なりなり日記

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SoftBankとauのiPhone 5の料金プランとLTE対応計画を比較して、auにMNPすることにしました


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こんにちは、なりなり @narinarissu です(^ ^)

iPhone 5買おうとしていますか?
僕自身はブログでiPhoneをご紹介していることもあり、買う気満々です。

出たよiPhone 5!iPhone 4、iPhone 4Sの仕様と速攻比較! - なりなり日記

iPhone 5という端末自体は、こちらでご紹介した様に、薄く、軽く、画面は広く、処理速度は速く、高速通信規格の4G LTEに対応、5GHz Wi-Fiに対応などなど、新規も機種変も十分にお勧め出来る内容なのですが、問題は「料金プラン」がどうなったのかということと「auかSoftBankのどちらにするか」ということです。

料金プラン発表以前は、何だかんだ言っても、SoftBankはauより安く設定してくるはずと踏んでいたので、SoftBankでいいやと思っていました。

僕の場合、奥さんもiPhoneにすることになって、あちらのご家族全員がSoftBankでしたし。

そのため、昨日予約に行くことが出来た奥さんに委任状を託して、2人分の予約を済ませて貰いました。3時間半ほどかかったので、かなりご機嫌斜めですが(^_^;)

SoftBankとauの新規の料金は同一だった!

iPhone 5 のご利用料金:iPhone 5|ソフトバンクモバイル

機種代金 | 料金・割引 | iPhone 5 | au

しか〜し、実際に料金プランが発表されて見ると、新規の場合のSoftBankとauの料金は全く同じではありませんか!

新規の場合の料金その他の両社の比較表はこちら

16GB 32GB 64GB テザリング 通信制限 ネットと通話の同時使用
au 6755 円 7185 円 7615 円 有り 7GB超過で有り 不可
SoftBank 6755 円 7185 円 7615 円 有り 無し(テザリング契約すると7GB超過で有り)


何と、新規では、auもSoftBankも全く同じです!

追記

SoftBankがテザリングに対応したため修正しました。二年を超えると、それぞれ料金が変わりますが、そんな先のことは、また条件が変わると思うので、考えなくて良いでしょう。

テザリングは決め手にならないけど、7GB制限も実害は無い

テザリング(iPhone 5にPCやiPod touchからWi-Fiアクセスしてネット接続出来る機能)に興味の有る人は限られるでしょうが、7GB超えを気にする人も、そうそういないでしょう。

7GBって、テザリングで大量のデータをPCでダウンロードするとか、高画質動画を延々と見続けるとかしない限り達しないです。

自分がどの程度のデータ通信をしているかは、SoftBankのiPhoneユーザーなら、My Softbankの「ご請求内訳」で確認出来ます。

こちら、僕の8月の内訳です。
データ通信量は11,060,332パケットでした。

1パケットは128B、1KBは1024B、1MBは1024×1024B、1GBは1024×1024×1024Bなので、11,060,332 × 128 ÷ 1024 ÷ 1024 ÷ 1024 = 1.3GBとなります。

7GBは、これの5.38倍に当たります。
僕自身、動画はあまり見ないものの、ブログの更新やFacebook、Twitterとかなりのヘビーユーザーだと思いますが、2GBを超えたことは無いです。

あるいは、iPhoneの設定→一般→使用状況→モバイルデータ通信の使用状況でも確認出来ます。

これによると11ヶ月で10.4GBなので、月平均は0.94GBでしかありません。

追記

SoftBankはテザリング契約しないと無制限で、テザリング契約するとauと同じ7GBの制限が付きます。

要するに、二社とも何処かのリサーチデータを元に、テザリングをしない9x%のユーザーは7GBを越えないが、テザリングをするユーザーは7GBを超過するといった予測したということです。


050 plusとIP-Phone SMARTを徹底比較 | iPhoneユーザーはどちらかを使うべき! - なりなり日記

ネットと同時に通話したい時は、こちらでご紹介した様な、IP電話を使えば良いでしょう。

機種変更やMNPのメリット・デメリット

auの場合

機種変更の方が毎月割が不利になっていて、二年間月々390円割高!!

