制限(128kbps)
・通信速度
110Mbps(1チャネル)
220Mbps(キャリアアグリゲーション)
220Mbps(4×4 MIMO)
※キャリアアグリゲーションには、WiMAXから移行させた20MHzの帯域を利用
※4×4 MIMO + キャリアアグリゲーションで440Mbpsも可能ですが、未対応のようです。
無線システムは、有限である無線帯域の有効活用が鍵となります。有効活用しないと、ユーザー数、特にヘビーユーザーの増加に伴って、ひとりひとりの通信速度の低下を招きます。
WiMAX 2+では、全ての基地局が、周波数利用効率を2倍にあげる4×4 MIMOに対応済みとのことです。
WiMAXが13.3Mbpsに落ちている基地局では、WiMAX 2+はキャリアアグリゲーションにも対応しており、これによって、速度が220Mbpsに上がっているため、皆さんそれぞれの実効通信速度も上がることになります。
220Mbps端末と110Mbps端末の違い
今売られている最新端末は220Mbps対応ですが、まだ売れ残っている旧端末は110Mbpsと対応が分かれます。
220Mbpsなんて必要無いと思っていましたが、110Mbpsの端末が5Mbpsしか出ないけど、220Mbps端末は4×4 MIMO対応のために10Mbps出るという事は有り得るわけて、ちょっと悩ましい…
そう遠く無い将来にWiMAXが廃止されることと、恐らく、WiMAXを使い続けるのはヘビーユーザーであることも考えると、WiMAXのノーリミットモード対応よりも、2+の220Mbps対応を優先した方がいい気がしてきました。
近々に(既に?)WiMAXは速度低下が激しくて、使い物にならなくなる気がします。
それに、
ルータープリンスの「5分で知る最近のモバイル通信&ルータ事情」:「来るべき時が、来た」――WiMAX 2+で通信速度制限始まる (1/2) - ITmedia Mobile
UQコミュニケーションズは、WiMAX 2+およびau 4G LTE向けの通信速度制限を5月29日より開始した。WiMAX 2+およびau 4G LTEでのデータ通信量が「直近3日間で3Gバイト」を超 ...
UQコミュニケーションズは、WiMAX 2+およびau 4G LTE向けの通信速度制限を5月29日より開始した。WiMAX 2+およびau 4G LTEでのデータ通信量が「直近3日間で3Gバイト」を超えた場合、通信速度が上下最大で1Mbps程度に制限される。
UQコミュニケーションズでは速度制限時の速度を「YouTubeの標準画質が閲覧できる程度の制限」になると説明。「制限なし」が大きなウリであった同社サービス向けの通信速度制限が、極端に厳しい内容にはならないことをアピールしていた。
この説明が本当であれば、速度制限がかかっても、僕の想定する使い方では特に困らないかな。1Mbpsは、最低限許せる速度です。
LTE格安SIMの200kbpsとは違います。
それに、もし、実用に耐えられない速度まで制限がかかった時は、WiMAXの終わりですよ。
存在価値が無くなるので解約します。
皆んな解約するでしょう。
契約先を再検討してみる
本当に容量無制限のモバイル通信サービスはWiMAXだけのようです(So-netに関して訂正) - なりなり日記
So-netが良いと思ったけど、やっぱりBIGLOBEだ!と書きましたが…
もう、深く考えるのは面倒なので、半年後、1年後、2年後(正確には26ヶ月後)に解約した場合の総支払額で決めてしまいます。
どのみち、今の料金体系だと、26ヶ月後には、確実に解約して、他社と契約し直しますし。
そして、ノーリミットモードのことは忘れて、2プラス ギガ放題だけを考えます。ノーリミットを考慮しないのであれば、WiMAXで7GB制限なんて無意味ですから。
外に持ち歩く気はないので、追加料金1,000円払って7GB制限のある、au 4G LTEも必要無い。
となると、端末はNECのWX01で決定!
この端末は、どこでも扱っていますし、WiMAXハイパワーにも対応していますしね。
- 契約期間と解除料(どこも同じ)
- キャッシュバック
- 微妙に異なる月額料金
この3つだけ考慮して、半年後、1年後、2年後に解約する場合の支払い総額を比較することにします。
この時点で、UQ、BIC、Broad WiMAXは候補から外れて、So-net、BIGLOBE、@niftyの三択になります。
この場合、WX01はクレードル付きで0円か1円です。
早速計算してみると
So-net
月額料金
・2〜3ヶ月目 3,695円
・4ヶ月目以降 4,180円
・25〜26ヶ月目 4,679円
ですから、
・半年間で、3,695×2 + 4,180 × 3 = 19,930円
・1年間で、3,695×2 + 4,180 × 9 = 45,010円
・2年間で、3,695×2 + 4,180 × 21 + 4,679 × 2 = 104,528円
足し算してしまうと、結構な高額ですね(^_^;)
解除料は、どこでも同じ
- 半年後、1年後 19,000円
- 2年後(正確には26ヶ月後)0円
です。
キャッシュバックは、今なら1年後に20,000円(上のリンクからの場合)
よって、総支払額は
・半年後解約 19,930 + 19,000 = 38,930円
・1年後解約 45,010 + 19,000 - 20,000 = 44,410円
・2年後解約 104,528 - 20,000 = 84,528円
BIGLOBE
月額料金
・2〜3ヶ月目 3,695円/月
・4ヶ月目以降 4,380円/月
・25〜26ヶ月目 4,880円
ですから、
・半年間で、3,695×2 + 4,380 × 3 = 20,530円
・1年間で、3,695×2 + 4,380 × 9 = 46,810円
・2年間で、3,695×2 + 4,380 × 21 + 4,800 × 2 = 109,130円
解除料は、どこでも同じ
- 半年後、1年後 19,000円
- 2年後(正確には26ヶ月後)0円
です。
キャッシュバックは、今なら1年後に18,000円
よって、総支払額は
・半年後解約 20,530 + 19,000 = 39,530円
・1年後解約 46,810 + 19,000 - 18,000 = 47,810円
・2年後解約 109,130 - 18,000 = 91,130円
@nifty
月額料金
・2〜3ヶ月目 3,670円/月
・4ヶ月目以降 4,350円/月
・25〜26ヶ月目 4,850円
ですから、
・半年間で、3,670×2 + 4,350 × 3 = 20,390円
・1年間で、3,670×2 + 4,350 × 9 = 46,490円
・2年間で、3,670×2 + 4,350 × 21 + 4,850 × 2 = 108,390円
解除料は、どこでも同じ
- 半年後、1年後 19,000円
- 2年後(正確には26ヶ月後)0円
です。
キャッシュバックは、今なら6ヶ月後(支払いは9ヶ月後)に20,100円。
よって、総支払額は
・半年後解約 20,390 + 19,000 - 20,100 = 19,290円
・1年後解約 46,490 + 19,000 - 20,100 = 45,390円
・2年後解約 109,120 - 20,100 = 89,020円