iPhoneとAndroidユーザーの間で、チャットアプリ Beluga(無料)が人気上昇中のようです。
このアプリ、基本的にFacebookユーザーを対象としているようです。登録方法の詳細などは、別に譲りますが、注意点は、電話番号の登録時に、080-xxxx-xxxxの代わりに、+8180-xxxx-xxxxを使うことくらいでしょう。
今回の東北地方太平洋大震災で通信手段の重要性を痛感しました
まず、非常時は、固定電話や携帯電話などの回線交換タイプの電話は、全くの役立たずでした。話には聞いていましたが、これほど無力とは…
その次にメール。これは、
- 非常時は遅延が大きすぎる
- 複数のメンバーでやり取りした時に、誰が何を書き込んだのか分からなくなる
- au、FOMAが混じってると、同報先が5件までに限定される
と、問題点山積です。
※auは30件まで送信出来るとのご指摘を頂きました。そうすると、FOMAが問題なのですね。
メールも、インターネットと同じパケット通信なのに、何故にこれ程の遅延が発生してしまうのか。何れにしても、メールも駄目。
活躍したのは、Skype、Twitter、Facebookです。この時点では、Belugaは知りませんでした。
但し、Skypeは通話も出来るという利点が有りますが、バッテリー消費が大きい。
Twitterは広く情報を集めたり、広めたりには大活躍するのですが、
- リプライ、メンションでのやり取りは、フォロワーにも見えてしまう。
- ダイレクトメッセージは一体一でしか出来ない
という欠点が有ります。
結局、携帯のネットワークが使える状況では、複数の特定メンバー間で連絡を取り合うのには、Facebookが一番でした。実際、メールを使って、部下との情報共有を暫くしていましたが、途中で匙を投げて、皆をFacebookに入れさせました。
ただひとつ、Facebookには、メールやプッシュ通知を使った着信通知が有るのですが、メールは遅延でダメな事が有るし、そもそも、Facebookからのメールは今ひとつ反応が悪いです。通知も遅い。
通知が遅いのは、ウォールやメッセージを使った場合で、チャットなら早いでしょうが、そのためには相手がオンラインでなければなりません。
災害時にはガラケーというのには違和感
一部雑誌で、やっぱりガラケー(フィーチャーフォン)は
- バッテリーもちが良い
- ワンセグ見れる
- 災害時の伝言板が使える
から、非常時にはスマートフォンより良いとの記事が見受けられますが、ちょっと違うと思います。
バッテリーは、ガラケーは、普段使い道が無いから減らないのであって、今回、家族などと必死に連絡を取ろうとしたいたら、あっという間にバッテリーが無くなって行ったのを実感された方は多いのでは?
ワンセグは、震災直後は確かに必要かもと思いましたが、当日のうちにUstreamなどでの中継も始まりましたから、スマートフォンでも問題無かったです。
伝言板の対応も遅れていましたが、iPhoneは、かなり早く対応しましたし、SoftBankとdocomoのAndroidも対応済みです。auは知りません(^^;;
でもって、FacebookやTwitterの使い勝手は大きく劣りますし、Skypeはauの一部の最新機種しか対応してないです。
ということで、重要なのは、ガラケーも持つことじゃなくて、外付けバッテリーを持ち歩くことだと思います。
iPhone 4・iPad用お勧め外付けバッテリー2010/10版 - なりなり日記
お持ちでない方は、こちらをご参考に!
話を戻します。
そこで、Belugaの出番
何たって通知が速い
ユーザーが少ないからプッシュサーバーの負荷が軽いのかもしれませんが、通知が速いので、オンラインのチャットをしてるのに近い感覚です。