SoftBankの場合
  • iPhone 4 またはiPhone 4S から機種変更

古いiPhoneを家族が使う場合に、家族のホワイトプラン(i)基本使用料が2年間無になる家族無料キャンペーン

  • ソフトバンクケータイを機種変更

ホワイトプラン(i)基本使用料 1年間半額になるiPhone かいかえ割

という二つのキャンペーンが有るところから見ると、iPhone 4/4Sからの機種変更では、本人にはメリットもデメリットも有りません。

フィーチャーフォンからの機種変更では、ホワイトプラン(i)基本使用料が 1年間半額になるお得が有ります。

訂正

かいかえ割りは、iPhone 4/4SからiPhone 5への機種変も対象とのことです。ラゾーナ川崎にあるSoftBankショップで確認しました。

どちらもMNPはお得

SoftBankもauもMNPで他社から乗り換えると月々980円の基本料金が二年間無料になります。

但し、多くの人は、二年縛りの時期を考えないと、解約手数料9,975円が必要になります。
僕の様な二年縛りの無い、旧ホワイトプラン(i)の場合は気にする必要が無いのですが。
更に、MNP転出手数料が2,100円必要です。

二年縛りの時期さえ考えてMNPすれば、二年間で980×24-2,100=21,420円お得になります!
解約手数料9,975円を差し引いても、11,445円お得です!

結局
  • SoftBankは2年使ったらauに乗り換えた方がお得!
  • auは2年使ったらSoftBankに乗り換えた方がお得なばかりか、そのまま機種変すると、新規に比べて損する!!

ということです。

えー!どっちも釣った魚に餌はやらないってことですか!?
そんなことされたら、二年おきに交互に乗り換えますよ( ̄◇ ̄;)
家族割引の縛りなどで、そうそうMNPしないと踏んでいるのでしょうが…

4G LTE対応に大きな差が有る

auの次世代高速通信サービス「4G LTE」の提供開始について 〈別紙〉 | 2012年 | KDDI株式会社

「SoftBank 4G LTE」の提供開始について 〜9月21日、2.1GHz帯でFDD-LTEがスタート!〜 | ソフトバンクモバイル

auの場合
  • 通信速度

受信時最大75Mbps、送信時最大25Mbpsの高速データ通信が可能となっており、2013年には、受信時最大112.5Mbpsに高速化する予定です。

  • サービスエリア

東京23区と政令指定都市を中心に全国主要エリアから、2012/9/21にサービスを開始し、2013年3月末時点で実人口カバー率約96%まで拡大する予定です。

SoftBankの場合
  • 通信速度

受信時最大75Mbpsの高速データ通信が可能です。

  • サービスエリア

2012/9/21にサービスを開始し、2013年3月までに政令指定都市100%カバーを目指します。


と発表されています。

どちらも、iPhone 5の発売に合わせて基地局を整備してきたことは評価出来ます。

特に、auはこの半年で、先行するdocomoを凌駕しようとしています。

しかし、サービス開始当初はもちろん、半年後でもLTE対応エリアの差は歴然で、SoftBankの場合は、多くの人は、いつになったらLTEが使えるのか分からないということです。

これで、通信料金の値上げは酷い!
せめて、エリアが充実するまで、通信料金を割り引くべきでしょう。

そして、来年以降の最大通信速度にも差が出て来ます。

これらの差が何処から来るのか?

恐らく、現状のスマートフォンの普及率が最も大きく影響しているのではないでしょうか。

auは、去年のiPhone 4S発売まで、一人負けが長く続いていましたし、スマートフォンに力を入れるのがダントツに遅かったため、iPhone 4Sユーザーを除けば、ほとんどのユーザーがフィーチャーフォンを使っているので、回線(無線の周波数)が余っているのだと思います。

それに対して、大半のユーザーが大量のデータ通信を行うiPhoneを使っているSoftBankは、回線が逼迫しているはずで、SoftBankがどんなに設備投資をしようとも、周波数不足はいかんともし難いはずです。

プラチナバンドの割り当てが、あと1年早ければ、状況は違ったかもしれません。

LTEは新たな周波数帯がキャリアに割り当てられるわけでは無く、手持ちの3Gの周波数帯をLTEに切り替える必要が有るので、3G回線に余裕が無いと、LTEを増設出来ないというジレンマが有るのです。

iPhoneなんて必要無い、スマートフォンなんて必要無いという、auの的外れな思い込みが、自社のLTE網の構築を加速させるという皮肉な結果を生んだのでしょう。まあ、結果オーライ?

