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なりなり日記

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KDDIのMVNO参入は「焦り」ではなく「ポーズ」だろう

IT全般

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こんにちは、なりなり @narinarissu です(^ ^)

KDDIの焦り 格安スマホ参入もドコモに見劣りか「画一サービスで勝てるのか」と疑問も|ビジネスジャーナル/Business Journal スマホ

こちらの記事で、先月からのKDDIの「UQモバイル」によるMVNOサービス参入を「KDDIの焦り」と分析していますが、これはちょっと違うんじゃないですかね。

  • MVNO接続料がdocomoの2倍
  • 3G LTEがdocomoやSoftBankと異なる

この2つを「ダブルデメリット」と表現していますが、これがよく分かりません。

MVNO接続料について

まず、1つ目の接続料は、まるでKDDI(au)に科せられた足かせのように書かれていますが、それは違います。

この接続料はau自身が設定したものであり、その根拠は示されていません。

少なくとも設備投資額的には、電波を長距離飛ばせる800MHz帯をメインに使っているのですから、docomoの2倍もの料金を課す根拠が分かりません。

最も、docomoの3倍の料金設定にしているSoftBankよりはマシですけど。

根拠が示されていない以上、誰が考えても憶測でしかないのですが、恐らく総務省からは、設備投資額から勘案して適切に算出するようにとの通達が出ていると思われます。

その結果が、docomo、au、SoftBankの順に安いとなれば、

  • docomoは真面目に算出して決定した
  • auは算出結果に多めの利益を上乗せした
  • SoftBankは目一杯の利益を上乗せした

と考えるのが、一般的な三社の企業イメージと合致するのではないでしょうか。

この結果デメリットを被っているのは、auではなく、KDDIの回線を使ってサービスを提供しているケイオプテイコムです。

更に、ケイオプテイコムが提供するmineoは、UQモバイルのサービス開始に伴って、料金改定を余儀なくされてしまいました。

mineoユーザーはdocomo系と同等の料金に値下げされて利益を受けたのですが。

3G LTEがdocomoやSoftBankと違う?

これは完全に間違い。そもそも、3G LTEという表現が変。これ自体は書き間違いかもしれません。

厳密にはLTEは3.9Gなのですが、一般にはLTEとLTE Advanced、Wi Max2は4Gで、それ以前の3Gと3.5Gを3Gと呼びます。

確かに3Gは、docomoとSoftBankがW-CDMA系なのに対して、auはCDMA2000系であるため、auの3Gはdocomo、SoftBankと異なっていて、今となっては不利です。

LTEは使用周波数帯が異なるものの、方式自体は各社共通です。

そのため、auは、LTE化を他社より必死に対応しているわけです。

ただまあ、今の所MVNOを使っているのはWi-Fiルーター利用者がメインで、ついで、docomo利用者が端末を持ったままdocomo系、或いは、auからau系のMVNOにMNPした人、iPhone 5/6のSIMフリーユーザーといった感じでしょう。

ですから、au系が厳しいとすれば、iOS8に対応出来ないために、iPhone 6のSIMフリーユーザーを取りこぼしていることと、SIMフリーiPhone 5ユーザーの流出でしょう。


ですが、UQモバイルも対応出来ていないことからすると、auにやる気が無いと考えるのが普通ではないですかね。

Appleがケイオプテイコムの要望に応えないのは無理が無いとしても、世界一iPhone利用率の日本の二番手キャリアであるauが要望を出せば、無視はしないのでなないでしょうか。

僕自身は、

山ではdocomoが最強って本当?docomoとauのエリアマップを比較してみた - なりなり日記

こちらに書いたように、是非、mineoを使ってみたいと思っているので、早く対応して欲しいです。

au系のMVNOにはメリットが無いのか?

なぜかmineo自身も積極的に宣伝しないのですが、mineoには、docomo系のどこも対応していない、MNP切り替えがユーザー自身がネットで行えるため、店舗に行かなくても切れ目なくMNP出来るという、大きなメリットが有ります。

docomo系では、BIC SIMなどの一部のサービスが店頭でMNPすることによって、切れ目なく切り替えられますが、自身でネットで切り替えられた方が、遥かに便利です。

そもそも、多くのMVNOは数日〜1週間程度の空白期間が生じてしまいます。


回線接続料が安い代わりにMNPを店舗にしか認めないdocomo(憶測ですけど)、接続料が高い代わりにMNP切り替えをユーザーに解放したauと見ることが出来ます。


結局、総合的にどのキャリアもMVNOに対しては消極的で、SoftBankに関しては全くやる気が無いということでしょう。

ですから、KDDIの「UQモバイル」によるMVNOサービス参入は、「焦り」などではなく、「ポーズ」なのです。

「ポーズ」で割りを喰ったケイオプテイコムは可哀想に思えます。

あからさまに「やる気の無さ」、「総務省何するものぞ」という態度を示しているように見えるSoftBankというか孫さんには、さすがと言うしかありません。