結論として

SoftBankのLTEエリアの狭さは致命的

SoftBank、auともに既存ユーザーを蔑ろにした方針は納得出来ないのですが、せっかくの売りであるLTEを実用的に使えるのはauの方で、SoftBankでは宝の持ち腐れというか、名ばかりのLTEのために通信費を余分に払うことになります。

7GBの制限も、ネットと通話の同時使用不可も実質的に問題有りませんし、そもそも、SoftBankはLTEがほとんど使えないので比較になりません。

SoftBank、docomoユーザーは、auにMNPすることで、圧倒的に安かったSoftBank 3GのiPhone並の通信費でiPhone 5をLTEで使えるという、お得な立場にいるということです。

SoftBankの家族割引対策は簡単

うちの奥さんはSoftBankのiPhone 5に機種変するので、二つの比較も楽しみです(^ ^)
iPhone同士なら、同じSoftBankユーザーでなくても、無料通話する手段はいろいろ有りますしね。

スピーカーフォンで良ければFaceTimeが有りますし、Skypeなどは呼び出しが弱いので、呼び出しだけ電話を使って、受けた方はSkypeで折り返すとか、SoftBankとauのiPhone同士で無料通話する方法はいくつも有ります。

SoftBankの家族割引は、家族同士の通話料が24時間無料という一点のみです。IP電話が使えるiPhoneなどのスマートフォンでは、有り難みは薄いものなのです。

というわけで、今はサヨナラSoftBank

日本でiPhoneが使えるようになったのも、Android端末が普及したのも、スマートフォンのパケット通信費がこんなに安く実現されているのも、孫さんとSoftBankによるところが大きいです。

このことには、とても感謝しています。docomoもauも、iPhone 3G登場時には、「タッチパネルは日本人に馴染まない」、「テンキーは必須だ」、「本体が大き過ぎる」、「ワンセグが無いとダメ」などなど的外れな発言のオンパレードでしたから。

でも、auがたまたま運が良かっただけとはいえ、今回のSoftBankのLTE対応は納得出来ません。

もっとも料金に関しては、こういう不満の高まりを当初から想定していて、孫さんの「やりましょう!」ツイートで、iPhone 5契約者は二年間ホワイトプラン無料が追加発表されることになっている気もしますけどね。


ということで、僕は、iPhone 3Gを発売初日に購入して以来、3GS、4、4Sとお世話になって来たSoftBankからMNPして、auのiPhone 5を購入することにしました。

これまで、東京デジタルホン(後のJ-Phone、Vodafone、SoftBank)、docomo、au、docomo、SoftBankと変えて来ましたが、再びauに戻ります。そういえば、初MNPです。

サヨナラSoftBank!また会う日まで(^^)/~~~

追記

SoftBankの下取りキャンペーンについて
下取りプログラム:キャンペーン情報 | ソフトバンクモバイル

SoftBankは、iPhone 4Sを12,000円、iPhone 4を8,000円で下取るキャンペーンを発表しています。過去に使わなくなったiPhoneを売却したことの無い方は、これはいいと思われるかもしれませんが、この下取り価格は、決して高いものでは有りません。

Sofmap.com 買取 検索結果

例えば、ソフマップでお持ちのiPhoneが最高いくらで買い取って貰えるかは、こちらで分かります。

端末の状態は?、箱は有るか?、ヘッドホンは?充電ケーブルは?と、減点法で価格は下がりますし、iPhone 5が出てiPhone 4Sの流通が増えても、最大下取り価格は下がって行きます。

まあ、それにしても、SoftBankのiPhone 4S 64Gは、現在22,000円ですから、12,000円は随分と条件が悪いです。僕は、iPhoneを買い換えるたびに古いモデルを売却してきましたが、一つ前のモデルの買取価格が12,000円なんて安い価格で買われたことは無いです。

まずは店頭で査定してもらった方が良いです。